トークにライブに朗読劇にと「WHITE ALBUM2」尽くしの3時間！アニメ化も発表された「WHITE ALBUM2 SPECIAL ENCORE」をレポート

限定版購入者から抽選で招待された東京、大阪でのライブ「WHITE ALBUM2 LIVE」に続き開催された本イベントは、水島大宙さん（北原春希役）、米澤円さん（小木曽雪菜役）、生天目仁美さん（冬馬かずさ役）、上原れなさん、津田朱里さんによるトークあり、ライブあり、朗読劇ありの内容となっていた。

イベントの冒頭を飾ったのは、上原れなさん。バンド演奏の中で「幸せな記憶」を熱唱すると、観客も徐々にライブの雰囲気に惹きこまれ、会場全体が立ち上がってサイリウムを振った。演奏が終わると、そのまま米澤さん、生天目さん、津田さん、水島さんの4人が登場し、それぞれが挨拶した。

続いて、米澤さん、生天目さんがパーソナリティを務め、インターネットラジオステーション＜音泉＞で配信されているラジオ番組「WHITE ALBUM2 同好会ラジオ」の出張版“SPECIAL ENCORE Chapter”が行われた。

ここでは、ゲストに水島さんを迎え、前もって応募していた「WHITE ALBUM2 幸せの向こう側」の印象深いセリフを出演者がキャラクターそのままに読み上げるという、このイベントだけの内容で展開。かずさは「あたしが先だった…、先だったんだ」、雪菜はドイツ語での「お元気ですか？私は今でも歌っています」、春希は「一番大切な人だけを救おうって、そう、決めたんだ」がリスナーの一番印象に残ったセリフとして紹介された。

かずさに関しては、米澤さんが「普段本音を隠しているから、それを表を出した時に女の子だなと思う」と言ったとおりの女の子らしいセリフが多かったが、その中でも水島さんがチョイスした「不倶戴天の敵になるか、………生涯の大親友になるかのどっちかだと思う」はオーディションの時にもあったセリフだったそう。

雪菜のセリフは、かずさルートでの「もう…もう大嫌い！あなたなんか、あなたなんか！嫌い嫌い嫌い……愛してる！」、「かずさが男の子だったらよかったのになあっ」など、雪菜の立ち位置ならではのセリフが多数チョイスされ、企画・シナリオを手がけた丸戸史明氏の、いい意味で生々しい魅力が出ていると話していた。

さらに、春希については「顔が好みだったからだよ！」というセリフが女性陣から不評を受けると、水島さんが顔が好みだという勇気について熱弁し、その中で冗談半分に「だって、俺中身に自信あるもん。…なーんてな」と発言すると、会場中からの喝采を浴びていた。

その後も恋愛観の話などで盛り上がったラジオ出張版が終わると、米澤さん、上原さん、津田さんによるライブパートへ。ここでは米澤さんが雪菜として作中で歌った「WHITE ALBUM」「Sound of Destiny」、津田さんが「Twinkle Snow」「愛する心」、上原さんが「優しい嘘」「After All ～綴る想い～」「closing」を順に披露。

さらに、米澤さんがこのライブのために大阪でのリハに臨んだという「深愛」、そしてライブを締めくくる「時の魔法」を歌うなど、ボリューム満点の内容となっていた。

ライブの興奮も冷めやらぬまま、続いて行われたのが丸戸氏書きおろしの脚本による朗読劇「再会と贖罪のニューイヤー」。コンサートの帰りにかずさと再会したものの、優柔不断な態度をとる春希と、春希の煮え切らない態度に怒りつつも想いが見え隠れするかずさ、電話で新年を一緒に祝おうとする雪菜を中心としたドラマが展開するも、上原さん、津田さんがエキストラとして力強く「人間のクズ」発言をするなど、ところどころに笑いが散りばめられた内容となっていた。

そんな中、雪菜から「大変だよ、春希くん！」と慌てた様子の電話が。春希が内容を聞こうとすると、かずさもビルのオーロラビジョンを見てほしいとのこと。そこで観客が会場のモニターに注目すると、そこにはなんと「WHITE ALBUM2」アニメ化決定の文字が！　その内容については速報でお届けしたとおりだが、会場はその日一番の盛り上がりに包まれた。

その後は同じく興奮した様子のキャスト陣からアニメ化が決定しての感想や、アニメの内容予想などが語られつつ、長いようで短かったイベントもいよいよフィナーレへ。米澤さんのアイドル風自己紹介や、「作品も楽曲も一緒に作っていけることが幸せ」という水島さんからの締めを経て、最後は米澤さん、上原さん、津田さんが会場と一体となって「届かない恋」を披露し、幕を閉じた。

WHITE ALBUM2 幸せの向こう側

アクアプラス

PS3パッケージ

• 発売日：2012年12月20日

• 17歳以上対象

(C)2012 AQUAPLUS

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