千葉・幕張メッセにて開催中の「東京ゲームショウ2015」。本日9月20日にバンダイナムコエンターテインメントブースで行われた、「『ガールフレンド(仮)きみと過ごす夏休み』スぺシャルステージ みんなで過ごすTGS2015」をレポートする。
ゲストに名塚佳織さん(村上文緒役)、佐藤利奈さん(櫻井明音役)を迎えて行われた本ステージ。ゲームにまつわるトークや、実機を使ってのゲームプレイ、さらには限定版「夏のマドンナひとりじめBOX」の内容紹介や初公開となる映像の上映などが行われた。
早速ゲストの2人が登壇すると、本作が夏休みをテーマとしていることから、ともに今年買ったという浴衣についてや、夏休みの時期は2人が一緒に出演した舞台の稽古に勤しんでいたことなどが語られる。
また、2日間だけ夏休みをもらったという名塚さんは、お子さんと一緒にプール、花火、カブトムシ採取と楽しんだエピソードを披露。さらに、夏休みといえば定番の宿題については、二人共にギリギリまで残していたのだとか。
そんな夏休みトークを経て、ゲーム内容を紹介するべく本作のプロデューサーである境野伸之氏が登壇。早速本作のゲーム内容を紹介するプロモーションムービーを上映した。
ムービーを見たゲストの2人もその内容が気になるということで、まずはゲームの概要を紹介。本作は、登場するガールたちとさまざまなスポットでデートを重ねて、最高の思い出を目指していくアドベンチャーゲームとなっている。
2人が演じる文緒と明音は、ともに攻略対象キャラクターとして登場するが、ここでキャラクターとの共通点に関する話題に。名塚さんは図書委員だったそうだが、性格的には社交的な明音に近かったという。また、学生時代には学内放送のMCをたまにやっていたというエピソードも披露した。一方、明音に似ている点はなかったと話す佐藤さんは、自身が学生時代に弓道部に所属していたことから、豊口めぐみさんが演じる重藤秋穂にシンパシーを感じると話していた。
さて、ゲームの流れについてだが、1日毎に学校と街、どちらかのマップ上から女の子に出会って仲を深めていくことになる。1日の行動回数は2回となっているが、”!”がついた重要なイベントでは2回分を一気に使ってしまうため、注意が必要。また、強制発生するイベントもあるそうで、場合によっては選択せずに1日を拘束されることもあるという。
そんな本作の特徴は主に3点。まずは、Live2Dで動くガールたち。下の画面上ではその様子は確認できないが、サンプル動画(http://gf-kari-vita.bn-ent.net/movie/#live2d)が用意されているので、チェックしてみてはいかがだろうか。
デート中に発生するのが、好感度にも影響するタッチイベント。こちらは制限時間以内に必要な箇所をタッチすることで進めることになるが、もちろんそのほかの場所も触れるということなので、リアクションを楽しむのもありだろう。また、背面タッチにも対応しているという。
そして最後の特徴として挙げられたのが、一部イベントで楽しめる、バイノーラル録音でのボイスについて。バイノーラル録音といえば、人形などを人に見立ててさまざまな場所から収録するものだが、今作では10数カ所にのぼる位置から、さまざまな指定で収録したそうで2人の話からもそのこだわりようが伝わってくる。ちなみに、作中で登場する21人のガール全てがバイノーラル録音によるイベントに登場するそうなので、遊ぶ際にはそちらに注目してもいいだろう。
その後は、実機を使って名塚さん、佐藤さんの2人がタッチイベントを体験することに。文緒の場合はプレイヤーの頭を膝上に乗ってのシチュエーション、明音の場合は意味にイヤリングをつけるシチュエーションが披露され、2人もデート気分で楽しんでいる様子だった。
最後は限定版に封入されるアイテムを、実物を交えつつ紹介。お風呂にも貼ることのできるビジュアルポスター、日常のシチュエーションを盛り込んだピクチャードラマ(後日サンプル動画が公開予定)、PS Vitaを「ガールフレンド(仮)」仕様にするカスタムテーマなどを次々に見せる中、スマートフォン版「ガールフレンド(仮)」の描きおろしカードの紹介部分では、名塚さんと佐藤さんがそれぞれのキャラのカードそのままのシチュエーションを楽しめるボイスの一部を生披露して、会場を沸かせた。