PS3/PS Vita「ファイナルファンタジーX/X-2 HD リマスター」高精細になったフィールドや戦闘シーンを公開―トロフィーやクロスセーブなど新要素の情報も

スクウェア・エニックスは、2013年に発売を予定しているPS3/PS Vita用ソフト「ファイナルファンタジーX/X-2 HD リマスター」において、オリジナル版にはなかった新規要素や、さまざまなフィールドのグラフィックを公開した。

PS3/PS Vitaで美しく表現された世界
「HD リマスター」での新規要素

PS3/PS Vitaで美しく表現された世界

「ファイナルファンタジーX/X-2」の舞台となるスピラには、村や都市、砂漠に川といったさまざまなエリアが存在している。本作では全エリアのマップが高精細化され、最高の舞台として物語を盛り上げてくれるぞ。HD リマスターでよりキレイになった世界の各所を紹介しよう。

ザナルカンド

海上に築かれた高度な文明を有する大都市。発達した科学力によって多くの機械や高層ビルを生み出し、夜をも明るく照らすさまから「眠らない都市」という異名を取る。ティーダがブリッツボールチーム「ザナルカンド・エイブス」のエースとして暮らす街だ。

ビサイド島

切り出した断崖に多くの樹木や花々が生い茂る、穏やかな南の島。高台の上には織物や漁業が細々と営まれる小さな村、ビサイド村がある。村の中心には「エボンの教え」を広める組織「エボン寺院」の支部、ビサイド寺院を構える。ユウナ、ワッカ、ルールーが暮らす村でもある。

ミヘン街道

シンや魔物と戦うために組織された「討伐対」の全身、「赤斬衆」を800年前に設立した英雄ミヘンが通った道。当時エボン寺院に反乱を疑われたミヘンは、釈明のためこの道を通ってベベルへ向かったという。街道には移動に便利な貸しチョコボがいるが、そのチョコボを捕食する魔物「チョコボイーター」がまれに現れるらしい。

ルカ

さまざまな物資を積んだ船が停泊する港や、ブリッツボールの大会が開かれるスタジアム、さらにはカフェやショップなどが立ち並ぶスピカで最も大きな商業都市のひとつ。大会のシーズンには、スピラ各地から多くの人が集い賑わいを見せる。

幻光河

大陸を東西に流れる広大な河。河の底にはかつて存在した機械文明の都市が沈んでいる。岸辺に咲く水中植物の幻光花には、夜になると多くの幻光虫が集い、美しい光の帯を作る。この河を渡るには、河付近に居住するハイペロ族が操る大型動物シパーフが利用される。

グアドサラム

大きな空洞に植物の根のようなものが張り巡らされた場所。亜人種であるグアド族が居住している。また、死者の魂が眠るとされる「異界」の管理もこの地で行われている。

雷平原

昼夜を問わず暗雲に覆われ、そこからは常に稲妻が降りそそぐ危険地帯。雷を避けて先に進むには、点在する避雷針の近くを通るしかない。また、所々に魔物が封印された石碑も存在する。

ビーカネル島

大陸の西にある土地の大半が砂漠に覆われた離島。人目に付かないこの土地には、エボン寺院の迫害を恐れたアルベド族が機械を駆使した要塞を築き、隠れるように暮らしている。

ガガゼト山

雪積もる霊峰。入り組んだ山間には激しい吹雪が吹き荒れる。この地に暮らす獣人種族ロンゾ族は、古来からガガゼト山を「御山」と呼び守護している。

ティーダのオーバードライブ技や召喚獣の登場シーン、ムービーシーンも！


ムービーシーン




ティーダのオーバードライブ技「エナジードレイン」敵を足場に高く跳び上がり、上空から剣に溜めたエネルギー弾を降らせる。地面に着弾したエネルギーは大爆発を起こし、敵全体にダメージを与える。




召喚獣イフリート炎の力を操る魔人。炎属性の攻撃を得意とし、炎属性で攻撃を受けた場合はその攻撃を吸収する。




召喚獣シヴァ氷の力を操る美しい女性の姿をした召喚獣。氷属性の攻撃を得意とし、氷属性の攻撃を吸収する。

「HD リマスター」での新規要素

「FFX」のゲーム内楽曲の三分の二におよぶ約60曲をリマスター＆アレンジ

2001年に発売されたオリジナル版「FFX」の楽曲を担当した浜渦正志氏など、豪華なメンバーがリマスターやアレンジを担当。原曲のイメージはそのままに、あの名曲がHD版でさらに感動的に蘇るぞ。

ミュージックディレクター、アレンジ：浜渦正志氏
ミュージックディレクター：河盛慶次氏
アレンジ：仲野順也氏／成田勤氏／野田博郷氏
一部楽曲監修：植松伸夫氏

「FFX-2」ゲーム内楽曲をサウンドトラック音源に

ゲーム中の楽曲が2003年に発売された「FFX-2 オリジナルサウンドトラック」収録音源に差し替えられている。

トロフィー機能に対応

ゲーム中にさまざまな条件を満たすことでトロフィーが入手できる。また、セーブデータをPS3とPS Vitaで相互にやり取りできるシステム「クロスセーブ機能」を使用した場合、セーブデータと一緒にトロフィーデータもPlayStation Networkに保存されるため、どちらのハードでも安心してやり込むことができる。