ユービーアイソフトが11月20日に発売を予定しているPS4/Xbox One/PC用ソフト「アサシン クリード ユニティ」。千葉・幕張メッセにて開催された東京ゲームショウ2014にあわせてデモプレイの視聴とリードゲームデザイナーのパンジャマン・プリシュ氏にインタビューを行ってきたので、その内容を紹介する。

「アサシン クリード ユニティ」は、1879年のフランス革命前夜のパリを舞台にした潜入型のアクションゲーム。本作の最大の特徴は、マルチプレイが追加され、協力してミッションなどをプレイできるようになったことだ。また、PS4やXbox Oneにプラットフォームを移したことで時のパリの街を再現している。ゲーム内にあるノートルダム寺院などの建物は実物と同じ大きさをしているという。

今回は、プレイデモの視聴と「アサシン クリード ユニティ」リードデザイナーのパンジャマン・プリシュ氏にインタビューを行ったのでその内容をお届けする。

プレイデモで披露されたのは、ブラックボックス(暗殺ミッション)。ミッションの場所はノートルダム寺院周辺となっており、ターゲットが寺院内部に入ってしまい潜入しないといけないという状況だ。

今回はノートルダム寺院の窓のカギを使って潜入することに。カギの入手方法は、本ミッションに付随するサブクエストをクリアしていくことで入手可能。このサブミッションで、一番驚いたのは家の中に入れるということ。前作までは建物の上や主要な建物にしか入ることができなかったが今回は民家に入ることができる。「パリの街全体の約30%の家が入ることができるようになっており、衛兵から逃げるのも簡単になった」とパンジャマン氏は語った。

実は、このカギを盗むという行為は必須というわけではない。今回のターゲットがいるノートルダム寺院は潜入ルートが10通りあり、違う場所からもなかに入ることが可能だ。また、カギはアノルのロックピックスキル(鍵開け)が高ければ開けることができるので、サブクエストをする必要がなくなる。

うまくターゲットからカギを盗んだら、続いては暗殺対象が懺悔室に入ったときに邪魔な神父を倒すのサブミッションをすることに。これをすることにより、誰にも見つからない場所で暗殺をすることができるようになる。

ノートルダム寺院に潜入し、藁に隠れて衛兵から身を隠しているときに突然ネコが近づいてきた。すると、それに気がついた衛兵がネコに近づくという場面に出くわした。どうやら、本作ではプレイヤーが口笛などで呼ばなくても、衛兵が何かに気を取られてしまうことがあるようだ。

ネコに気が取られた衛兵を暗殺し、懺悔室に直行。ターゲットが入ってくるまで待機して、そのままあっさり暗殺を成功させた。従来の「アサシンクリード」シリーズならここで終了となるが本作では逃げ切るまでがミッションの一部となっている。今回はノートルダム寺院の地下通路を使って見事に逃亡し、ミッションをクリアした。

リードゲームデザイナーのパンジャマン・プリシュ氏にインタビュー

――ブラックボックスはマルチプレイでも遊ぶことができますか?

パンジャマン・プリシュ氏
パンジャマン・プリシュ氏

パンジャマン氏:シングルプレイ専用のミッションとマルチプレイ専用のミッションがあります。どちらも同じワールドにあるので、シングルプレイ時にマルチプレイ専用の依頼人からクエストを受けるとすぐにフレンドと遊ぶことが可能です。

――今回はパリが舞台ですが、ほかの街には行けますか?

パンジャマン氏:今回の「アサシン クリード ユニティ」はマップが大きいので、パリの街以外に行く必要はありません。マップの大きさは「アサシン クリード」シリーズのなかでも一番大きくなっています。

――本作は「アサシン クリードIV ブラックフラッグ」の続編という認識でいいのでしょうか?

パンジャマン氏:続編というよりもリブートと言った感じです。PS4やXbox Oneから「アサシン クリード」シリーズをはじめてプレイする人もいると思いますが、戸惑うことなくプレイできるようになっています。「アサシン クリードI」の主人公・アルタイルの話やアニムスやアブスターゴ社などもまだ残っているのでファンにも喜んでもらえると思います。また、アニムスの新しいバージョンのエリクスと呼ばれるものも登場します。

――エリクスがあるということは、従来の「アサシン クリード」シリーズ同様に現代のストーリーもありますか?

パンジャマン氏:本作の主人公は前作などとは違いプレイヤー自身となっています。「アサシン クリードIV ブラックフラッグ」ではアブスターゴ社の社員という設定でしたが、本作ではプレイヤーがエリクスのソフトで遊ぶといった感じです。ですが、アサシン教団とテンプル騎士団の戦いのストーリーは続いています。

――マルチプレイではプレイヤー全員がアルノになるようですが、ほかのプレイヤーから見たらどうなるのでしょうか?

パンジャマン氏:ほかのプレイヤーから見た場合には顔が変わっています。装備アイテムは200種類以上あるので、同じになることはないと思います。また、衣装などは色を変更することが可能です。

――マルチプレイでメインストーリーを一緒に遊ぶことができますか?

パンジャマン氏:本作には、メインストーリーとサブストーリーの区別はありません。シングルプレイでは、親を殺されて復讐するためにアサシン教団に入ったアルノのストーリーが楽しめます。マルチプレイは、フランス革命のときにアサシン教団が何をしていたかがテーマのストーリーとなっており、歴史が大きく動いた出来事などを取り入れた面白い話になっています。

――武器の種類は何個ぐらいあるのでしょうか?

パンジャマン氏:片手武器、両手武器、棒状の武器、銃の4種類です。銃についてはライフルやショットガンなどが使え、撃ったあとにほかの武器で攻撃することも可能です。

――衛兵が強くなっているという話でしたが、単純に攻撃力が強くなったのでしょうか?

パンジャマン氏:攻撃力が上がったというよりは、自然な戦いかたになった感じです。例えば1対4なら、4人目は必ずスナイパーモードになり銃を撃ってきます。また、衛兵が攻撃の順番を待たず同時に攻撃してきます。本作では衛兵が5人程度いたら逃げる必要があるかも知れません。

――マルチプレイではプレイヤー同士のコミュニケーションはどうやって取るのでしょうか?

パンジャマン氏:基本的にはボイスチャットですが、コミュニケーションツールを使って挨拶やカウントダウンなどを相手に伝えることができます。特にカウントダウンは、よく使うということもあり、開発途中で追加しました。

――本作でカウンターも調整されたという話でしたが詳細を教えてください。

パンジャマン氏:カウンターキルやチェーンキルなどはなくなりました。カウンターがあるのですが、受け流しやパリィなどになっています。パリィは特定のタイミングで使うとパーフェクトパリィになり、敵のバランスを崩すことが可能です。

――一撃で倒せることはなくなったんですか?

パンジャマン氏:なくなりました。アサシンが10人以上を連続で倒せるのはおかしいと思います(笑)。

――最後に日本のプレイヤーに向けて一言お願いします。

パンジャマン氏:「アサシン クリード ユニティ」ではパリィが重要になってくると思います。また、マルチプレイも追加しましたし、「アサシン クリードIV ブラックフラッグ」では海賊の話がメインでしたが、本作ではアサシンの話がメインになっており、「アサシン クリードI、II」に近い話に戻りました。さまざまな要素を強化しているのでぜひプレイしてみてください。

――ありがとうございました。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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