ガンホー・オンライン・エンターテイメントは本日8月27日、ニンテンドー3DS用ソフト「パズドラZ」に関する緊急発表会を実施し、発売日や主題歌、月刊コロコロコミックでの漫画連載に関する情報を公開した。

目次
  1. 発売日や漫画連載の情報も公開された山本大介氏のプレゼンテーション
  2. 中川翔子さんがオープニングテーマ「さかさま世界」を熱唱!
森下一喜氏
森下一喜氏

「緊急発表会」と題された今回のイベントでは、はじめにガンホー・オンライン・エンターテイメントの代表取締役社長 CEOであり、「パズドラZ」のエグゼクティブ・プロデューサーも務める森下一喜氏が、メタドラの衣装を身にまとって登場。

スマートフォンアプリとして現在までに1,800万ダウンロードを記録している「パズル&ドラゴンズ」だが、森下氏は「スマートフォンで人気が出たから3DS版を出すのではなく、2011年秋から企画は動いていました」と、開発開始時の経緯を語った。

また、ハードを3DSにした理由は、大人から子供までが安心して楽しめるゲームにしていこうと考えた結果だと話した。そのため、パズルでバトルを行うというコンセプトに変化はないものの、RPGの要素をさらに多く取り込んだという。

現在はゲームの完成に向けて最終調整を行っている段階で、森下氏自身もテストプレイに参加しているとのこと。

発売日や漫画連載の情報も公開された山本大介氏のプレゼンテーション

山本大介氏
山本大介氏

続いては、「パズドラZ」のプロデューサー・山本大介氏によるプレゼンテーションが実施された。

山本氏が本作を開発するにあたり、モンスターのアニメーションと、スマートフォン版には存在しなかったストーリーに特に注力したという。どちらも「スマートフォン版の移植と思われるのが嫌だったから」との理由で力を入れたそうで、中でもモンスターは独特の質感もしっかりと再現しているとのこと。

なお、本作の開発には1年半をかけており、山本氏も「自信作です」と、ゲームのクオリティに太鼓判を押していた。

そして、すでにこちらの記事でも紹介している通り、発売日が2013年12月12日に決定したことが山本氏から明かされた。価格はパッケージ版が4,400円、ダウンロード版が4,000円(ともに税込み)で、早期購入者特典として、「パズドラZ」のオリジナルタッチペンが数量限定で付属する。

さらにここで、オープニングアニメーションのフルバージョンが公開に。現在YouTubeの公式アカウントではダイジェストバージョンが公開されているので、こちらもぜひチェックしてほしい。

村上孝雄氏
村上孝雄氏

次に、小学館 コロコロコミック編集長の“ムラ神さま”こと村上孝雄氏が登壇し、漫画連載に関する情報の発表が行われた。「パズドラZ」の漫画は、11月15日に刊行となる月刊コロコロコミック12月号から連載が開始される。漫画の作者は「赤きエンザ」など、コロコロコミックで数々の作品を手がけてきた井上桃太氏が担当する。

また、同誌では5月号より「パズドラZ」の企画がスタートしており、7月号で体験版の読者プレゼントを実施したところ、2万通以上の応募があったという。さらに今月号の期待の新作ランキングでは、並み居る強豪を抑えて首位を獲得したそうだ。

今回の漫画連載に関して山本氏は「僕もコロコロコミックで育ってきたので、自分の作品が漫画になって、感無量です」と喜びを口にしていた。山本氏は、第1話以降の物語はまだ知らされていないそうで、これからの展開を楽しみにしている様子だった。

また村上氏は、「森下社長も『子供たちにぜひやってほしい!』と、かなり気合が入っている様子でした。私たちも、このゲームの面白さをしっかりと読者に伝えていきます」と話した。

中川翔子さんがオープニングテーマ「さかさま世界」を熱唱!

ここでスペシャルゲストとして中川翔子さんが登場し、早速本作のオープニングテーマ「さかさま世界」を披露した。オープニングムービーをバックに歌いあげると、さらに作曲を担当した伊藤賢治氏も登場し、楽曲に関するトークショウが行われた。

中川翔子さん

中川さんはスマートフォン版のよくプレイしているそうで、「さかさま世界」の話を聞いたときはとても嬉しかったと語っていた。楽曲に関しては「爽快感のあるメロディーで、サビも耳に残ります。『パズドラ』の気持良さともリンクしている印象です」と話した。また、レコーディングの際はオープニングアニメを意識した、ボーイッシュなイメージで臨んだという。

伊藤氏は「パズル&ドラゴンズ」シリーズの楽曲を制作するにあたり、パズルゲームだからと、他のゲームと違いを作るのではなく、音楽は音楽としてしっかり独立させることを意識しているそうだ。そのため「パズドラZ」の楽曲も、「パズル&ドラゴンズ」らしさは残しつつも、老若男女が親しめるようにひとつひとつ作ったという。

山本氏いわく、ゲームの楽曲を担当した人にテーマソングまでお願いすることはあまりないそうだが、伊藤氏は快く承諾してくれたと述べた。疾走感のあるメロディーと中川さんの歌声の両方に満足している様子だった。

伊藤賢治氏

中川さんは「パズドラZ」の体験版をすでにプレイしたそうで、「画面がド派手になって、モンスターもヌルヌル動くんです。どのモンスターも倒すのがもったいなくらいかわいいんですよ」と感想を話していた。

また中川さんは、スマートフォン版とスキルに変更があったことに着目。これに対して山本氏は「まだ内緒のところもあるのですが」と前置きしながらも、「色々変わっているので、楽しみにしていてください」と語った。

トークショウのラストでは山本氏が、東京ゲームショウ2013にブース出展することを発表。会場では本作の体験版「限定チャレンジ版」が配布されるほか、中川さんのライブも予定しているとのこと。詳細については、近日公開予定の特設ページにて発表していくそうだ。

最後に伊藤氏は「スマートフォン版から進化した部分が多くあるので、ユーザーさんにはぜひ楽しんでもらえたら嬉しいです。1人でも家族でも楽しめると思います」とユーザーにメッセジを送ると、中川さんも「『パズドラ』ほど幅広い層が楽しめる作品はないと思います。このゲームを遊べば人生が楽しくなるはずですし、そんな作品の主題歌を歌えて、本当に嬉しいです」と話した。

さらにスーツに着替えた森下氏が再び登壇し、「本作はどうしてもスマートフォン版と比較される部分がありますが、私たちはスマートフォン版を追い越すつもりで制作しています。発売日を発表できて、まずはホッとしていますが、これからもブラッシュアップをかけていきますので、期待してください」と語り、発表会を締めくくった。

パズドラZ

ガンホー・オンライン・エンターテイメント

3DSダウンロード

  • 発売日:2013年12月12日
  • 全年齢対象
  • ニンテンドーeショップ ダウンロード版

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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