タイトーがiOS/Android向けに配信中の「アイドルクロニクル」。そのゲーム中に登場するユニット“H.Y.R”の単独1st LIVEとなる“1st VISION”が5月2日、東京・虎ノ門のポニーキャニオン1Fイベントスペースにて行われた。

目次
  1. 「アイドルクロニクル」初の単独ライブはユニット曲、ソロ曲を惜しげなく披露!
  2. ライブ終了後の3人にショートインタビュー!

「アイドルクロニクル」初の単独ライブはユニット曲、ソロ曲を惜しげなく披露!

「アイドルクロニクル(以下、アイクロ)」のゲーム内で登場する里見陽奈(CV:M・A・O)、松平ユリア(CV:五十嵐裕美)、京極瑠璃(CV:遠藤ゆりか)の頭文字をとったユニット“H.Y.R”。キャストの3人はゲームのボイスキャストとしてだけでなく、毎月配信されているニコニコ生放送や店頭でのお渡し会、そして3月4日にユニットソングシリーズ第1弾となる「誓いのビジョン」のCDリリースと着実にステップアップを果たしている。

3月8日には横浜アリーナでの「P’s LIVE02 ~LOVE&P’s~」で初のステージに立った彼女たちだが、その興奮冷めやらぬまま行われたCD発売記念イベントで、単独1st LIVEの開催が発表。そして迎えた当日、会場に多くのマネージャー(※プレイヤーの呼称)が詰めかける中、いよいよライブの幕が上がった。

「アイクロ」らしいオープニングドラマからスタートすると、早速彼女たちのメインテーマ曲「誓いのビジョン」を披露。ゲームから飛び出してきたかのような息ぴったりの振り付けはもちろん、間奏のギターソロに合わせたエアギターや、P’s LIVEとは違うマネージャーとの距離感の近さを楽しんでいる様子がこちらから見ても十分に感じられた。

歌い終わると、間髪入れずに今回が初お披露目となる「Happy Smile Sunshine」を歌い上げる。真っ直ぐなメロディーが印象的な楽曲だが、一曲通して楽しめる振り付けも含めてボリュームのあるパフォーマンスとなっており、マネージャーたちも初めてにも関わらず息のあった合いの手で応えた。

自己紹介の後、3人が声を揃えて「私たち、H.Y.Rです!」と挨拶したMCパートでは、披露した2曲や3人が着けていた色違いの“おまもリボン”に関するトークをはじめ、ゲームやニコ生「マネージャー会議」(5月22日配信の最新回:http://live.nicovideo.jp/watch/lv220380678)、そして4月1日よりインターネットラジオステーション<音泉>にて配信されているラジオ番組「アイドルクロニクル ~ちゃけずにラジオがんばります~(以下、ちゃけラジ)」(http://www.onsen.ag/program/i96/)に関する話題も。

その後はソロパートへと移り、M・A・Oさんの「I will take the chance~当たって砕けろ~」、五十嵐さんの「SUTEKI MY DAYS」、遠藤さんの「今がいつかになる頃に」と順に披露。各楽曲それぞれにソロ曲ならではの個性も見えつつ、M・A・Oさんが片足を上げる仕草、五十嵐さんが顔の横で手をクルッとする動き、遠藤さんが色っぽい振りと、振りもよりキャッチーなものになっており、マネージャーたちもヒートアップ。

また、各楽曲の後には次に歌うキャストが登場し、2人でお題に沿ったトークを行うミニコーナーを用意。ただ単純に曲を立て続けに披露するだけでなく、合間合間でマネージャーと会話を交わす姿に、距離感の近い今回のライブならではの趣向が凝らされているように感じた。

ライブの後半は、先ほど触れたラジオ番組「ちゃけラジ」の公開録音が実施されることに。その模様は5月13日に配信予定ということでここでは詳細は割愛するが、五十嵐さんがしみじみと語った初めてのライブに関するエピソードやモノマネ、そして番組内のコーナー「トップアイドルへの道」では、当日会場で販売されていた各キャラのフルカラーTシャツのプレゼンと、聴きどころたっぷりの内容となっているので、会場に行けなかったという人もラジオの配信を楽しみにしていてほしい。

そうして1時間を超えるボリュームで届けられたライブもいよいよクライマックスとなり、残るユニット曲の「弾けてメリーゴーランド」では、サビ部分の耳に残るフレーズ、曲に合わせてクルッと回る振り付けなど、印象的なステージに。その後もマネージャーからの熱烈なアンコールに応えるかたちでH.Y.RのライブTシャツ姿で登場した3人は、それぞれに感想を述べつつ、オープニングアクト以上の熱量で「誓いのビジョン」を歌い、ライブを締めくくった。

ライブ終了後の3人にショートインタビュー!

ライブ終了後の熱気も冷めやらぬ中、キャスト3人にライブの感想や今後の意気込みなどを聞くことができた。こちらもチェックしてもらえれば幸いだ。

――ライブを終えてのご感想はいかがでしょうか?

