DMM.com POWERCHORD STUDIOがiOS/Android向けに配信を開始した「EGGLIA~赤いぼうしの伝説~」。DMMとブラウニーズがタッグを組んで制作された本作のプレイレポートをお届けする。

目次
  1. 奇跡の王国“エグリア”を巡る物語
  2. たまごから広がるエグリアの世界
  3. 冒険を助けてくれる精霊たち
  4. 手軽に、でもじっくりと腰を据えて遊べる“エグリア”の魅力

「EGGLIA~赤いぼうしの伝説~」は、残虐な種族として言い伝えられる“レッドキャップ族”の少年・チャボを主人公としたファンタジーRPG。プレイヤーは、“ニーベルエッグ”と呼ばれる、さまざまな世界を封じ込めたたまごを解放していきながら街を発展させていき、かつてたくさんの種族が幸せに暮らしていたという奇跡の大陸“エグリア”の復興を目指していく。

本作は、「聖剣伝説2」などのキャラクターデザインを務めた亀岡慎一氏が制作の指揮を務め、下村陽子氏が楽曲制作を手掛けるなど、どこか懐かしい往年のRPGの雰囲気が感じられる作品だ。

すごろくのようなサイコロを用いた一風変わった探索要素と、素材の収集やアイテムの制作を通じて街を発展させていくゲームプレイ部分はもちろん、たまごに封じられた“エグリア”にまつわる謎を解き明かしていくRPG要素もしっかりと作り込まれており、スマートフォン向けゲームながらじっくりと腰を据えてやり込める内容に仕上がっている。

ここでは、そんな「EGGLIA」の詳しいゲーム内容を、多数のスクリーンショットと共に紹介していく。

奇跡の王国“エグリア”を巡る物語

ストーリー

遥か昔、エグリアという王国がありました。
たくさんの種族が幸せに暮らす、奇跡の王国でした。

しかし、幸せな日々は突然終わりを迎えてしまいます。

とても大きなオーガが襲ってきたのです。理性も目的もない天災にような力に、エグリアの人々はなす術もありません。戦いを好む鬼族のレッドキャップたち以外は……。

激しさを増す戦い。すぐそこに迫る滅亡。

王国の魔導士クフは世界を守るため、大地を無数のたまごに封じることを決めました。ひとつ、またひとつと大地は封印され、硬いたまごの中で眠りについていきます。いつかまた、起こされることを夢見ながら。

――それから、どれくらいの時間が経ったのでしょうか。
世界にただ一つだけ、ポツンと浮かぶ小島に、大切そうにたまごを抱いたエルフがいました。

そしてある日、彼女の前に鬼の少年が落ちてきます。

世界を救うために生まれた少女と
かつて殺戮のために生まれた赤い帽子の少年。

ふたりの出会いが、新しい伝説の幕を開きます。

突如としてエグリアに降りかかった“災厄”や、世界を封じ込めた“ニーベルエッグ(たまご)”の存在など、RPG好きにはたまらない謎が散りばめられているが、本作ではこれらの世界観が密接にゲームシステムと絡んでいる。

本作では、ニーベルエッグはそのままフィールドに置き換えられる。ゲームを進めていくとニーベルエッグが手に入ることがあるので、ワールド画面にてこのニーベルエッグを割る=設置すると、新たなフィールドを冒険できるようになる。

ニーベルエッグから孵ったフィールドでは、かつてニーベルエッグと共に封印された人々と出会うことがある。どんな人たちと出会えるかは割ってみてからのお楽しみだが、彼らと出会えたならぜひ“マイタウン”へと連れて帰ってあげよう。

マイタウンは、すべての大地がニーベルエッグに封印されてしまった世界の中で、唯一残った小さな大地に築かれた、チャボたちが暮らす拠点となる町だ。

マイタウンは本作の基点となる場所で、新しいマップで出会った住人たちの家を作ってあげることはもちろん、自宅の内装や家具を好みに模様替えすることができる。マイタウンに住人が増えると商店が出店したり、住人からさまざまなお願いを頼まれたりと、段々と賑やかになっていくぞ。

