インターグローは、2015年9月7日に発売を予定しているPS4/PS3/Xbox One/Xbox360用ソフト「MotoGP 15」のメディアブリーフィングを開催した。

目次
  1. 中野氏が本作の印象について語る
  2. MotoGPキャリアモードでライダーのリアルな生活を体験
  3. 中野氏が本作をプレイ

「MotoGP 15」は、数々のバイクゲームを開発してきたMilestone社が手がけるモータースポーツレーシングゲーム。

MotoGPの過去シーズンのレース結果や、2015年シーズンのMotoGP、Moto2、Moto3の参戦チーム、選手、バイクなどが実名で登場し、公式サーキット18コースのデータをもとにバイクが走行してできるカーブの起伏や傾斜角度などを再現している。

また、昨年開催された2014年シーズンのMotoGPを追体験できるモードが搭載されており、実際にレースに参加しているような臨場感を味わうことができる。

ここでは、インターグローの代表取締役社長である竹内茂樹氏と、元motoGPレーシングライダーである中野真矢氏が登壇したメディアブリーフィングの模様をお届けする。

竹内茂樹氏 中野真矢氏

中野氏が本作の印象について語る

竹内氏が挨拶をしたあとに中野氏が登場し本作の魅力について語った。中野氏は、本作について聞かれると、伝説のライダーたちのデータが入っているため、そのライダーが走ったことがないコースを走ることができるので非常楽しみにしているそうだ。また、本作には中野氏のデータがそのまま入っているということもあり「僕が遅かったらショックですね(笑)」と笑いながらコメントをしていた。

続いて竹内氏がローカライズした経緯について語った。カプコンからMotoGPのゲームが発売されたときにかなりやり込んだそうだが、2007年ごろからバイクゲームがほとんど発売されなくなってしまったという。竹内氏は、「それなら自分で発売してしまおう」と思い、今回のローカライズをしたのだという。

MotoGPキャリアモードでライダーのリアルな生活を体験

三谷真央氏
三谷真央氏

続いてローカライズプロデューサーの三谷真央氏が登場し、本作のゲームシステムを紹介した。本作は2014年、2015年シーズンのMotoGP、Moto2、Moto3を完全網羅しており、ホンダやヤマハなどのチームだけでなく、今年から参戦しているスズキなども収録されているそうだ。また、各チームの選手データは初期状態ではロックされているのだが、レベルを上げることで解除できる仕様となっているとのこと。

ゲーム内の写真は、MotoGPを運営しているイタリアの会社から、2014年、2015年のバイク、コース、選手のデータを全てもらっており、肖像権もすべてクリアしているので実名などを使用できるそうだ。

中野氏もチームKawasakiで登録されていた。

本作の各種ゲームモードが紹介された。ゲームモードはシングルプレイヤー、スペシャルイベント、マルチプレイヤー、MotoGPキャリアモードに分かれている。

シングルプレイヤーは、手軽にレースを楽しむことができる即時レース、選手/サーキット/コースを自身で決めるグランプリ、カスタムレースのシーズンモードである選手権などを選択することが可能だ。

スペシャルイベントは、タイムチャレンジ、過去のレースのシーンを追体験できるリアルイベント2014、2ストロークイベント、4ストロークイベントをプレイすることができる。なお、4ストロークイベントに関してはDLCで配信される予定とのことだ。マルチプレイモードでは、オンラインの対戦と画面分割によるオフラインの対戦をすることができる。

本作の目玉となるMotoGPキャリアモードは、Moto3から開始してMoto2、MotoGPとキャリアアップしていくストーリーモードのようなものになっている。選手の自宅となるモーターホームを拠点として、ベットルームではヘルメットやライダースーツなどを変更することも可能だ。中野氏はモーターホームを見て「かなりリアルに出来ていますね」と驚いている様子だった。

モーターホームにはマルチメディアと呼ばれる場所もあり、そこではMotoGPの公式動画を見ることが可能だ。これもアンロックすることになり、そのなかにはレースクイーンのお宝動画などもあるのだとか。竹内氏は「試合前レースクイーンに目が行くことがありますか?」と中野氏に聞くと、「レースに集中しているとは言いたいところですが、やはり目移りすることもありますね……」と苦笑いしながら述べた。

モーターホームを出るとサーキットに到着。すぐに走るというわけではなく、ピットでエンジニアに話しかけ、バイクのチューニングなどをすることが可能だ。

エンジニアに相談することで自動的にチューニングを変更することもできる。

レースの周回数も現実のMotoGP本戦のように設定することもでき、ピットインなども考慮する必要あるとのことだ。また、バイクの故障に関する設定もあり、接触などによるバイクの破損や突然のエンジントラブルでリタイヤしてしまうということもあるのだとか。

視点の切り替えも1人称視点、3人称視点に変更することが可能。
1人称視点はヘルメットを装着した状態の視点に切り替えることも可能だ。

そのほかにもリプレイモードも搭載されており、走っているすべての選手に視点を変更することができ、PS4版やXbox One版なら撮影した動画をフレンドにシェアすることもできるそうだ。

中野氏が本作をプレイ

最後に中野氏が、本作をプレイすることに。ライダーは自身を選択し、10月にMotoGPの日本グランプリがあるということで、もてぎサーキットを走行することになった。

レース開始の直後すぐに転倒してしまうというアクシデントが発生していたが、少し前に巻き戻すモードを使って体勢を立て直して無事にレースに復帰。走行中に中野氏は「ライン取りに失敗するとすぐにコースアウトしてしまうのがリアルですね」と語った。

プレイ終了後に感想を聞かれると「もう1回やりたいですね」と笑いながら語りメディアブリーフィングを締めくくった。

MotoGP 15

インターグロー

PS4パッケージ

  • 発売日:2015年10月1日
  • 全年齢対象
MotoGP 15

MotoGP 15

インターグロー

PS3パッケージ

  • 発売日:2015年10月1日
  • 全年齢対象
MotoGP 15

MotoGP 15

インターグロー

Xbox 360パッケージ

  • 発売日:2015年10月1日
  • 全年齢対象
MotoGP 15

MotoGP 15

インターグロー

Xbox Oneパッケージ

  • 発売日:2015年10月1日
  • 全年齢対象
MotoGP 15

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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