カプコンが2015年11月28日に発売するニンテンドー3DS用ソフト「モンスターハンタークロス」の特集企画第2回。今回はハンターたちの脅威となるモンスターをまとめて紹介する。
「モンスターハンタークロス」特集第2回では、本作の4大メインモンスターであるディノバルド、ガムート、ライゼクス、タマミツネなどを紹介。いずれも聞きしに勝る力を持つモンスターなので、その特徴をしっかりと予習しておこう。
また歴代シリーズから登場するモンスターたちもピックアップ。本作ではガノトトスやラギアクルスなど、久々に対峙するモンスターが顔を揃える。
本作から登場するモンスターたち
本作から登場する新モンスター7体を紹介。特殊な攻撃を使ってくるモンスターが多いので、動きや特徴を覚えておくといいだろう。
“灼熱の刃”ディノバルド
4大メインモンスターの一角・ディノバルドは、長く強靭な尻尾を持つ紅蓮の獣竜。大剣の如き尾から斬竜と称され、発達した脚部で鋭く獲物に襲いかかり、必殺の一閃で斬り捨てる。
発火性の高い鉄分を含んだ尻尾の甲殻は摩擦によって加熱し、炎が巻き起こる。尻尾に煤がつき斬れ味が悪くなると、牙を使い研磨する姿も目撃されている。
ディノバルドの特徴
長く強靭な尻尾は、大剣のような鋭さを持つ。
肉食性で非常に凶暴だ。狙った獲物は逃さない。
“不動の山神”ガムート
まさに巨獣の名が相応しい貫禄を持ち合わせる牙獣種モンスター。雪山や氷海などの寒冷地に生息する。
草食性ではあるが、ひとたび外敵とみるや長い鼻と重量を武器に、文字通り相手を叩き潰す。また自ら四肢に雪装甲を纏うようだ。
雪玉投げ
巧みに鼻を使って雪玉を作り出して上空に投げつける!
スナイプブレス
強力な氷の弾丸で獲物を狙い撃つ!
吸い込み
強烈な吸引で獲物を引き寄せる!
踏みつけ
前脚を大きく上げ、重量を活かし力強く叩きつける攻撃!
“電の反逆者”ライゼクス
新たな飛竜種モンスター・ライゼクスは、縄張りに入ったものは全力で排除しようとする凶暴な性格。しかし、その翼膜はとても美しいとか。
「電竜(でんりゅう)」とも呼ばれる通り、ライゼクスの体内には発電器官が存在。トサカ、翼膜、尻尾を激しく振るわせて蓄電された、電気を帯びた部位による攻撃は、威力、範囲ともに拡大する。地上や空中を縦横無尽に駆けまわる新たな脅威だ。
トサカ攻撃
トサカを振り回して攻撃。電荷状態ではブレード状の電気を帯び、より強力な攻撃となる。
翼爪攻撃
発達した翼爪で、獲物を吹き飛ばすほど強力な薙ぎ払い攻撃を繰り出す。
尻尾攻撃
長い尻尾を叩きつけ、攻撃する。尻尾が電荷状態だと尻尾の周囲に放電し、威力、範囲共に伸びる。
雷光攻撃
強力なブレス攻撃。放たれた雷光は独特な軌道を描く。
電荷状態
ライゼクスは頭部、翼部、尻尾の3つの部位にそれぞれ電気を蓄え、「部位電荷状態」となる。この状態での攻撃はどれも強力なので、相対するハンターは細心の注意が必要だ。また、全身が電荷状態になると普段は見せない攻撃が…?
“妖艶なる舞”タマミツネ
4大モンスターの一角・タマミツネは、独自の進化を遂げた泡狐竜で俊敏かつ柔軟な動きをみせる。
特殊な分泌液と毛をこすり合わせ、獲物の自由を奪う泡を生み出し、軽やかな動きに泡を絡めて、舞うように狩りを行う。
泡の攻撃
シャボン玉のように多くの泡を使ってくる特殊な生態を持つタマミツネ。
トリッキーな動き
生み出した泡を自在に扱い、俊敏な動きをみせる。しなやかな動きから繰り出される攻撃はハンターを翻弄する。
水ブレス攻撃
強力な水ブレスでなぎ払う。この攻撃をくらえば痛手を受けるだろう。
新状態異常・泡まみれ状態
この状態異常になると地面を滑べるように動く。この独特の状態異常にどう対応していくかも、狩猟のカギとなるだろう。
“幻惑の魔術師”ホロロホルル
暗がりを好む鳥竜種のモンスター。翼と脚の爪で獲物を狙う。ホロロホルルは首の回転が特徴的で、背後を振り向く様は一見の価値がある。興奮すると翼爪を広げ凶暴性が増す。
羽の内に鱗粉を蓄えており、攻撃時には羽毛を逆立て鱗粉をバラ撒き、吸ったものを前後不覚に陥れるという。また、超音波を使ってくることもある。
マッカォ
鮮やかな赤と緑の体色が特徴の鳥竜種。マッカォは群れを作って生活しており、発達した脚部を使って獲物を攻撃する。
ドスマッカォ
集団行動をするマッカォのリーダー。羽のような黄色いトサカが特徴。獲物と対峙する際は、尻尾をバネのように使って跳躍する独特の動きをする。
