狂気をはらんだキャラクターたちとキラットを解放!?「ファークライ4」のプレイインプレッション

プレイレビュー
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ユービーアイソフトが2014年1月29日に発売した「ファークライ4」。広大マップを自由に駆け回れる本作の魅力をお届けしよう。

「ファークライ4」は、ラクシュマナに連れて行って欲しいという死んだ母親の願いを叶えるためにヒマラヤ山脈にある架空の小国キラットを訪れた主人公・エイジェイ・ゲールが、反乱軍・ゴールデンパスのメンバーとして、キラットの王パガン・ミン率いる王立軍と戦うサバイバルアクションシューター。

キラットは、ネパールと似たような文化を持っており、さまざまな場所にマニ車と呼ばれるお経を読む道具や、タンカと呼ばれる掛軸などが置かれている。いつ王立軍に狙われるかわからない危険がつきまとう過酷な土地だが、ヒマラヤ山脈付近ということで高低差がある土地が多く、それらを利用した戦い方ができるのが特徴だ。

ひっそり潜入?正面突破?

本作では銃を撃つ以外にもさまざまな戦い方がある。まずは隠れて敵を倒すテイクダウン。ある程度近づく必要はあるが、敵を一撃で倒すことが可能だ。銃のように音が出ないので、敵に見つかりにくいというメリットもある。

敵に肉を投げつけ野生動物に襲わせることもできる。動物などを倒して皮を剥ぐときに一緒に入手できるもので、プレイヤーは野生動物と敵が戦い終わるのをただ見ているだけでいい。ただ、野生動物はプレイヤーを発見すると攻撃してくるので、戦闘を見守るときには隠れるようにしよう。

また、そのほかにも本作ではプレイヤーのレベルを上げることで、スキルを覚えることが可能だ。スキルには、攻撃の幅が広がる“トラ”と体力や補助的なものが多い“ゾウ”の2種類が存在する。スキルを解放するにはレベルアップしたときに入手できるポイントを使うことになる。まずはゾウの体力アップを優先して取ると死亡しづらくなるのでオススメだ。

70種類の武器を使いこなせ!

本作の戦闘では、主に銃やナイフを使って敵と戦うことになる。銃の種類は70種類以上あり、さらにスコープなどのアタッチメントや配色などを自分好みに変更できる。武器の入手方法は敵から奪う、ショップで購入する、ロンギヌスからもらうという3種類が存在する。ロンギヌスとは、自らの正義を突くために銃を売買する気の狂った武器商人で、“ベルタワー”と呼ばれる電波塔を解放した数で報酬として銃をもらうことが可能だ。

先に特定の銃が欲しいならショップで購入したほうが良いが、急がないなら敵から奪うかロンギヌスからの報酬としてもらったほうがお金を節約できる。筆者は前作からの経験で弓が強いだろうと序盤のうちにかなり高い“リカーブボウ”を購入してみた。これで次のミッションを挑もうと息巻いていたら、そのミッションは弓のチュートリアルのようなもので、初期の弓を装備させられせっかく購入したものが使えない事態に……。さらに野生動物に命中しても一撃で死なず、逆にこちらが襲われてしまった。

野生動物の皮や草でアイテムを作る

野生動物を狩って入手した皮や近くに生えている草を使って、機能拡張やアイテム制作が可能なクラフトというシステムが存在する。皮はバックパックの限界所持量の底上げや銃を所持できる個数が増やせる。草なら体力回復アイテムや一時期的に自身の性能を向上させる薬を制作可能だ。

野生動物の革を集めるとバックパックがすぐに満杯になってしまうので、最優先で作ったほうが良い。また、ミッションで戦略の幅を広げるために銃の所持量も増やしておくといい。体力が回復するアイテムはショップでも購入可能なので、草はミッションに行く道中で見つけたらという認識で問題ない。

乗り物で自由にドライブ

広大なオープンワールドは乗り物で移動していくことになる。車やバイクなどさまざまな種類があるが、本シリーズから新たに1人乗りのヘリコプターが登場する。上記でも言った通りキラットは高低差が激しい山岳地帯なので、車などに乗っていると勝手にハンドルを取られてしまうことが多い。その点1人乗りのヘリコプターなら、高低差に関係なく安全に目的地に辿り着けるので非常に便利だ。ただ、着地に失敗してしまうと当然のことながら死亡するので注意が必要だ。乗り物が壊れた場合に修理できるリペアツールは、前作の「ファークライ3」とは違い購入しなくてもいいので序盤から好きなように乗り回しても問題ない。

そのほかにも乗り物とは別の移動手段として前作の「ファークライ3」にも登場したウィングスーツが存在する。ムササビのように飛ぶ道具となっており、車やバイクなどよりも早く移動することが可能だ。序盤に入手できるアイテムなので手に入れておいたほうが良いだろう。

ウィングスーツはパラシュートを使って着地する。 ゾウを乗り物として使用することもできる。

拠点と“ベルタワー”を制圧

本作のワールドマップは雲で覆われており、序盤は初期の街付近しか見ることができない。だが、“ベルタワー”を解放することで周辺にどんな施設があるのかを見ることが可能だ。

“ベルタワー”とは王立軍が「パガン・ミンさま、最高!」とプロパガンダ放送している電波塔だ。プレイヤーはこれによじ登り頂上にある機器を破壊することになる。登っている途中で時間を掛け過ぎてしまうとオオワシに攻撃をされてしまったり、王立軍に見つかってしまうので、早めに登ったほうが良いだろう。

“ベルタワー”は複雑な構造をしており、頂上まで登れなかったので「1人乗りのヘリコプターを利用すればいいのでは?」と思いチャレンジしてみた。屋根に何回かぶつかってしまったが、なんとか着地して機器を壊すことに成功。帰りは“ベルタワー”の上からウィングスーツを使って脱出できた。筆者のやり仕方は敵に見つからずに素早く破壊できるが、“ベルタワー”に配置されているアイテムがあまり取れないのが難点だ。

周囲のマップが見られるようになると、赤い霧のようなものが発生している場所がある。これは敵勢力が警戒している場所を示しており、辺りに王立軍の兵士たちが多く徘徊している。赤い霧は近くにある拠点を制圧することで晴らすことが可能だ。

拠点周辺に到着したらまずは、敵に印をつけることができる“カメラ”を使用して、敵の人数や配置を確認しよう。これをすることで敵が壁に隠れていても見えるようになる。拠点の制圧の仕方は自由だが、その方法によって入手できる経験値には違いがある。例えば、スニークして敵に気付かれずに拠点を制圧した場合には多くの経験値が入手でき、正面から突っ込んで敵を倒した場合には低い経験値しかもらえないといった具合だ。制圧の仕方はプレイヤーの自由なので、さまざまな武器やアイテムを駆使してプレイしてみるといいだろう。

また、拠点にはかなり警備が厳重な要塞と呼ばれるものが存在する。城壁で囲われ、なかには多くの敵兵がいるので、事前準備を怠るとすぐに死亡する可能性が高い。また、要塞で敵に発見されると敵兵を乗せたヘリを増援として呼ばれてしまうので見つからないように制圧しよう。

本作の魅力について触れてみたが、このほかにも協力プレイができるco-opモードや、自由にミッションを制作できるマップエディット機能などもある。自由度の高い本作に興味を持った人はぜひプレイして欲しい。

※画面は開発中のものです。

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