プレイヤーが創造する新時代!PC版「信長の野望・創造」シナリオ「清須会議」のプレイインプレッションをお届け

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コーエーテクモゲームスが2013年12月12日に発売を予定しているPS3/PC用ソフト「信長の野望・創造」。注目のシナリオ「清須会議」のプレイインプレッションをお届けする。

発売が間近に迫る「信長の野望・創造」は、1983年3月30日に発売された1作目「信長の野望」から30周年を記念する最新作で、「新時代の創造」がコンセプトに掲げられている。

シリーズで初めて採用された「戦国伝」や迫力のある「会戦」、さらにシリーズ最多となる300以上の城が登場するなど、注目ポイントも多い。今回、そんな本作のPC版を一足先にプレイすることができたので、インプレッションをお届けする。

ゲームの基本的な流れをチュートリアルで学ぼう!

まずは、ゲームの基本的な流れを学ぶことができるチュートリアルをプレイした。チュートリアルでは、木下秀吉と平手政秀による掛け合いを楽しみながら、20~30分程度で内政から合戦までを学ぶことができる。

チュートリアルを終えれば、スムーズに本編を楽しめるようになっているはずだ。ここで学べること以外にもたくさんの要素が用意されているので、それらはプレイしながら覚えると良いだろう。

舞台は尾張国・那古野城 秀吉と政秀の掛け合いによってゲームの進行を学ぶ
実戦しながら内政コマンドを習得できる
収支報告も重要だ
最後の合戦では末森城を攻め落とすことに

「清須会議」を含む5つの史実シナリオが選択可能

ゲームの基本的な流れが学べる「チュートリアル」のほか、「家督相続」「桶狭間の戦い」「信長包囲網」「夢幻の如く」「清須会議」の5つの史実シナリオが収録されている。

この中でも、上映中の映画「清須会議」とタイアップした同名のシナリオに注目したい。1582年に織田信長が本能寺で討たれた後、羽柴秀吉と柴田勝家ら4人が清州城に集まり、織田家の今後について議論した「清須会議」。信長が不在となった日本を舞台に、各大名の思惑が交錯する乱世を楽しむことができるぞ。

シナリオ「清須会議」をプレイ

今回「清須会議」をプレイする際、勢力は「羽柴秀吉」を選択した。シナリオ設定では、従来作と同様に、難易度や登録武将の有無などを設定できる。また、本作では「戦国伝」というシリーズ初の「フリークエストシステム」が採用されており、小さな目標を達成しながら大名の生涯を追体験できる。

シナリオは、家臣たちがお互いの様子をうかがうなか、織田家の後継者を決めるべく重臣らが清州城に集まったところから開始する。本作では、武将たちのドラマティックなやりとりを美しいイラストで描いており、ドラマのように物語が繰り広げられていく点にも注目したい。

開始早々に戦国伝「賤ヶ岳の戦い」が発生。戦国伝を進めるかどうか選択を求められるので、進めてみることにした。達成条件は、雑賀城と岐阜城を支配下に置くことだ。達成できれば歴史イベントが発生するほか、秀吉が特性「鬼」を修得できる。

マップは、日本全体が見渡せる視点から城や町並みが確認できる視点までをシームレスに変更可能で、各大名が部隊をどのように動かしているのか見ているだけでも楽しい。

日本列島全体が見渡せる視点 拡大すれば城下町の様子まで見える

内政:自由に開発できる城下町で各城に個性を持たせることが可能に

城や城下町にカーソルをあわせれば、各種情報を閲覧できる

内政は、「開発」「政策」「取引」の3種類。「開発」は、城下町の石高・商業・兵舎を発展させることができる。「政策」は、毎月費用がかかるが楽市楽座や検地といった政策を実施することができる。政策には利点だけでなく、欠点も設定されているので、勢力の状況に合わせて選択したい。

勢力、武将、政策にはそれぞれ主義「創造」「中道」「保守」が設定されており、主義が一致していると忠誠などの値が向上する。主義の一致する大名は信頼を獲得しやすいので、近隣の大名の主義にも注意を払おう。「普請」や「建設」コマンドで創造性が変化する施設を建設すれば、主義を変化させることもできるので、勢力の主義に統一したいところだ。「取引」は、兵糧や家宝を取引できる。

開発の指示は、マップ上にアイコン表示されるので一目瞭然だ。城の数が増え、指示が億劫になってしまった場合は、推奨命令を押すだけでおすすめの指示を設定してくれる。

直感的に操作できる開発画面 政策選択は主義に注意しよう
城の横に表示されるアイコンで指示の有無がわかる 地味だが重要な取引

本城で行える普請では、「建設」や「拡張」などを行うことができる。建設は、城下町の区画に施設を建設でき、施設はツリーで表示され、直感的に選択可能だ。「拡張」で区画を増やし発展させると、町並みも変化するぞ。本作では、支城の築城も可能となっているので、支配域が広がったら敵勢力との境界に築城するのもいいだろう。

