セガ・インタラクティブは、千葉・幕張メッセにて開催中の「ジャパン アミューズメント エキスポ 2017(JAEPO 2017)」の同社ブースにて、「SOUL REVERSE(ソウルリバース)」のステージイベントを実施した。

「SOUL REVERSE」は、2016 年11月にサービスを開始したiOS/Android向けゲームアプリ「SOUL REVERSE ZERO」に続く、「ソウルリバース」シリーズ第二弾タイトル。最大10人vs10人のネットワーク対戦アクションゲームで、神々やクリーチャーの息づく幻想世界を舞台に二つの陣営に分かれてのチーム戦が楽しめる。

今回のステージイベントでは、本作の開発プロデューサーであるセガ・インタラクティブの三上岳彦氏が2人の美女を引き連れて登壇。この2人は、ゲーム中に登場するキャラクターであるルーチェとパンドラで、JAEPO 2017では「SOUL REVERSE」ブースに姿を見せるそうなので、ぜひその目で確認してみてはいかがだろうか。

三上岳彦氏

撮影タイムが終わったところで、三上氏より本作の開発における経緯が語られる。同氏といえば、2009年より稼働を開始し、今なおシリーズ展開が続く多人数対戦ゲーム「ボーダーブレイク」を手掛けたことで知られるが、そこでの経験を経て、より多くの人に遊んでもらえるゲームを作りたいという思いから、ファンタジーをテーマとして本作の開発を始めたという。また、昨今ではスマートフォンの普及が進み、支払いに関しても電子マネーへの対応が増えているため、次の時代を見越した製品作りも目指したそう。

その意気込みの一端を感じられる、世界観を表現したブースの様子。

タイトルのコンセプトが語られたところで、壇上にはゲストとしてゼノビア役の長谷美希さんが登場。詳しくは後述するが、長谷さんが演じるゼノビアは、「SOUL REVERSE ZERO」との連動精霊で、会場では「SOUL REVERSE ZERO」で使用できる英霊SSR「ゼノビア」を先行で獲得できるキャンペーンが行われている。長谷さんは、「みなさんに(ゼノビアを)早く使ってもらいたい」と、「SOUL REVERSE」の稼働を心待ちにしている様子だった。

(左)長谷美希さん

ここでゲームの基本的な要素を紹介する映像を上映。その上で、各要素について三上氏からの解説が行われることに。

まずは32インチの大型タッチパネルモニター、長期運営にも耐えうるという新システムボードを搭載した新型汎用筐体を紹介。操作系には、新たに右手親指を使ってトラックボールのような感覚で視点を変更する仕組みが用意されている。

また、下部にはUSBチャージングポートとヘッドフォンジャックが用意されている。特にUSBチャージングポートは、攻略情報を見たり、友人とコミュニケーションをとって協力対戦に挑むなど、現在のスマートフォンを活用したシーンに対応するために新たに搭載された要素だ。

続いて紹介されたのは、プレイキーキャラクターとして選択できる4つのクラス。画像で紹介している通りそれぞれに特徴が異なるが、三上氏によるとウォーリアーとナイトはアクションゲームが得意な人、後方支援を行うメイジやレンジャーは普段アクションゲームをプレイしない人にオススメだという。普段からアーケードゲームをプレイするという長谷さんは、サポート役に回るのが好きということで、後方支援のクラスに興味を持っている様子だった。

ここでは4つのクラスで異なる性別となっているが、ゲーム中では各クラスで男女を選択できる。
また、一度クラスを選択した後も、別のクラスに変えられる転職という仕組みが用意されているとのこと。

また本作では、アーサー(CV:江口拓也)、ランスロット(CV:関俊彦)、パンドラ(CV:上田麗奈)といった伝説上の英雄たちを、英霊として連れて行くことができる。英霊にはそれぞれスキルが用意されており、その英霊によって戦略も変わってくる。そして、英霊と一体化して戦う「ソウルリバース」は、まさに対戦における切り札になるだろう。

ゲームモードは、最大で10人vs10人の集団戦がメインコンテンツとして据えられている。オンラインでつながった最大20人のプレイヤーが、赤と青の陣営に分かれて戦い、相手の陣営の神将と呼ばれるボスを倒したほうが勝ちとなる。

小田嶋大士氏

ここで全国対戦の模様を紹介するべく、解説役としてゲームディレクターの小田嶋大士氏も加わり、開発スタッフによるデモンストレーションが披露される。

先ほども触れた通り、本作では先に神将を撃破すれば勝利となるが、マップの各所に用意されている霊脈を制圧しておくと、一度戦闘不能になってしまっても、制圧した霊脈を選んで再出撃できるなど、対戦中も相手陣営との駆け引きが発生する。このように戦闘不能へのペナルティはないものの、復帰時には神将の力を借りて(HPを消費して)いることは忘れないでおきたい。

そのほかにも、NPCとして各陣営に存在する眷属兵、バックスタブ(敵の背後みまわりこんで弱+強ボタン)と呼ばれる特殊攻撃や、英霊を用いた英霊スキルやソウルリバースの流れなどを紹介。今回は残念ながら参加人数が少なかったこともありクリアには至らなかったが、10人揃った時にどのように楽しめるのかに注目したい。

待機中、画面上のルーチェを触るとリアクションを返してくれる。
自陣営の神将。相手の神将を倒すのはもちろんのこと、攻め込まれないようにするのも重要となりそうだ。
霊脈はサークル状に表示されている。一定時間サークルの中にいることで、制圧することが可能だ。
ソウルリバースでガヴェインの姿に。ステータスも大幅にアップする。

デモンストレーションの終了後は、ゲーム内のさらなる要素を紹介。まず対戦後に手に入る報酬だが、対戦時の活躍によって入手できる数が変わってくる。また、同じ装備でもステータス補正や追加効果などの付加要素はランダムであるため、いわゆるハック&スラッシュ要素となっている。

また、プレイヤーの武器・防具をはじめ、男女・身長・体型などを細かく調整できるエディット機能も用意されている。

その他の特徴として、友達と同じチームになって戦うことができる「戦友共闘」や先述の電子マネー決済も紹介。ここには書かれていないものの、公式ポータルでのフレンド登録のようなサービスも予定しており、離れた場所でもマッチングしてプレイできる仕組みを導入したいという。

そして、多彩な視点でバトルを振り返ることのできるターミナルを用意。こちらは同じバトルに参加した他のプレイヤーのカメラに切り替えることもできるそう。また、筐体の動画作成も待ち時間なく作成できるすぐれものだ。

さらに、長谷さんが演じるゼノビアについては、「SOUL REVERSE」と「SOUL REVERSE ZERO」で共通のデザインコンセプトを用いつつも、それぞれのタイトルに合わせたキャラクター付けをしていることを紹介。長谷さんも実質的に2役を担当したということで、ステージ上ではそれぞれのタイトルでのゼノビアを実演してくれた。

3人より今後に向けての意気込みなどが語られると、最後に本作のロケテストが3月3日から5日にかけて東京都内で行われることが発表。こちらではさまざまな特典も用意されているということなので、続報に期待しよう。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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