【E3 2016】新たなモード「The Journey」が搭載―大きく生まれ変わった「FIFA 17」をいち早くプレイ!

プレイレビュー
0コメント 仁志睦

エレクトロニック・アーツは「E3 2016」に先駆けて、2016年6月12日からロサンゼルスにて独自のイベント「EA PLAY」を開催した。その会場で人気サッカーゲーム「FIFA」シリーズの最新作となる「FIFA 17」を試遊することができたので、さっそくプレイレポートをお届けしよう。

今回の試遊版では通常の試合モードに加え、新たに追加された「The Journey」が体験できるようになっていた。このモードは若き新人選手アレックス・ハンターとなってイングランドプレミアリーグで選手としてのキャリアを積み上げていくというもので、ひとりのプレイヤーの選手人生を追体験することができる。

何より面白いのが、しっかりとしたストーリーがあること。選手として正式に契約したアレックスが、マンチェスター・ユナイテッドのユニフォームを見つめるオープニングムービーをはじめ、試合前のロッカールームでのチームメイトとの会話や試合中の監督、アシスタントコーチとのやりとりが見られるなどドラマチックなシーンの数々を楽しめる。

さらに、会話シーンでは選択肢が出現する場合があり、選んだセリフによって相手のリアクションが変化するのだ。こうした選択によってチームメイトやコーチらの主人公への評価が変わっていくのだと思われる。

試合のほうだが、アレックスのデビュー戦はなんとリバプールとのイングランドダービー。しかも、後半に1対1の同点に追いつかれ、スタジアムにリバプール伝統の応援歌である「ユールネバーウォークアローン」が響きわたる中、監督(今季から監督に就任したジョゼ・モウリーニョが登場!)からフォワードのポジションで途中出場を命じられるのだ。しびれるような状況と言えよう。

恐らくここで勝ち越しのゴールを決めれば大いに監督の信頼度が上がるのだろうが、残念ながら何度かあったシュートチャンスをモノにすることはできなかった。こうした限られた出場機会で結果を出せるかが、このモードの重要なポイントになりそうだ。ちなみに、試合時の操作は通常のモードと同じで、ほかの選手たちも自由に動かすことができる。アレックス選手しか操作できないというわけではないので安心してほしい。

試合後にメディアのインタビューを受ける場面も見ることができた。デビュー戦について感想を聞かれるというものだが、ここでも選択肢が登場。筆者は「自分にとって特別な瞬間~」といった優等生的コメントを選択したのだが、試合が引き分けに終わったこともあって、チームの出来を批判するようなコメントも選択できるようになっていた。こうした選択肢を選んでいき、マスコミやチームメイトに嫌われる悪童タイプの選手になるというのも面白そうだ。

このように「The Journey」は従来の「FIFA」シリーズにはなかった非常に斬新な内容になっている。もちろん、まだまだ不明な点が多いのも事実。プレイの内容や会話時の選択などによって、ストーリーはどの程度変化していくのか。アレックスのポジションや外見は固定なのか、それとも自由にカスタマイズできるのか。気になる部分がたくさんあるだけに続報を待ちたい。

通常の試合モードのほうもプレイできたので簡単に紹介しておこう。今回の試遊版ではレアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシー、リバプール、バイエルン、ボルシア・ドルトムント、ユベントス、インテル、パリ・サンジェルマン、LAギャラクシーの計11チームが使用可能になっていて、筆者はドルトムントを選択。対戦相手にマンチェスター・ユナイテッドを選んでプレイすることにした。

実際にプレイしてみて感じたのが、これまで以上にフィジカルコンタクトが激しくなっていること。身体のぶつけ合いでよろめいてボールを失ったり、逆に相手の体勢を崩して優位に立ったりと、よりリアリティあふれる試合展開を楽しむことができる。もちろん、選手のビジュアルをはじめ映像面もさらにグレードアップ。ぱっと見ただけでは実際の試合画面とほとんど区別がつかないだろう。

ボールを持っていない選手の挙動もさらに磨きがかかっている。ここでオーバーラップしてほしいという場面でサイドバックの選手がダッシュで駆け上がってくれるし、カウンターの場面では誰かがスペースへ飛び出してくれるので、美しいパスワークによる崩しや一気呵成の速攻などサッカーのだいご味のひとつである多彩な攻撃を展開できる。

シリーズ初となるストーリーベースの新モードが搭載され、試合の演出もさらにパワーアップした「FIFA 17」。シリーズの記念碑的作品になりうるポテンシャルを秘めた一本だ。また、個人的にはエレクトロニック・アーツがトップパートナーとなったJリーグの登場にも期待したい。

※画面は開発中のものです。

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