ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、5月25日に東京ビックサイトで開催された「ガンホーフェスティバル 2014」にて、ニンテンドー3DS用ソフト「パズドラZ」ドラゴンコロシアムカップの関東地区予選大会決勝戦を実施した。
「ドラゴンコロシアムカップ」は、昨年3DSで発売された「パズドラZ」のスコアアタック日本一を決める大会。3月下旬より全国7箇所で地区予選が実施されており、そこから上位2名が6月29日に「次世代ワールドホビーフェア‘14 Summer」で行われる決勝戦に勝ち進める。
ルールは、ドラゴンコロシアムのチーム固定ダンジョンを、上級チャレンジで行い、5分以内での最高スコアを競うというもの。会場で用意された3DS本体を使うため、慣れない操作環境にいかに馴染むかが勝負のポイントとなる。
ここでは、「ガンホーフェスティバル 2014」にて開催された、本大会の関東地区予選大会決勝戦の模様をお伝えしていこう。
めまぐるしく状況が変化するスピーディなバトルが展開
決勝の前に行われた準決勝第1試合は、まつじゅん選手、せかいのおわり選手、りゅうや選手の3名による対戦。まずスタートダッシュに成功したのはまつじゅん選手で、開始早々から効果的なコンボを連発。派手さはないものの着実にモンスターを倒していく。これに対してせかいのおわり選手も粘りを見せ、中盤からは効率的にモンスターを倒して追い上げていく。
しかし序盤でついた差は大きかったようで、結局まつじゅん選手は3人の中で唯一Sランクを叩き出し、大差で決勝戦進出を果たした。
第2試合はあいと選手、ユウト選手、デリートM2選手という組み合わせ。この試合では序盤こそ3名が拮抗状態で進むが、中盤に差し掛かるとだんだんとユウト選手とデリートM2選手がリードし、ボス戦の頃には完全に一騎打ちの様相を呈する。ここでユウト選手はコンボが作りやすい配置になっていたこともあり、一気に勝負にかかり、それが見事に成功。終わってみれば、ユウト選手はSSSランクを取得する圧倒的な実力を見せての勝利となった。一方のデリートM2選手もSSランクを取得したものの、一瞬の判断力と運の差で勝敗が決してしまった。また、あいと選手も大きなコンボを作るなど見せ場はあったものの、一歩及ばなかった。
そして準決勝最後となる第3試合は、デゆっくりポテト選手、だいと選手、りょう選手の戦い。この試合では3選手ともきっちりとコンボを決め、一進一退のバトルが展開する。中盤まではほぼ変わらないスピードで攻略していくが、だいと選手は回復ドロップが多めに出現するなど、運に見放される場面が目立つようになる。その隙にリードを広げたのがデゆっくりポテト選手で、一気にボス戦まで到達する。しかしボス戦で思わぬ苦戦を強いられ、クリアタイムではりょう選手に逆転されてしまうものの、スコアではなんとか逃げ切り、決勝戦への切符を掴みとった。
決勝戦は、上述の準決勝を勝ち抜いたまつじゅん選手、ユウト選手、デゆっくりポテト選手の争いに。決勝戦ともなるとどの選手も流れるようなドロップさばきを見せ、会場にいたファンを早速沸かせる。準決勝以上にスピーディな展開となったバトルだが、その中でもいち早くボスに辿り着いたのはまつじゅん選手。まつじゅん選手はボス相手にも落ち着いた戦い方を見せて、見事に1位でクリア。逆に準決勝でSSSランクを取得したユウト選手はなかなか調子が上がらず、残念ながら3位、そしてデゆっくりポテト選手が2位に滑りこむ結果になった。
表彰式では、ガンホー・オンライン・エンターテイメント代表取締役社長・森下一喜氏が登場し、3位のユウト選手に「パズドラZ」グッズ詰め合わせ、2位のデゆっくりポテト選手、1位のまつじゅん選手に決勝大会出場権が贈呈された。