D4エンタープライズは、レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」において、本日5月19日よりシューティングゲーム「沙羅曼蛇(MSX版)」の配信を開始した。
本作は1987年にKONAMIから発売されたシューティングゲーム。アーケード版の「沙羅曼蛇」の移植版だが、ストーリーやステージ構成などに大きなアレンジが加えられており、MSX独自の進化を遂げている。
プレイヤーはサーベルタイガー(2P側はスラッシャー)を操作して、全6から7ステージ(3から5は選択方式)を攻略していく。自機のパワーアップは、アーケード版とは異なり、パワーアップカプセルを回収しながら機体を強化するパワーアップゲージシステムを採用。
プレイヤーは好みに応じてスピードアップ、ノーマルショット、2-WAYミサイル、リップルレーザー、レーザー、オプション、フォースフィールドといった“グラディウスシリーズおなじみ”の装備を獲得したり、パワーアップさせたりしながら戦うことになる。
さらにEカプセルを回収することで7種類のEX装備を獲得できたり、特殊アイテムを取ることでスクロールを止めたり、明かりを付けられたりといったさまざまな効果を得ることも可能。さらに2人プレイ時には合体攻撃などもできるようになっており、こうした多彩な攻撃は本作の大きな魅力のひとつといえるだろう。
なお、本作では炎の予言書は発見することでボスの弱点を知ることができたり、MSXの本体スロット2にグラディウス2のカートリッジを挿すことで永遠のクリスタルが出現、これを回収することで真のエンディングが見られたりといった謎解き要素もあり、もちろんEGG版もそれらに対応している。
また、EGG版ではプロミネンスが飛び交い、炎の龍が現れるステージがカットされてしまうなど残念な変更もあるものの、ストーリー性の強化やパワーアップシステムにグラディウスのものを採用するなどの大胆なアレンジによって、高難度にまとまったハードなシューティングゲーマー向けタイトルに仕上がっている。
ストーリー
私は、惑星グラディウス帝国宇宙考古学研究所所長ヴァン=イアンドロス=フレーリーである。いま、惑星ラティスに残したわが弟から最期の便りが届いた。
「今、私達は”予言”の時をむかえています。兄さんの教えてくれた悪魔のようなあの”予言”は現実のものとして私達の眼前に迫りつつあります。これが最期になるかもしれません。私達は、このまま滅亡の時をむかえるのでしょうか……。」
私は、当初原始リークパワー研究のために、単身惑星グラディウスへとやって来た。その後、私の興味は、近年発見された「炎の予言」の研究へと移行した。
「炎の予言」は、最近私がまとめた報告書のとおり、断片的にしか解明されていない。しかし、ヴェノム事件をはじめとする、6644年の「北十字戦」以降の異変は、まぎれもなく「炎の予言」が示唆していると断言できる。今が「炎の予言」によって予言された時代にかかっているとすれば、わが故郷ラティスの異変も、古代ラティス人とリーク人の関係も説明がつくではないか!
わが弟よ、故郷ラティスは救われるぞ。「炎の予言」は、“滅亡”ではなく、来たるべき“未来”を予言しているに違いない。今、運命ともいうべき「炎の予言」によって、新たな”歴史”が形づくられようとしているのだ!
配信概要
タイトル:沙羅曼蛇(MSX版)
ジャンル:シューティング
メーカー:株式会社コナミデジタルエンタテインメント
発売日:5月19日
価格:500円(税抜)
配信サイトURL
http://www.amusement-center.com/project/egg/cgi/ecatalog-detail.cgi?contcode=7&product_id=1285
(C)Konami Digital Entertainment
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※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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