マーベラスは本日9月19日、東京ゲームショウ2015にてPS4/PS3用ソフト「ニトロプラス ブラスターズ -ヒロインズ インフィニット デュエル-」のスペシャルステージを開催した。
2015年12月10日に発売が予定されている2D対戦格闘ゲーム「ニトロプラス ブラスターズ -ヒロインズ インフィニット デュエル-」は、マーベラス×ニトロプラス×エクサムによって制作され、現在アーケードにて稼働中のタイトルを家庭用版として移植したものだ。
ゲームにはニトロプラスの関連作品に登場するヒロインたちが多数登場し、ユーザーはそれらの中からプレイヤーキャラクターを1人、サポートキャラクターを2人選んで、対戦に臨んでいく。
システム量はそれなりに積まれているが、操作系統は至ってシンプル。プレイヤーは原作の特色を活かしたヒロインたちを、自由自在に操ることが可能だ。
家庭用版の新規要素
PS4/PS3版ではまず、ニトロプラス完全監修の新規シナリオが楽しめる「アナザーストーリーモード」が搭載され、アーケード版では語られることのなかった物語の真相が解き明かされる。
また、マルチプラットフォーム展開に合わせて、オンラインマッチングも整備。PS4×PS4、PS3×PS3はもとより、PS4×PS3によるクロスマッチングで、ランクマッチやプレイヤーマッチといったオンライン対戦を楽しむことができる。
さらに、PS4/PS3版ではアーケード版に先駆けて、新たに3人のプレイアブルキャラクターが追加される。1人目はニトロプラスの「SUPER SONICO」よりすーぱーそに子、2人目はエクサムの「アルカナハート」シリーズより愛乃はぁと、3人目はマーベラスの「閃乱カグラ」シリーズより焔と、いずれも人気タイトルの看板キャラクターが投入されるのだ。
今回は東京ゲームショウ2015のための初出し情報として、新キャラクターの内「すーぱーそに子」のプレイ動画が披露された。そに子は対戦中、自身で攻撃することはなく、周囲に群がっている猫が相手に攻撃を仕掛ける……のを止める立ち位置になっている。
また、そに子が属するバンド「第一宇宙速度」よりバンドリーダーでベース担当の「富士見鈴」、ドラム担当の「綿抜フウリ」も対戦相手に襲いかかり、そに子はここでもアワアワしながら攻撃を止めさせようとする。キャラクターコンセプトやそのモーションが“実にそに子らしい”ことから、ステージを観覧しているファンも「うんうん」と頷いていた様子だ。
さらに、今回は本作の超必殺技に相当する「リーサルブレイズ」で挿入されるアニメーションカットも一足早く公開。リーサルブレイズ自体の威力や効果はまだ非公開であったが、そに子らしい可愛らしくもセクシーで大胆なカットが目を引く。
加えて、壇上ではPS4/PS3版に新規収録される主題歌&オープニングアニメもお披露目された。主題歌を担当するのは第一宇宙速度で、完全新規楽曲が使用されている。当のPVでは「ニトロブラスターズ」の登場キャラクターたちを写しつつ、第一宇宙速度による演奏パートが挿入されている。これについて原田氏は「第一宇宙速度のPVというイメージで作りました」と述べていた。
なお、家庭用版で追加されるプレイアブルキャラクターの内、愛乃はぁとと焔はゲームソフトの初回特典としてダウンロードコードが封入されるが、これは後日になると有料配信となってしまうので、使用したいという人は早めの購入を検討しておこう。
ちなみに今回のステージは東京ゲームショウ2015 マッドキャッツブースで開かれたものだが、これは先日発表された「ニトロプラス ブラスターズ」×「マッドキャッツ」コラボの一環として行われたもので、本ステージを皮切りにさまざまな施策を打ち出していくとのことだ。
そしてイベントの最後には大抽選会と題し、あらかじめ配布されていた抽選番号を元に、PS Storeカード3,000円分×3名、さらにPlayStation4×1名のプレゼントが行われた。PS4が当たった人はその場で実物が贈られることとなり、色々な意味で思い出になっただろう。
そして最後に原田氏は「本作ではお客様へのサービスを忘れないように、これからも努めていきます」という旨のコメントをし、ステージを後にした。