コアエッジは、本日9月1日にグレースバリ秋葉原にてPCブラウザゲーム「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ PC」並びにスマートフォン向けゲームアプリ「アルテイルクロニクル」の制作発表会を開催した。

目次
  1. 「魔法使いと黒猫のウィズ」PC版のコンセプトは“つながり”
  2. 黒猫愛に溢れたトークディスカッション
  3. 新作スマートフォン向けアプリ「アルテイルクロニクル」の魅力に迫る

本発表会は2部構成で行われ、第1部では「クイズ RPG魔法使いと黒猫のウィズ(以下、黒猫のウィズ)」PCブラウザ版としてサービスが行われる「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ PC(以下、黒猫のウィズ PC)」について、ディレクター・畠山敦志氏とアートディレクター・坂下智亜紀氏が登場。さらに、「黒猫のウィズ」のプロジェクトマネージャーであるコロプラのうがぴよ氏も駆けつけ対談を行った。

第2部ではコアエッジ初の試みであるスマートフォン向けアプリ「アルテイルクロニクル」の魅力やゲームシステムについて、プロデューサー・大川祥吾氏と公式美人プレイヤー・関口愛美さんが紹介した。

「魔法使いと黒猫のウィズ」PC版のコンセプトは“つながり”

第1部の冒頭、会場内で上映されたムービーにて、ユーザーにはお馴染みのウィズの姿とともに、「黒猫のウィズ」のPCブラウザ版である「黒猫のウィズ PC」が発表された。

坂下氏は、PCブラウザ版を作るにあたってのコンセプトとして「つながり」をより意識してゲーム制作を行ったと語った。PCだからこそできる表現としてチャット機能の追加や、クランを追加し、ユーザー同士のコミュニティを大事にすることを重視したという。

畠山氏からは実際のゲームのプレイが紹介された。ゲーム画面はPC版ならではの横にワイドな作りをしており、視認性が良いのが印象的だった。「黒猫のウィズ」の魅力である濃厚なバックボーンを持った「キャラクター」を楽しめるよう、ホーム画面では自分のお気に入りのキャラクターを表示できるように。これは他のユーザーも見ることができるため、キャラクターをきっかけにユーザーの「つながり」の導線になれば嬉しいと語った。

雪国育ちなのでピノがお気に入りだとか

クイズに挑戦する場面ではサクサク感を大事にしていると説明、実際のプレイでは画面の遷移などはスムーズに動いており非常にストレスフリーだった。

クラン画面ではクランメンバーの状態を確認できたり、クラン専用の掲示板も用意。今後はクランイベントなども予定されており、クランを通じてワイワイ遊べそうだ。

ユーザーと一緒にゲームを作っていきたいと意気込みを見せた畠山氏は、サービス開始後の展開として、コンセプトとして挙げた「つながり」を広げるアップデートを企画しているとコメント。現状では、本家のシリーズイベントへのエリアマップの追加を予定しているという。

ここで、PCブラウザ版の目玉となる、手に入れることでアナザーストーリーが楽しめる「アナザー精霊」を紹介。

「黒猫のウィズ」は、キャラクターのストーリーが作りこまれていることに着目し、さらにアナザーストーリーを用意することで、キャラクターの魅力が増すのではないかと考えたそう。アナザー精霊はぞくぞく追加される予定なので、既存のユーザーも楽しめるのではないだろうか。

本作のサービスは、Yahoo! Mobageにて2016年9月中に開始予定で、事前登録が本日9月1日より行われている。事前登録を行うと回すことのできる事前登録ガチャは、非常に力を入れて作ったので是非遊んでもらいたいと熱弁した。

ちなみにスマートフォン版とデータ連動は無いが、「PCブラウザ版では独自の文化を作っていきたい」と意気込みを見せた。

黒猫愛に溢れたトークディスカッション

トークセッションでは畠山氏と坂下氏に加え、うがぴよ氏が登場しトークディスカッションを行った。

今回のPC版発表を受けての感想を問われたうがぴよ氏は、「黒猫のウィズ」をたくさんの人に遊んでもらいたいという気持ちがあり、PC版がきっかけでさらに「黒猫のウィズ」ユーザーが増えると嬉しいとコメントした。

畠山氏は「黒猫のウィズ」への愛をPC版でも継承していくことが非常に大事だと考えており、それをゲーム内で表現することに力を入れたと話す。また、たくさんの人に遊んでもらいたいという考えに共感し、どんなPCでも動くようにゲームを軽く、尚且つキレイにという部分に拘ったという。

これを受けてうがぴよ氏は、スマートフォン版でもリリース当初から多くのユーザーに触れてもらいたい想いから、ゲームの動作環境の基準は一度も変えていないという。PCブラウザ版もその思想は継承してもらいたいと思いを語った。

ゲーム内でのコラボについてどう考えているかを聞かれると、うがぴよ氏は、まずコラボ先のファンの方に楽しんでもらい、かつ「黒猫のウィズ」のファンが楽しんでもらえるイベントを作ることを意識していると強調。そのため、コラボ先のコンテンツを良く理解している担当者をつけて開発しており、場合によっては挙手制で担当が決まるときもあるとか。

