セガは本日11月24日、東京ジョイポリスにて、「ソニックファン感謝祭2013」を開催、3DS/Wii U用ソフト「ソニック ロストワールド」のタイムアタック決勝戦などを実施した。

目次
  1. タイムスコアの結果に開発陣も驚愕!
  2. クイズ大会にサイン会と、イベントは最後まで大盛り上がり
左から大谷智哉氏、飯塚隆氏

Wii U/3DS「ソニック ロストワールド」の発売記念として開催された本イベントでは、同作品のタイムアタック大会やクイズ大会などを行うステージイベント、さらに本イベントの開催に合わせて募集がかけられていた「ソニックイラストコンテスト」など、多彩な催しが行われた。

会場にはイベント開始前からたくさんのファンが駆けつけており、3DS版「ソニック ロストワールド」をプレイしながらイベントのスタートを待つ人の姿も。東京ジョイポリス内にあるアトラクションも盛況で、非常に盛り上がった中での開催となった。

イベントがスタートすると、「ソニック」シリーズのプロデューサー・飯塚隆氏と、「ソニック ロストワールド」のサウンドディレクター・大谷智哉氏が登場し、イラストコンテストの結果発表が行われた。

多数の応募の中から表彰されるのは、優秀賞3名と最優秀賞1名の合計4名。まずは優秀賞として、3枚のイラストが立て続けに発表された。どれも最優秀賞に相応しいレベルの作品ばかりで、飯塚氏、大谷氏は「イラストをグッズとして出したいくらい」と口を揃えて絶賛していた。

そして最優秀賞は、ヤジュさんの「祝!ロストワールド発売&メガドライブ25周年」と愛されたイラストに決定。こちらは最新作のソニックと、シリーズ初期となるメガドライブ時代のソニックが共演しているイラストで、「色使いがすごく綺麗で、スピート感もありますね」と感想を述べていた。

結果発表を終えると飯塚氏は「普段からファンの方々がイラストを送ってくれていたので、皆さんに紹介する場を作りたいと以前から思っていました。コンテストにもたくさんの力作が届きましたし、また機会があればやりたいです」と語った。

さらにここで飯塚氏は「ほかにもまだ見せたい作品がたくさんあります」と話すと、惜しくも入賞は逃したものの、クオリティの高い6作品も一挙に公開された。

タイムスコアの結果に開発陣も驚愕!

左から岸本守央氏、平林孝朗氏
左から岸本守央氏、平林孝朗氏

続いては、3DS/Wii U「ソニック ロストワールド」のディレクター・平林孝朗氏と岸本守央氏を迎え、タイムアタックの決勝戦が行われることに。こちらは事前に予選大会が行われており、そこで好結果を残した上位の人が会場で対戦をすることとなった。

まずはじめに実施された3DS版の決勝は、4人同時対戦でウィンディヒル ZONE1をもっとも早くクリアした人が優勝というルール。決勝戦に勝ち残った4人は全員若く、中には「ソニック」の大会に参加したのは今回が初めてという人もいた。

皆一様に緊張している様子だったが、いざレースが始まると真剣そのもの。レースは、予選大会1位の記録を残した女性プレイヤーのアカリさんを中心に展開。アカリさんはスタートで若干つまづいたものの、アイテムを有効に使用してすぐに追いつくと、あとは完全に独走状態。2位から4位のプレイヤーを寄せ付かない圧倒的な強さを見せて優勝を飾っていた。

アカリさんにはトロフィーのほか、3DS版のディレクター・平林氏から貴重な「ソニック・ザ・ヘッジホッグ オリジナル時計」が贈られた。平林氏はアカリさんのレース展開について、「運の要素も絡むゲームなので、抜きつ抜かれるの展開になるかと思ったのですが、圧巻でしたね」と、驚きのコメントを残していた。

続いてWii U版の決勝は、デザートルーインズ ZONE1のタイムアタックを順番に行い、よりタイムが速かった人が優勝という内容。最初に挑戦した、予選大会2位のGeno(ジェノ)さんは、事前に攻略ルートを頭に叩き込んでいたのか、完璧な走り方を見せて順調に攻略していく。結局、ゴールまで目立ったミスもなく2分33秒という好タイムでクリア。プレイの解説を務めていた、Wii U版のディレクター・岸本氏は「僕ですら知らないコースを走っていて、驚きました」と、平林氏同様、プレイの様子に息を呑んでいたようだ。

一方、予選大会首位の吉田周平さんは、予選とは違うステージだったためか思わぬ大苦戦を強いられる。先にプレイしたGenoさんのタイムがプレッシャーになったのか、思い通りのプレイが出来る、健闘むなしくタイムアップとなってしまった。

この結果、Genoさんが見事に優勝を獲得。Genoさんにはトロフィーと「ソニック・ザ・ヘッジホッグ スタチュー モダンver.」が授与された。

岡田峰行氏(写真中央)
岡田峰行氏(写真中央)

これでタイムアタックは終了…と思いきや、なんとソニックチームの岡田峰行氏が登場し、Genoさんにタイムアタックの挑戦を叩きつけてきたのだ。突然の乱入ではあったものの、Genoさんは快く承諾すると、早速対戦をすることに。

こちらの結果は、決勝戦とはステージ構成が違うハンデをものともせず、Genoさんが圧勝する形に。あえなく負けてしまった岡田氏は「お前がNo.1だ!」と賛辞を送っていた。

クイズ大会にサイン会と、イベントは最後まで大盛り上がり

イベントのラストでは、飯塚氏と大谷氏が司会となり、「ソニック ロストワールド」に関するクイズ大会が開催された。クイズは「ソニックたちが不時着した「幻の大地」の名前は何というでしょう?」「エッグマンが六鬼衆を支配するために利用していた、六鬼衆の弱みとは何でしょう?」といった、ゲームをプレイしている人なら比較的分かりやすいものから、「会場内に流れたBGMはどのステージで使われている?」といった難問までさまざま。

しかし、参加者はどの問題にもすぐさま手を挙げており、熟練のプレイヤーばかりが訪れていたことを改めて実感させられた。

最後に飯塚氏は「タイムアタックを見ていた、アクションゲームをみんなで見て盛り上がるのはやはり楽しいと感じました」と振り返ると、大谷氏は来週発売となるサウンドトラックに言及。「サウンドトラックには3DS版、Wii U版の全曲と、それぞれの解説もついています。盛りだくさんのないようなので、ぜひ皆さん買ってください」とコメントを残し、ファン感謝祭は終了となった。

イベント終了後は、ジョイポリス内の別会場で飯塚氏、大谷氏の再開が開催。こちらにも多くのファンが駆けつけ、最後まで楽しんでいる様子だった。

ソニック ロストワールド

セガ

WiiUパッケージ

  • 発売日:2013年10月24日
  • 全年齢対象
ソニック ロストワールド

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3DSパッケージ

  • 発売日:2013年10月24日
  • 全年齢対象
ソニック ロストワールド

ソニック ロストワールド

セガ

WiiUダウンロード

  • 発売日:2013年10月24日
  • 全年齢対象
  • ニンテンドーeショップ ダウンロード版

ソニック ロストワールド

セガ

3DSダウンロード

  • 発売日:2013年10月24日
  • 全年齢対象
  • ニンテンドーeショップ ダウンロード版

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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