Kinectを利用した新たな住生活空間を体験―実証実験住宅「次世代スマート2×4 MIDEAS」見学会レポート

発表会・イベント取材
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三井ホームと日本マイクロソフトは、本日9月10日、千葉県・柏の葉キャンパスエリアにて、Kinect for Windowsで家電製品などを操作するインターフェイスが体験できた「次世代スマート2×4 MIDEAS(ミディアス)」のメディア向け見学会を実施した。

「次世代スマート2×4 MIDEAS(ミディアス)」とは、三井ホームが開発した、木の家の特徴であるCO2を蓄積する能力と、高断熱・高気密性を保持したツーバイフォー工法をベースにしたLCCM(Life Cycle Carbon Minusの略称。住宅の一生涯におけるCo2収支をマイナスにした住宅のこと)住宅だ。

今回、本実証実験住宅の見学会にて、Kinect for Windowsを利用してテレビやブラインド、照明を操作を可能する「ナチュラルユーザーインターフェイス」のデモンストレーションが行われたので、その模様をお伝えしよう。

Kinectが提唱する新しい生活スタイル

見学会の会場となったモデルハウスでは、リビングルームにKinect for Windowsと、それに連動したテレビモニターやタブレット端末が設置されていた。

操作方法は、まずはXbox 360 Kinect専用ゲームと同じ要領で手足を認識させ、その後、手を振ることで様々な家電製品のオン・オフや、カーテンやブラインドの開閉が可能になる。今回は、テレビと照明器具、そしてブラインドを使用したデモンストレーションが行われた。

なお、今回のデモンストレーションはすべて開発段階のものであり、機能やインターフェイスに関しては今後変更の可能性もあるので注意していただきたい。

まずテレビは、右手を上げると点き、左手を上げると消せるように設計されており、また腕を左右に突き出すことで音量の調節も可能になっていた。また、腕を左右に振ることでチャンネルの変更もできる。

このような一連の操作は、Xbox 360のメニュー画面をKinectで操作するときとほぼ同じものなので、普段からKinectの操作に慣れている人であれば、簡単に扱うことができるだろう。また、一度手足を認識させれば、その後は座りながらの操作も可能となっており、人それぞれの自由なスタイルでの操作が可能だ。

モニターがテレビ番組を表示している最中は、タブレット端末にKinectのインタ―フェイスが映し出される。

また照明も、右手が全灯、左手が全消に対応しており、部屋全体を照らす吹き抜け用照明だけではなく、テレビ脇に備え付けられていた間接照明なども消せるようになっていた。

そのほか、面白い機能のひとつとして、テレビで映画を見ると自動で照明が消えるなど、Kinectだけにとどまらない多彩な連携機能も紹介された。なお、映画などのコンテンツは、現在開発中の専用アプリから購入可能になるという。このアプリはKinectでの操作ではなく、タブレット端末やキーボードでの操作となっていた。

そしてブラインドも両腕のみでの操作が可能。こちらは窓の設置されたブラインド以外にも1・2階の間に設置された仕切りも操作できる。屋内にある大規模な設備を、すべて座ったまま操作できる点は大きな魅力だ。

今回の見学会では上記の3種類のデモンストレーションのみだったが、これからも開発を進め、より幅広い機器に対応していくという。例えば、浴槽の湯張りを遠隔操作したり、「暑い」「寒い」といった言葉を音声認識させて、自動でエアコンが起動したりといった機能が検討されているとのこと。今後のさらなる発表にも期待したいところだ。

なお、今回紹介したKinect for Windowsの活用した操作システムは、東京・世田谷区にある三井ホーム桜上水モデルハウスでも体験可能となっている。興味を持った人は、予約をしたうえで足を運んでみてはいかがだろうか。

モデルハウス内では、AR技術を活用した住宅内の機能説明システムや、
太陽光発電と連動したスマートフォン向けの「置くだけ充電」なども展示されていた。

※画面は開発中のものです。

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