マーベラスAQLは、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが発売中のニンテンドー3DS用ソフト「パズドラZ」からスピンオフしたキッズ向けアミューズメントマシン「パズドラZ テイマーバトル」を2014年夏より展開すると発表した。

本日発表された「パズドラZ テイマーバトル」は、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが2013年12月に発売したニンテンドー3DS用ソフト「パズドラZ」の世界観から派生したカードゲームマシンだ。タッチモニターやプリンターを搭載、新要素「Zボーナス」でモンスターの成長が楽しめる。ここでは、本日行われた発表会の模様をお届けしよう。

許田周一氏
許田周一氏

冒頭、マーベラスAQL 代表取締役社長 執行役員COO 許田周一氏が挨拶し、「パズドラの素晴らしい世界観を継承しつつ、私どもがゲームで培ったノウハウを加えた素晴らしい筐体。間違いなくキッズ筐体の中でナンバーワンを取れると信じています」と述べ、アミューズメント業界の活性化と拡大に期待を寄せた。

また、先日「パズル&ドラゴンズ」が香港のApp Store「トップセールス」とGoogle Play「売上トップのアプリ」のランキングで1位を獲得したことに触れ、「我々も負けずに、この筐体をアジアなどに展開する夢を膨らませています」と展望を述べた。

森下一喜氏
森下一喜氏

ガンホー・オンライン・エンターテイメント 代表取締役社長CEO エグゼクティブプロデューサー 森下一喜氏は挨拶の中で、スクウェア・エニックスが展開する「パズドラ バトルトーナメント」は「パズル&ドラゴンズ」のスピンオフ作品で、今回の「パズドラZ テイマーバトル」は「パズドラZ」のスピンオフ作品であると説明。

ミリオンが達成できるかわからない「パズドラZ」の開発中にもかかわらず、マーベラスAQLより「パズドラZ」をテーマにしたキッズアミューズメントを展開したいと熱い提案を受けたと、本作の開発に至ったエピソードを明かした。また、「パズドラZ」の次回作についても「期待に応えられるような次回作を検討中です」と意欲を見せていた。

両氏の挨拶に続いて、ガンホー・オンライン・エンターテイメント パズドラスタジオ プロデューサー 山本大介氏とマーベラスAQL アミューズメント事業部 プロデューサー 山口健太郎氏が登場し、本作について説明した。

左から山本大介氏、山口健太郎氏

本作はキッズアミューズメントマシンでは初となる本格的なタッチパネルをメインモニタの右下に搭載。タッチパネルに慣れたスマートフォンやニンテンドー3DSのユーザーも違和感なくプレイできる。

また、内部にプリンターを搭載しており、モンスターチケットがプレイの度に更新され、時には絵柄も変化する。モンスターを成長させる楽しみがゲーム内のデータだけでなく、実際にカードとして触れることで「パズドラZ」のキャラクターをより身近な存在に感じることができるという。ゲームは逐次アップデートされ、続々と新たなモンスターが追加される予定だ。

プレイヤーはモンスターとともに戦う特殊能力者「ドラゴンテイマー」となり、3体のモンスターを操りながら、次々と立ちはだかるライバルテイマーに勝利し、最強のテイマーバトラーを目指すことになる。

タッチパネルに表示されたドロップを操作してコンボを繋ぎ、派手な技を繰り出すことができる。「パズル&ドラゴンズ」では5色だったドロップの中から3色がバトル画面に表示されるなど、幅広い層が楽しめる工夫が凝らされている。

コンボを繋げてドロップをたくさん消すとド派手な必殺技が炸裂する。
3Dで描かれた召喚モンスターが派手な演出とともに登場。

1プレイするとモンスターがダイナミックに描かれたカードが入手可能。カードの右端に「Zボーナス」と呼ばれる部分があり、カードを筐体に挿入すると1度だけ特殊なアイテムを使用することができる。中には1,000倍のダメージを与えるようなアイテムや、チケットがないと進化できないモンスターも存在するという。

「Zボーナス」使用後もモンスターは使用することができる。

今後の展開としては、コロコロホビーフェスタや夏の大型イベントへ試遊台の出展が予定されている。その他、コラボアイテムなども展開するそうだ。

パズドラZ テイマーバトル スペック

タイトル: パズドラZ テイマーバトル
ジャンル: カードゲームマシン
稼働日:2014年夏予定
プレイ料金:1プレイ100円~
公式サイト: http://padZ-TB.jp/

筐体はブルーのカラーで男女問わず受け入れやすいデザイン。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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