【TGS 2016】茶々の華麗な実機プレイ＆サプライズゲストも登場！「戦国無双～真田丸～」スペシャルステージ

千葉・幕張メッセにて9月15日より開催中の「東京ゲームショウ2016」。ここではコーエーテクモゲームスのブースで9月17日に行われたPS4/PS3/PS Vita用ソフト「戦国無双～真田丸～」スペシャルステージをレポートする。

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草尾さん＆高野さんがビジュアルの変化と演技についてトーク
高野さんが茶々を実機プレイで操作！サプライズゲストも

草尾さん＆高野さんがビジュアルの変化と演技についてトーク

ステージにはプロデューサーの三枝修氏、スペシャルゲストとして真田幸村役・草尾毅さん、茶々を思わせるカラーの衣装で茶々役・高野麻里佳さんが登場。まずは三枝氏が本作の魅力について解説していく。

「戦国無双」シリーズ初の試みとして一人の武将・真田幸村の48年、その生涯にスポットを当てた壮大なストーリーが展開する「戦国無双～真田丸～」。

合戦やアクションはもちろん深い人間ドラマや武将の日常を体験できる新システム「城下町」、大河ドラマ「真田丸」でお馴染のシブサワ・コウ氏が監修した「フル3D全国一枚マップ」、重要な局面だけでなく複数の戦場で構成したよりスケールの大きい「長期合戦」も登場。新たなプレイアブルキャラクターとして熱望されていた幸村の父・真田昌幸や茶々、佐助も参戦する。

幸村は青年期、壮年期とその姿が変化する。草尾さんは青年期・壮年期に意識して区別をつけず、ビジュアルの変化の間に「あの青年期がこうした壮年期になるには、こんなことがあったんだろうなとプレイヤーに感じてもらえるようなセリフになれば」という点を意識したという。

「時代を経て姿が変わっていても、中身は熱い魂を持った武士（もののふ）の幸村です。でも彼にも色々なことがあって、昔だったら全面に押し出し、ストレートに言っていたことも相手を慮り言わなくなる。そういったものを感じてもらえれば」とコメント。さらに青年期、壮年期それぞれのセリフをファンの前で初披露した。

茶々も幼年期、青年期で外見が変わるキャラクターだ。高野さんは、幼年期は可愛らしい心を持ちつつお転婆よりの女の子と感じ、青年期では草尾さんと同様に「その間に何が起こったのか」を大事にし「茶々の中で何が起こって、こういうセリフが出てしまうのか」「どうして幸村にこんな態度を取ってしまうのか」を考えながら演じ、声のトーンは重みを意識したそう。

高野さんも可愛らしくも高貴さが垣間見える幼年期、言葉に重みを感じる凛々しい青年期のセリフをファンに届けた。

高野さんが茶々を実機プレイで操作！サプライズゲストも

ここで、高野さんが実機プレイで初公開となる茶々を操作することに。なんとコントローラーを手渡したのは「戦国無双」シリーズで石田三成、柴田勝家を演じる竹本英史さんというサプライズにファンは大喜び。今回は1P側を昌幸、2P側を特別に茶々が選べるようにした状態で「川中島の戦い」を進めていく。

竹本さんが時折アドバイスを送りつつ、軽快にプレイを進めていく高野さん。三枝氏は合戦中にさまざまな策略を発動できる「次の一手」や、昌幸の策士らしさを思わせるシステム、より使いやすくなった「無双極意」などを解説していく。本作には時間の経過も組み込まれており、昼から夜になるとマップが見えにくくなる反面、敵の士気の高いエリアがなくなるなどリアルタムに戦況が変化する。

昌幸はトリッキーなアクションも特徴で、槍の先についた旗で敵を包むという変わった技も使用可能。攻撃範囲も広くスピードもあり、使いやすいキャラクターに仕上がっている。髪が白と黒のツートンカラーになっているのは、真田家を守るためならば二枚舌を使うといった「二面性」の逸話をデザインに取り入れたと三枝氏は語る。

茶々はかんざしを武器としており、時には頭に装備しているものを抜いて2本で戦うこともあるそうだ。お嬢様らしい新体操やお市をイメージした動きも取り入れ、カラーは長政を意識したという。「戦国無双」シリーズが大好きだという高野さんは、実際にプレイしてみてこれまでとは一味も二味も違うと興奮気味に語る。草尾さんも以前にも増して引き込まれるものがあると感想を述べた。

発売を11月23日に控え、六文銭のように飾れるアクリルコースターなど豪華な特典が満載の「TREASURE BOX」も用意されている本作。初回特典としてNHK大河ドラマ「真田丸」特製衣装「真田信繁(幸村) 赤備え」のダウンロードシリアルを同梱することが発表されていたが、さらに真田昌幸の「真田丸」衣装もDLCとして配信されることが決定。城下町ではこの衣装を着る、といった遊び方も楽しめそうだ。

最後に草尾さんは「真田丸」とコラボレーションし、幸村の生涯を描くような新作が出るとは夢にも思っていなかったと心境を告白。何回もプレイして「幸村ってこういう人だったのか」と共感し、よりリアルに「戦国無双」の真田幸村を肌で感じてもらえるように力を込めて演じたと熱くファンに語る。

高野さんは小さい頃から「戦国無双」をプレイし、特に記憶に残っているのは「くのいち」のエンドが好きだったそう。今回は茶々という役で幸村と関わるのが本当に嬉しく、くのいちや佐助などに対してもワクワクが止まらないと発売が待ちきれないといった様子だ。竹本さんも一ユーザーとして非常に楽しみであり、ぜひ楽しんでほしいとアピールした。

三枝氏も今までにない「戦後無双」であり、幸村の生まれる前、昌幸の時代から続く壮大なストーリーを描いており、三成をはじめ、真田家に絡む武将もたくさん出てくるとコメント。開発も最後のブラッシュアップに入っており、11月23日の発売を楽しみに待っていてほしいと締めくくった。