スクウェア・エニックスは、2016年6月30日発売予定のPS4/PS3/PS Vita用ソフト「ウォーキング・デッド シーズン2」について、新情報のおさらいを公開した。
明日6月30日発売に先駆け、「シーズン2」に向けた基本システムのおさらいと、新たな出会いを紹介。
孤独な少女・クレメンタインの物語はどのような展開を辿るのか? その一端をチェックしておこう。
クレメンタイン
前作では「リー」とともに両親を探す旅を続けていた「クレメンタイン」であったが、今作では主人公としてひとり孤独な旅を続けることに。
前作から1年以上が経過し、大人びた表情を見せるクレメンタイン。まだ11歳の少女だが、過酷な環境が彼女を年齢以上に成長させた。
前作ではおぼつかなかった銃の扱いにもすっかり慣れ、ウォーカーに立ち向かう。
孤独な旅の新たなお供(?)。動物に見せる笑顔はやっぱりまだあどけない少女のものだ。
出会い
仲間と離ればなれになってしまったクレメンタインは、ある出来事をきっかけに山小屋で身を寄せて暮らす一団と出会う。衰えることのないウォーカーの脅威に加え、人間同士の対立も激化する世界にあっては、歓迎をもって迎えられる出会いばかりではない。
山小屋でひっそりと暮らす7人は、年齢も性別も人種もバラバラだ。
誰かに追われ、隠れているらしい彼らは相手が子供であっても容易に警戒を解くことが無い。
キャラクター
ピート
小屋に身をひそめるグループの一員。ニックの叔父、両親を亡くしたニックを実の親のように心配する。
ニック
小屋に身をひそめるグループの一員。普段はおとなしいが、キレると収拾がつかなくなる。ルークとは幼馴染。
ピートとニック
ある事件をきっかけに自暴自棄となったニックを、親に代わって導こうとするピートだが、その優しさはニックへ中々届かない。
ルーク
小屋に身をひそめるグループのリーダー的青年。行動力があり、面倒見がいい。
ルークとクレメンタイン
大怪我を負ってウォーカーに襲われていたクレメンタインを助けてくれた青年。クレメンタインを巡って彼らの仲間と揉めた時も味方となってくれた。
アルヴィン
小屋に身をひそめるグループの一員。レベッカの夫。妊娠中の妻を献身的に支える。
レベッカ
小屋に身をひそめるグループの一員。妊娠中。この世界で子どもを産み育てることに不安を抱えている。
アルヴィンとレベッカ
出産を控えナーバスとなっているレベッカは、クレメンタインがグループに加わることを快く思っていない。
カルロス
小屋に身をひそめるグループの一員。元医者の男性。娘思いで保守的な性格。
サラ
小屋に身をひそめるグループの一員。世間知らずな15歳の女の子。カルロスの娘。
カルロスとサラ
サラを大切にするあまり、やや過保護気味なカルロス。サラもそんな状況に甘んじている。
サラ
クレメンタインと同年代の少女。よく言えば天真爛漫、悪く言えば子どもっぽい。常に大人たちに守られているためか、クレメンタインに比べ危機感に欠けている。
システムおさらい
選択と決断
「ウォーキング・デッド」シリーズでは、会話や行動など、プレイヤーの選択によって物語が多様に変化し、さまざまな決断を重ねることで、異なる展開を見せていく。
ゾンビアポカリプス発生から数年が経過し、好転しない状況に希望が失われていく中、優しさは隙となり、時に命取りに。本当に信頼できる相手は誰なのか、うわべだけの言葉にとらわれず会話やしぐさなどから、信頼できる相手をじっくり見極めよう。
こんな世界においても正直に生きるのか、生き残るために嘘をつくのか。大人たちだけでなく、クレメンタイン本人も随所で決断を迫られる。
アクションコマンド
次々と起こる危機を回避し、生き残るためには、瞬間的な判断と素早いアクションが求められる。画面内に存在するあらゆる物や環境を利用し、ウォーカーや敵対する人間を出し抜く必要があるのだ。
増加の一途を辿るウォーカーの脅威は前作以上。動きが遅く、知能の低いウォーカーだが、前作では不意打ちで命を落とした仲間も少なくない。常に警戒を怠らないように。
瞬時に状況を把握し、シチュエーションに応じた適切なアクションを選択しよう。
新たなエリアに到着したら、使えるものがないか隅々まで探索しよう。一見すると使い道のわからないアイテムでも、物資の乏しいこの世界では後々何かの役に立つことも多い。
ウォーカー
次第に数を増すウォーカーの群れ。生き残った人間達はウォーカーの動きが鈍くなると言われている北を目指し、旅を続ける。
ウォーカーのはびこる中で生き抜く術を身に着けつつあるクレメンタイン。そのサバイバル力には大人も驚かされる。