歴代シリーズから登場するモンスターたち
「モンスターハンター」シリーズの人気モンスターたちも登場! ジンオウガやナルガクルガをはじめ、「モンスターハンター3」のメインモンスターだったラギアクルスも復活する。
ジンオウガ
雷光を帯びたその姿から雷狼竜とも呼ばれる牙竜種。起伏の激しい場所に棲むため、かぎ爪は鋭く、四肢は強靭に発達している。狩りの際には無数の雷光虫を集めることで、まとう電力を飛躍的に高めているとされ、超帯電状態と呼ばれる姿に変化する。
ティガレックス
原始的な風貌を残す飛竜。性格はいたって凶暴で、発達した四肢を使った突進や強力な爪と顎の一撃は、いずれも恐ろしい威力となっている。獲物を求めて広い範囲を移動し、寒い地方にまで姿を現すという。強烈な咆哮を放つため、轟竜の異名を持っている。
リオレウス
天空の王者と呼称され、畏れられる飛竜。雌火竜とともに巣を中心とした広いテリトリーを形成し、空から監視する。テリトリーに侵入した者には優れた飛行能力で上空から急降下し、毒を含む強力な爪で襲い掛かってくる。
ブラキディオス
緑色の爆発性物質を身にまとう獣竜種。厳密には、ある特別な粘菌による作用と推測されている。唾液に含まれる成分でその粘菌を活性化させ、爆破攻撃を行う。それに加え、機敏な動きと発達した前脚での打撃攻撃が得意。別名は砕竜。
ラギアクルス
広い海の食物連鎖の頂点に立ち、種を代表して海竜と呼ばれる。海原の主として多くの船乗りに恐れられている存在。
外皮で発生させた電気を背部の器官に蓄え、海が沸くほどの大電流を放つ。
ドドブランゴ
ブランゴの群れのリーダー。大きな牙と髭が特徴で、ブランゴの倍近い体格をもつ。常にブランゴを従え、縄張りを侵す者へ群れで攻撃を仕掛ける。
跳躍力が高く、雪の中を潜り移動するなど、機動力も高い。主に雪山を縄張りとしている。
ショウグンギザミ
巨大なモンスターの頭骨を背負う大型の甲殻種。鋭利で長い鋏を持ち、その刃は堅い火山の岩盤も容易にえぐり、天井を移動することも可能にするという。
希に貴重な真珠を殻内に生成し、珍重されている。
アオアシラ
温暖湿潤な地域の山や森に生息する牙獣種のモンスター。二足で立ち上がり、大好物のハチミツを採取したり、河原で魚を捕まえたりすることで知られる。
鋭い爪と厚い甲殻を持つ前脚は非常に発達しており、その一撃は脅威。美しい青毛を持つことから青熊獣とも呼ばれる。
ラングロトラ
マグマにも耐える分厚く赤い甲殻を持ち、赤甲獣とも呼ばれる牙獣種のモンスター。
身体を丸め、灼熱の地表の上を転がるように移動する。甲虫種を好み、その長い舌で絡めとるように捕らえてしまう。強力な麻痺性の唾を吐くことでも知られているため、注意が必要。
また特殊なガスを発することがあり、くらうと臭いが付いて体力やスタミナの回復アイテムなど、一部アイテムが使用できなくなる。
ガノトトス
主に水辺で目撃される巨大な魚竜種。別名は水竜。飛竜の翼に相当する部分は、泳ぎに適したヒレに変化しており、飛行する能力はない。魚のような外見に反し、陸地でも活動できる。
ロアルドロス
別名は水獣。首にあるスポンジ状の鱗に大量の水分を含ませることで表皮の乾燥を防ぎ、陸上での活動を助けている。
だが、スポンジが萎縮し始めるとその能力を失うため、水を得て回復を図る。また、特殊な粘液を吐き出し獲物の足元をすくって捕える。
ウラガンキン
巨大な獣竜種のモンスター。頑強な顎で岩盤を細かく砕き、主食である鉱石を採取する。
また、溶岩を巧みに使って岩石や鉱石を体表面に付着させており、ばらまく岩石は自らが引き起こす震動で大爆発を起こす。別名は爆鎚竜。
ナルガクルガ
木々の生い茂る土地に生息する独特の進化を遂げた飛竜。暗がりに身を潜め、恐るべき素早さで執拗かつ狡猾に獲物を狙い、追い詰める。発達した尻尾は、中型のモンスターを一撃で倒すほどの威力を持つ。
イャンガルルガ
黒く硬い甲殻と長いたてがみを持つ姿から「黒狼鳥」と呼ばれる。イャンクックに近い種とされているが比べると気性は荒く、非常に攻撃的。怒っていてもハンターの動きを冷静に見て挑みかかってくるので注意が必要だ。
第3回は、モンスターたちと遭遇するフィールド、ハンターの拠点となる村、アイルーが操作できる新要素「ニャンターモード」をまとめて紹介する。
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