エムツーは、2Dイラストを滑らかに立体的に動かす技術「E-mote」を、9月15日から幕張メッセにて開催される東京ゲームショウ2016のビジネスデイに出展する。

目次
  1. 触覚センサ内蔵マネキンVRでアイラといちゃいちゃ触れ合いタイム
  2. 2.5次元ハーレム教室で5人の女の子+1に囲まれる夢時間
  3. 10分でイラスト1枚から動くスタンプ24種を自動生成「動くE-moteスタンプ」
  4. 日程、出展ブース番号

触覚センサ内蔵マネキンVRでアイラといちゃいちゃ触れ合いタイム

E-moteは、キャラクターの2Dイラストからわずかなステップで、ゲームに使える滑らかで立体的なアニメーションを作成できる同社独自のエンジンだ。

立ち絵のキャラクターの表情、向き、手足の動作を簡単かつダイナミックに動かすことができ、3Dモデルでは難しいイラストの質感をそのまま再現することができる。

今回は5pb.のPS Vita用ソフト「プラスティック・メモリーズ」(10月13日発売予定)で、アイラにタッチするとさまざまなセリフを聞くことができる「ふれあいモード」がVR空間に再現された。アイラをイメージした現実世界のマネキンに、プレイヤーが頭をなでたり身体に触れると、VR空間のアイラとコミュニケーションすることができる。

VR制作風景。会場のマネキンはウィッグ、腕付きでアイラの衣装を着る。

HMD(ヘッドマウントディスプレイ)はプレイヤーの位置を検出するHTC Viveを用い、マネキンに取り付けた触覚(静電)センサによって、プレイヤーからのタッチを検出してコミュニケーションを実施。さらに、手のジェスチャーでコンピュータ操作を行うLeap Motionを用いて、プレイヤーの手の動きをVR空間に投影し、VR空間のアイラに直接触っているかのような一体感を実現した。

※Leap Motionは、手の動きの投影と選択肢の操作にのみ用い、アイラに触ったかどうかと触った箇所の検出は、マネキンの触覚センサによって行っています。

2.5次元ハーレム教室で5人の女の子+1に囲まれる夢時間

Steam用ノベルゲーム「TokyOSchool Life」(Dogenzaka Lab/配信中)のヒロイン、水無月さくら、弥生花梨、葉月葵と、「Malus Code」(Dogenzaka Lab/配信中)に登場する、石黒ユリ、生駒八重、長津田鈴懸の6人に、学校の教室で取り囲まれるハーレムVRも展示される。

女の子たちは一斉にプレイヤーを見つめてくる。プレイヤーは女の子を見つめ返したり、タッチすることでコミュニケーションすることが可能。変なところを触ってしまうと厳しい言葉(ご褒美?)が返ってくることも。

※マネキンは使用せず、キャラクターのタッチ検出はLeap Motionで行います。生駒八重は男性です。

10分でイラスト1枚から動くスタンプ24種を自動生成「動くE-moteスタンプ」

来場者に描いていただいたキャラクターのイラストをE-mote化し、キャラクターの表情アニメにセリフやエフェクトを追加して24種類のアニメーションスタンプをその場で自動生成するデモも実施。

イラストを描くだけ、全工程約10分(イラスト作成時間含む)で簡単に作成可能。スタンプのサイズはLINEのアニメーションスタンプの仕様に沿ったW320×H270pxだ。

※東京ゲームショウのデモでは、LINEで使われるAPNG形式ではなくGIF形式で出力します。後日、APNG形式で出力できるアプリの配信を予定しております。出力できるのはアニメーションスタンプ24種類のみで、LINEスタンプへの申請はこのほかにメイン画像とトークルームタブ画像が必要です。

日程、出展ブース番号

東京ゲームショウ2016ビジネスデイ
2016年9月15日(木)、16日(金)10:00-17:00
http://tgs.cesa.or.jp

E-mote(エムツー)出展ブース番号
4-N05(ビジネスソリューションコーナー)

※画面は開発中のものです。

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