家具や家を設置するには、フィールドで採取できる素材が必要になる。当然、フィールドによって入手できる素材は異なるので注意しよう。本作にはスタミナ要素が存在しないので、好きな時に好きなだけやり込むことができるのも嬉しいポイントだ。

作成できる家具の種類も実に多種多様なので、例えば喫茶店の家にしたり、洋風の内装に模様替えしたりと、プレイヤーの趣味を最大限に表現することができる。また、噴水などの町を彩る施設なども制作することができるので、どんどん素材を集めて町を発展させていこう。

たまごから広がるエグリアの世界

フィールドでの探索は、すごろくのようにサイコロを振り、出た目の数だけマス目を移動していく。道中には素材が入手できる木や宝箱が設置されていることがあるので、見かけたら積極的に回収しておきたい。

また、フィールドには個性豊かなモンスターたちも存在する。モンスターとのバトルもサイコロによって行われ、出た目の数が大きいほどより大きなダメージが与えられる。

ニーベルエッグから孵ったフィールドは、ワールドマップにてプレイヤーが自由に配置することができる。ここが本作の非常に面白いポイントで、特定のフィールド同士を隣接することで変化が起こるのだ。例えば、森林地帯の隣に水場を配置することで森の中へと水が流れ始め、これまで行けなかった場所に行けるようになったり、新たな素材を採取できるようになる。

通常、ゲームにおいてフィールドというのは、単にキャラクターが活躍するための“箱”に過ぎない。しかし、本作ではさまざまな特徴を持った箱そのものが、ある種のパズルのようにプレイヤーを楽しませてくれる要素となっているのだ。

冒険を助けてくれる精霊たち

探索では、3体の精霊たちを連れていくことができる。敵と直接戦うことはないものの、スキルを使用して敵にダメージを与えることができたり、チャボのステータスを向上させてくれるなど、さまざまな恩恵を与えてくれる。

また、連れていく精霊の組み合わせによって特殊なスキルが発動することもある。この組み合わせに関しては、各精霊たちの詳細から確認できるので、探索に行く前にぜひチェックしておこう。

冒険には欠かせない存在の精霊は、マイタウンの井戸にて、料理を設置することで仲間にすることができる。どんな料理を設置するかによって、出現する精霊が異なってくるので、ある程度目的に合った精霊を仲間にできるはずだ。

さらに、精霊たちは強化することでステータスが向上するほか、進化させることも可能。精霊のステータスはそのままチャボのステータスに加算されるほか、進化すればより強力なスキルを使うことができる。強力な敵が出現して探索に行き詰まってしまった際には、彼らの力を借りることにしよう。

手軽に、でもじっくりと腰を据えて遊べる“エグリア”の魅力

いよいよ配信が開始された「EGGLIA~赤いぼうしの伝説~」。古き良きRPGのテイストを残しつつ、スマートフォンならではの手軽な操作性で場所を選ばずにじっくりとゲームを楽しむことができる。RPGというジャンルに恥じない重厚な世界観と物語は、きっとかつてテレビに噛り付いて熱心にゲームを遊んでいた人たちにこそ、何か響くものが感じられるのではないだろうか。

Gamerでは、もっと本作が楽しめるようになる特集記事も展開していく。世界観の説明やキャラクターの深掘りなど、“エグリア”の世界を分かりやすく紐解いていくので、興味のある人はぜひチェックしてみてほしい。

EGGLIA~赤いぼうしの伝説~

DMM.com

iOSアプリiOS

  • 配信日:2017年4月13日
  • 価格:1,200円(税込)

    EGGLIA~赤いぼうしの伝説~

    DMM.com

    AndroidアプリAndroid

    • 配信日:2017年4月13日
    • 価格:1,200円(税込)

      ※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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