区画をどんどん拡張しよう 施設を建設すれば国力増強につながるぞ

「整備」では、要所を結ぶ街道を最大5段階まで太くできる。整備することで行軍速度が上昇するほか、拠点に接した街道を3段階まで整備すると拠点の人口が増えやすくなるといったメリットがあるので、自勢力内の街道は積極的に整備したい。

街道の太さはマップ上に数字で表示されるのでわかりやすい

会戦:戦場での駆け引きを演出が盛り上げる

内政を指示したところで、戦国伝を達成するため雑賀城を攻めてみた。出陣メニューでは、出陣を命じることが可能な城がグラフィカルに表示され、城の上に表示された軍配団扇のアイコンをクリックすれば、武将や兵数を設定できる。

今回は鈴木佐大夫が軍を率いて迎え撃って来たため、会戦に突入。会戦は、部隊同士が交戦している際に選択できる項目で、部隊に細かい指示を出しながら戦闘を進められる。

通常、交戦時は自動戦闘となるのだが、会戦画面に切り替えて自ら指揮を執ることもでき、戦況が不利な状況でもプレイヤーの腕次第で逆転することが可能だ。

会戦画面では、上部に兵数を表したゲージが表示され、ゼロになると部隊が全滅となる。左下には、陣形の変更と前後の移動、さらに「斉射」と「突撃」を命じる命令ボタンが表示される。

会戦中もカットインが入るなど臨場感溢れる演出が
盛り上げてくれる
戦況に応じて陣形を変更しよう

陣形は、突撃重視の「魚鱗」、移動重視の「横陣」、斉射重視の「鶴翼」の3種類が用意されている。会戦中のコマンドは兵数ゲージ下に表示される采配ゲージを消費することで命じることができる。「斉射」を行い敵を混乱させ、そこに「突撃」するといった流れが決まれば、戦闘を有利に進められるだろう。

なお、会戦中もゲーム内の時間は進んでおり、部隊の移動や評定などが発生しているので、会戦に夢中になっていると大局を見失ってしまうこともあるので注意が必要だ。

会戦では力押しで蹴散らすことができた

合戦:包囲中も気が抜けない拠点攻め

敵の拠点まで辿り着くことができれば拠点の包囲がはじまり、拠点の上に表示される士気ゲージがゼロになれば落城となる。会戦の勢いのまま拠点「雑賀城」を包囲したのだが、兵数不足により包囲不完全になってしまった。拠点の耐久に対して兵数が不足していると、このように包囲不完全となり、士気ゲージを減らすことができない。包囲不完全になってしまった場合は、援軍を呼び包囲を固めよう。

ただし、包囲不完全であっても、兵を犠牲に力攻めを行う「強攻」や、城下を焼き払う「焼討」といったコマンドを使用すれば耐久を減らすことが可能だ。敵の援軍が接近している場合など、時間に限りがあるときは使っていこう。

また、包囲中に敵の部隊の横槍が入らないよう周りの街道を味方の部隊で塞ぐなど、周囲にも注意を払い万全の体制で臨みたい。

「雑賀城」の耐久を「強攻」や「焼討」を駆使しながら削り、さらに包囲部隊の兵糧が不足していたので、近隣の城の部隊も派兵しつつ、なんとか落城させることができた。残る岐阜城も落城させると戦国伝が更新され、達成条件に「柴田家を滅ぼす」が加わった。

兵の損失覚悟の強攻 民忠と発展度を低下させる焼討
雑賀城をなんとか落城
岐阜城はスムーズに落城させることができた

今度は柴田家の拠点を目指し、日本海側を北上、柴田家を七尾城まで追い込み滅ぼすことに成功したところで、次なる戦国伝「大坂城築城」が発生する。

柴田家を滅ぼすことに成功
戦国伝「大坂城築城」が発生

このように戦国伝のクリアを目指してプレイすれば、大名になったつもりで楽しむことができる。大名ごとにさまざまな戦国伝が用意されているので、ぜひ大名になったつもりで楽しんでいただきたい。

もちろん姫も登場 おなじみの一揆イベント
プレイ中も歴史は刻々と変化している

プレイヤーの手で創造する新しい戦国時代

今回のプレイでは、リアルタイムに変化する戦国世界で、歴史を動かしていると実感できる高い没入感と緊張感を得ることができた。これまではゲーム速度を早くしていたことも多い筆者だが、本作ではゲームの進行を一時停止することもあったほどだ。

戦国伝により歴史の大きな流れを感じつつ、一人の大名として戦国時代を堪能できる作品に仕上がっていると感じることができた。ぜひ、本作で自分だけの戦国時代を創造してみてほしい。

※画面は開発中のものです。

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