バンダイナムコゲームスは9月22日、「東京ゲームショウ2013」において、2014年1月23日発売予定のニンテンドー3DS用ソフト「ゲームセンターCX 3丁目の有野」のステージイベントを開催した。
ステージには、「ゲームセンターCX」の顔である“有野課長”こと有野晋哉さんと、プロデューサーを務めるバンダイナムコゲームスの伊藤麻矢氏、開発ディレクターを担当するグレフの丸山博幸氏が登場。
シリーズ最大級のボリュームを誇る、「ゲームセンターCX 3丁目の有野」に収録されるゲーム内容などの情報を紹介した。
本作には15本のレトロ風ゲームが収録されているが、有野さんによると「ひょっとしたらもっと増えるかもしれません」とのこと。また伊藤氏によると、本作には1980年代をイメージした街を舞台としたストーリーも収録されており、プレイヤーは当時の雰囲気をふんだんに楽しめるそうだ。
そして丸山氏は「前2作がとても良くできていたので、その良さを引き継ぎつつ、新ジャンルのゲームにも挑戦しました」と述べた。本作にはアクションRPGなど、これまでとは趣の違ったゲームも多数収録されているという。
初回封入特典は番組スタッフが描かれたオリジナルトレカとなっており、全3種類のうち、1枚のみが入っているという。ちなみに、この3枚の中に有野さんがいるかどうかはまだ決定していないそうだ。
限定版には、過去に放送されたものの商品化されなかった幻の映像「ハロー!パックマン」「ドラゴンボール神龍の謎」を収録したDVDが同梱。さらにこちらには新作映像として、「ゲームセンターCX 有野の挑戦状2」「ゲームセンターCX3丁目の有野」に挑戦する模様も収録される。
また有野さんは「3丁目の有野」というサブタイトルについて、「何かを思わせてしまうし、(冒頭の映像の)夕日はいらなかったんじゃ…」と話し、会場の笑いを誘っていた。
ここからは現時点で完成している収録ゲームを、実際に有野さんがプレイしながら紹介することとなった。
ひと通りのプレイを終えた有野さんは、特に「登郎」が気に入ったようで、「もうちょっとやっていたかった」と話していた。
また本作には、シリーズ初となる2P同時プレイで遊べるゲームも収録されている。そこで2P同時プレイに対応している「ブレイクシュート!」を使用して、有野さんと「ゲームセンターCX」のAD・松井現さんが対戦することに。
対戦が始まると、早々に松井さんのディフェンスが総崩れしてしまい、絶体絶命のピンチに陥るものの、そこから脅威の粘りを見せ、戦いは硬直状態になる。有野さんは必殺技のパワーシュートを連発するも、最後は跳ね返ってきたボールに対応しきれず敗北する結果となった。
その後は、ゲームに収録する「課長」コールを観客から録ると、10月14日に放送される「ゲームセンターCX in PARIS」や、2014年早春公開予定の映画「ゲームセンターCX THE MOVIE」の告知も行われた。
最後に有野さんが「丸山さんのケツを叩いて、収録作品数をもっと増やそうと思います」とファンへメッセージを送り、イベントは幕を閉じた。