韓国・釜山で11月20日から23日まで開催した「G-STAR 2014」。本日11月23日に行われた「Bloodborne」ステージイベントの模様をお届けする。
「Bloodborne」はソニー・コンピュータエンタテインメント JAPANスタジオとフロム・ソフトウェアが開発するPS4専用アクションRPGだ。
イベントではプロデューサーの山際眞晃氏が登壇し、韓国語で挨拶すると会場からは大きな歓声が。最初に山際氏からタイトル紹介が行われ、来場者に対し「どうですか?カッコイイでしょ?」と聞くと会場からは大きな拍手が沸き起こっていた。
ブースには試遊台が設置されており、G-STAR・4日目の時点で約2500人がプレイしているが、まだ10人しかクリアできていないという。
人が獣になってしまう病が流行した古都ヤーナムを舞台に、ハンターとして人ではない獣を狩る本作。ステージでは韓国の有名ゲーム実況者が登場し、実機を使ってスーパープレイを披露することに。見事クリアできれば、来場者にTシャツがプレゼントされることもあって、会場は大盛り上がり。さすがは実況者だけあって、見せ場を作りながら順調に進めていくが、油断したのか獣に囲まれてしまい、倒されてしまった。
このままでは折角の機会にプレゼントができないと、山際氏が自らプレイすることに。山際氏は、敵の集団をうまくかわしながらも一体一体確実に倒し、いよいよボス「Cleric beast」に到達。序盤は、ボスの攻撃を順調にかわしていたが、オイルを投げた後になかなか炎をつけることができずに、次第に端に追い詰められてしまう。最後はボスの攻撃を食らってしまいゲームオーバーに。
クリアできるはずだった山際氏は、「モニターが見づらかったかな(笑)」とコメントしながらも「あまりにも不甲斐ないので、みなさんにプレゼントだけでも……」と無事プレゼントが来場者に贈られることとなった。
最後に山際氏から「Bloodborne」が韓国語に完全対応したこと、そして、韓国での発売日が2015年3月24日に決定したことを発表した。「おそらく皆さんが世界で一番早く手に入れることができます」とコメントすると会場からは山際コールが沸き起こった。
最後に山際氏が「ただ単に難しいだけのゲームではありません。」「学習と工夫で乗り越えていくことの楽しさが詰まっているゲームです。ゲームが好きな皆さんであれば絶対に楽しめるはずです。」と本作の魅力をアピールし、イベントは幕を下ろした。
合同インタビュー
イベント終了後、韓国メディア向けの合同インタビューに参加することができたのでその模様をお届けしよう。
韓国のファンの印象を聞かれた山際氏は「熱かったですね。みんなが前向きで(舞台に身を乗り出すぐらいの)熱を感じました。」「あと、川内さん(Sony Computer Entertainment Korea プレジデント)の人気に驚きました(笑)」と回答。
韓国ユーザーのプレイを見た感想としては「情報が多く入っていることもあると思いますが、非常にうまいと思いました。10人もクリアできると思いませんでしたね。」と驚いている様子だった。
続いて本作の難易度に関する質問に。体験版よりも簡単にすることはないとしながらも、学習や工夫をしてくといった点では遊びやすくなると答え、困難を乗り越える楽しさや喜びが味わえるゲームであることを強調していた。