コーエーテクモゲームスは、8月21日に神奈川県民ホールで「ネオロマンス・フェスタ 下天の華 ~星見の宴~」を開催した。ここでは昼の部についてお届けする。
出演者
松風雅也さん(織田信長役)
野島健児さん(明智光秀役)
森久保祥太郎さん(羽柴秀吉役)
島﨑信長さん(森 蘭丸役)
檜山修之さん(百地尚光役)
岡本寛志さん(織田信行役)
興津和幸さん(黒田官兵衛役)※昼公演のみ
柿原徹也さん(竹中半兵衛役)
庄司宇芽香さん(石田佐吉役)アンフィニ(ユーキさん、Kanさん)
突然の事件発生!?謎と笑いに溢れたドラマコーナー
出演者が勢ぞろいし、胸がときめくような挨拶をしたのも束の間。大きな悲鳴が聞こえ、ステージ上には倒れる与四郎(Kanさん)という衝撃の展開が待っていた。突然の出来事にどよめく皆へ、静まれと叫ぶ信長。このわずかな時間に起きた悲劇に対し「曲者はこの中にいる」と断言する。
こうして息つく間もなくドラマ「曲者は誰だ!! 茶人殺人事件!?」がスタート。謁見の間には信長、光秀、秀吉、蘭丸、官兵衛、半兵衛、佐吉といった面々が集まり、与四郎が倒れていた状況を少しずつ整理していく。佐吉の証言により浮上した官兵衛の不審な行動とその理由、そして与四郎が抱えていた秘密が判明し、やがてすべての謎が明らかとなる。
ドラマ後半では評定に遅れて現れた信行が百地に詳しい話を調べさせるといったエピソードが語られ、一見シリアスな雰囲気に思えるかもしれないが実際はかなりコミカルな要素が満載。会場内からは大きな笑いが起きていた。
目指せオンリーワン!可愛いウサギも現れたバラエティコーナー
バラエティコーナー「心眼! 目指せ唯一の星」では檜山さん・岡本さんを司会に迎え、個人対抗戦が始まる。
ルールは「○○といえば」という質問に対して選択肢の中から答えを1つ選び、その答えが誰ともかぶらない「唯一の星」であれば3ポイントを得られるというもの。1度全員で答えを照らし合わせた後にもう1度変更するチャンスがあり、「唯一の星」がいなかった場合はより人数の多い答えを選んだ多数派に1ポイントが加算される。
第1問「犯人といえば?」は「(1)お代官様」「(2)越後屋」「(3)織田信行」という選択肢で、野島さんは「3が好き」という理由で札を挙げるというマイペースぶりを発揮。1度目は誰も越後屋を選ばなかったため、2度目に越後屋を選んだ興津さんが駆け引きを制覇して見事に唯一の星となった。
第2問「野望といえば?」で用意されたのは「(1)世界征服」「(2)信長の」「(3)天下布武」。庄司さんがどこからともなく出した「ウサギの札(2番の意)」で会場は大盛り上がり。1度目は2番が多く、ここはやはり「信長の野望 30周年記念作品」として2番を選ぶべきではといった意見が飛び交うが、2度目に1番を挙げた柿原さんが一人勝ち。見事、頭脳派の軍師を演じる2人が勝ちをさらっていく。
第3問「怖いものといえば?」では「(1)お化け」「(2)寝坊」「(3)信長様」という方向性の異なる選択肢が用意され、出演者からはリアルな寝坊エピソードなども語られた。1度目は2番と3番に割れ、2度目は3番が多数派に。ここで松風さん、野島さん、森久保さんの3人が1ポイントをゲットする。
第4問「変化するなら?」では「(1)かえる」「(2)地蔵」「(3)女房」とゲームにちなんだ内容が出題され、1度目は2番と3番に分かれ、2度目には島﨑さんだけが1番を選択。最終的には島﨑さん・興津さん・柿原さんが3ポイントで同率1位となり、勝者には野島さんが手ずから賞品の「おまんじゅう」を食べさせてくれた。一口で食べきるのはなかなか難しそうだった中、興津さんは「姫の気分が味わえるなら」とコメントして笑いを誘った。
一味違う愛のメッセージ&新曲も加わったライヴコーナーも
愛のメッセージコーナーは、9月8日に発売を控えたPS Vitaソフト「下天の華 with 夢灯り 愛蔵版」に追加された「罪の華エンド」を思わせる内容に。どこか思いつめた様子の姫を気遣う佐吉や、秀吉、官兵衛、信行、信長の愛情と物悲しさを感じるメッセ―ジが披露された。
続くライヴコーナーでは、柿原さんが「闇に舞う桜(はな)」、興津さんが「至上の華」、島﨑さんが新曲の「青い恋」、野島さんが「月影の夜露(つゆ)」を熱唱。エンディングはアンフィニの「WILD SURVIVOR」に乗せ、それぞれのキャラクターが互いをけん制しながらデートに誘うようなドキっとするシチュエーションで締めくくられる。
アンコールで再び登場し、ファンへの深い感謝を思い思いに伝える出演者たち。ここで松風さんから11月6日に「下天の華 with 夢灯り 愛蔵版」の発売を記念したディナーパーティー開催が告知され、ゲーム発売後もますますの盛り上がりを期待させる。最後に会場内の全員でイベントの感動を共有するように「光射す未来へ」を歌い、出演者はステージ上からぎりぎりまで身を乗り出しながらファンの声援に応えていた。