その話を受けて畠山氏は、今回のPCブラウザ版への取り組みも、挙手をするぐらいの意気込みで臨んでいるので、今後も「黒猫のウィズ」というコンテンツを大事にしていきたいと語った。

コンテンツへの愛ということで、ここからは「黒猫のウィズ」のキャラクターに対する想いに関するトークに。本家では昔のキャラクターもアップデートで使える性能になっているが、その理由についてうがぴよ氏が言及。同氏によると、「黒猫のウィズ」ではキャラクターの一人ひとりを大事にしており、そうすることでユーザーの方もキャラクターに愛着を持ってくれるのではとコメントした。

坂下氏は、PCブラウザ版でもキャラ愛は継承していきたいと考えており、「アナザー精霊」などPC版独自の要素でそういった部分を掘り下げていきたいと語った。

最後にコアエッジ代表取締役CEOである宮本貴志氏が相当な「黒猫ラヴ」だという話題に。以前「黒猫のウィズ」とグリコがコラボした際、宮本氏はグリコのチョコを箱買いし、コンビニをハシゴしてコラボカードを2週分コンプリートしたという逸話も飛び出した。

それに対して、うがぴよ氏はさすがに全部揃えた人は見たことがないと驚きを隠せない様子だった。

新作スマートフォン向けアプリ「アルテイルクロニクル」の魅力に迫る

続く第2部では、こちらもPVの上映とともに新作スマートフォン向けアプリ「アルテイルクロニクル」が発表。大川氏と関口さんが登壇し、本作の魅力を語った。

コアエッジは2004年よりデジタルオンラインTCG「アルテイル」を運営しており、そのノウハウや世界観をスマートフォン向けアプリに大胆に落とし込んだ本作について、大川氏は、「瞬速頭脳戦」をコンセプトとして謳う。

通常のTCGゲームは1回のプレイ時間は15~20分くらいかかるが、そこをスマートフォン向けに特化してアレンジしたものが「瞬速頭脳戦」だと言う。TCGの面白さを一度理解した上で、TCGの醍醐味はデッキ構築であると定義。バトル部分は完全オートバトルと振り切った作りになっている。スキップを行えばマッチングをした時点でバトル結果がわかるため、1バトル5秒程度で終わるというから驚きだ。

「オートバトルでは奥深いゲーム性が無いのではないか?」と関口さんから疑問の声が上がるが、それを補完するのがリボルバーバトルシステムだと大川氏はコメント。キャラクターには5つのスキルセット枠があり、そこに様々なスキルをセットできる。5つのスキルがリボルバーのように回転し、ランダムでスキルが発動するまったく新しいバトルシステムだ。

このスキルセットが通常のTCGのデッキ構築にあたり、組み合わせは1379兆通りもあるのだとか。ここからTCG特有の奥深さが生まれるようだ。時間があるときにデッキ構築を行い、すき間時間にバトルを楽しんで欲しいと、大川氏はコメントした。

バトルはオートで進むため、メタ環境を読み取ってデッキを構築する頭脳戦が楽しめそうだ。

バトルは色々なモードで行うことが可能で、素材などのアイテムが手に入るストーリーモードや、対人戦ができるコロシアムモードなどがある。他にも友達と対戦できるフリーバトルや、自分のデッキ同士をぶつけてシミュレートをするモードなどもあり、期待が高まる。またトーナメントモードとして毎週オンライン上で大会を開き、戦績によって報酬を獲得できるモードもあるとのことだ。

さらに本作では、バトルという部分を推していきたいという想いと、ユーザーとの交流を大事にしたいという想いから、賞金付きのリアルイベントも実施すると発表。なんと優勝賞金は100万円ということで会場も大きくどよめいた。関口さんも公式プレイヤーという立場を捨てて、個人的に出たいと意気込みを見せていた。こちらは早ければ年末には実施する予定とのことだ。

本作は完全新作のアプリであるが、「アルテイル」の設定を生かしており、同作の世界観を知っているとより楽しめる作りになっていると話す。またメインストーリーはかなり衝撃的な内容になっているようだ。

メインストーリーには個性豊かなキャラクターが登場するが、中でも11人のメインヒロインにはプロデューサーを8人も立てるなど、キャラクターの設定にはかなり拘っていると大川氏はコメント。その力の入れようが察せられよう。

本作のサービス開始は2016年秋を予定しており、本日9月1日よりさっそくクローズドβテストの募集が開始となる。こちらはゲーム自体は完成しているためゲームバランスの調整などが目的だ。リアルイベントで優勝賞金を狙っているユーザーは、是非この機会にβテストに参加してみてはいかがだろうか。

最後にコアエッジ代表取締役CEOの宮本貴志氏が登壇し、今後もユーザーの笑顔を作っていくということをモットーに頑張りたいと締めくくった。

アルテイルクロニクル

コアエッジ

iOSアプリiOS

  • 配信日:2016年11月15日
  • 価格:基本無料

    アルテイルクロニクル

    コアエッジ

    AndroidアプリAndroid

    • 配信日:2016年11月15日
    • 価格:基本無料

      ※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

      コメントを投稿する

      この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー

      クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ PCサービス終了