遠藤さん:1st LIVEをやることになった時、曲もまだ6曲でしたし、どんなライブになるかなと思いつつの練習で、自分自身も馴れないダンスでしたし、不安なところはありました。でも3人で練習する機会をたくさん設けていただき、今は無事にライブが終わってよかったとホッとしています。こんなに応援してくださる方がいらっしゃるのか、というのはいろんなライブに出させていただいて思うことなのですが、「アイクロ」のためだけに来てくださって一緒に盛り上がっていただけるというのはとてもありがたいことなので、私たちももっと頑張らなければいけないと思いました。

M・A・Oさん:単独のライブが私自身も初めてですごく緊張したりもしましたが、初っ端から来ていただいたみなさんがすごく声とサイリウムで盛り上げてくださって、本当に1時間半ぐらいの時間があっという間でした。次はもっと曲も増やして長くやりたいです。あとは、色々と課題も見えてきたので、次回は今日以上のパフォーマンスをして、みなさんにもっと楽しんでもらえたらいいなという気持ちが強くなりました。

五十嵐さん:私はデビュー当初からいろいろなユニットを組ませていただいているんですが、昔は自分が新人で、人前で歌うのも初めてで、そういうのが苦手で辛いという気持ちばかりでやっていたので、またこうして新たなユニットを組んだ時にやってきたものの積み重ねで自信もついた今、この3人でやれてすごく嬉しいなと思っています。年齢も2人よりは少し上なので気持ちとしては引っ張っていこうという気持ちもありつつ、「アイクロ」がどうなったら良くなるかなとか、厚かましく考えたりしています(笑)。

今回は会場もポニーキャニオンさんで、ニコ生をお手伝いしていただいているスタッフさんと一緒に一から作り上げたライブが“1st VISION”で、今はやり切ったなという気持ちです。終わってしまうと反省点がたくさん出てきて、手放しに喜べないところがあるのですが、これからエゴサしてみなさんの感想を見てからかなと(笑)。みんなが楽しかったと言ってくれたら私はひと安心するなと思っているのですが、自分のことになると反省点がいっぱい見えてきちゃいます。でもやっている最中はすごく楽しかったので、それが伝わっていればいいなと思いました。

――6曲の中で一番印象に残った曲はどれですか?

五十嵐さん:私が一番楽しいのは「Happy Smile Sunshine」ですね。ユニット曲で一番好きな曲で、最初の「輝いて 今」のドヤ顔が気持ちいいです!

遠藤さん:私はその曲の振付が一番苦戦しました。

五十嵐さん:確かに可愛く見せるのが難しいし、一番激しい曲だよね。

M・A・Oさん:みなさん聴き慣れていて、コールも入れやすそうな「誓いのビジョン」が一番楽しかったです。もちろん他の曲も大好きなんですけど(笑)

遠藤さん:私は「弾けてメリーゴーランド」がすごく良かったです。サビで3人が違う方向に進んでいくんですけど、そこでお客さんとの交流がある感じで、最後ということもあって手を振ったりもできてすごく楽しかったです。一番最後の「誓いのビジョン」での「ハイ、ハイ、ハイ、ハイ、ヒュー!」みたいな、ライブの中でお客さんと一緒に生まれていくものはすごく嬉しいですよね。コール入れてください、と言ってやってきてくださるのもすごく嬉しいんですけど、突発的なことが起きるのはライブならではだなという感じがします。

――横浜アリーナでのP’s LIVEではお客さんとの距離感もあったと思いますが、今回のようなすごく距離感の近いステージでライブをやってみて感じたことはありましたか?

遠藤さん:私はお客さんとの距離が本当に近いイベントが大好きです。ソロでイベントをする時も近い距離のイベントが多いのですが、割と会場でのお客さんの顔を見ていて、それが不思議とパワーになったりしています。

五十嵐さん:私もどちらかと言うと今回のような距離感のイベントが元々多かったので、知っている顔を見るとホッとします。でも恥ずかしくて目が合わせられないです(笑)。それでファンの人には「相変わらずゆきんこ(※五十嵐さんの愛称)は人を見ない」みたいなことを言われてるんですけど、顔を確認してついさっと目を逸らしちゃいます。

遠藤さん:めっちゃ可愛いー!

五十嵐さん:どこ見ていいかわからないから非常口見てます(一同笑)。

M・A・Oさん:私も近いほうが声を生で聴いている感じがしますし、お客さんの顔も見ちゃう方です(笑)。ステージをちゃんと見てくださると、もっともっと頑張っていこうという気持ちになります。

――5月31日には早くも@JAM 2015の出演が決定していますが、そちらに向けての意気込みをお願いします。

五十嵐さん:いろんなアーティストさんが出るライブで、作品のユニットも多い中で私たちは知名度も低いとは思いますが、今日のライブで行くと言ってくれたお客さんと私たちで一丸となって、一人でも多くの人に知ってもらえる機会になればいいなと思います。私がステージを見て三森(すずこ)さんに一目惚れした@JAMに出られるということで、私たちもキュンとなってもらえるように頑張りたいです。

M・A・Oさん:5月31日にやる曲をもっと可愛くキュンとしてもらえるように、前向きに考えながらレッスンや自主練をして@JAMに臨めればいいなと思います。

遠藤さん:私は去年ソロで@JAMに出演させていただいていて、今年はユニットでまた出演させていただけるということで、一人のステージもすごく好きなのですが、一緒にステージに立って、お客さんに曲を通して気持ちを伝える仲間がいるというのがすごく心強いです。今年は去年の10倍ぐらい「アイクロ」で良いパフォーマンスができるよう、少ない曲の中でお客さんの記憶に残れるように頑張ります!

――ありがとうございました。

アイドルクロニクル

タイトー

MobileアプリiOS

  • 配信日:2015年1月26日
  • 価格:基本無料
  • レーティング:4+
  • サービス終了

アイドルクロニクル

タイトー

MobileアプリAndroid

  • 配信日:2014年12月25日
  • 価格:基本無料
  • サービス終了

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