「これぞ!」という女性向けコンテンツについて語っていく連載企画「おとめげ!」。第5回ではPS Vita用ソフト「ツキトモ。-TSUKIUTA.12 memories-」についてお届けします。

目次
  1. 「ツキトモ。-TSUKIUTA.12 memories-」ここがポイント!
  2. 大切な写真がバラバラに!12枚の“思い出”を取り戻そう
  3. グラビ&プロセラの日常を感じられる12のストーリー

「おとめげ!」は、イケメンと可愛い女の子をこよなく愛するライターが、さまざまな乙女コンテンツをご紹介する連載企画です。今回はバンダイナムコエンターテインメントから2017年6月1日に発売された「ツキトモ。-TSUKIUTA.12 memories-」についてお届けします!

「ツキトモ。-TSUKIUTA.12 memories-」ここがポイント!

  • ボイス付きで会話し、Live2Dで滑らかに動く総勢12人が織りなす日常を堪能
  • ユニットやコンビ愛に溢れる「写真にまつわる思い出」を辿っていくシナリオ
  • 意外な一面も描かれるユニークな「ひらめきCUE」イベント

「ツキウタ。」とは?

架空の事務所「ツキノ芸能プロダクション」に所属する、各月をイメージしたアイドルユニット達の歌と日常を描くキャラクターCDを中心としたタイトル。本作には関東出身の6人からなる「Six Gravity(シックスグラビティー/通称グラビ)」と関西出身の6人からなる「Procellarum(プロセラルム/通称プロセラ)」のユニット、総勢12人のアイドルが登場する。

Six Gravity

師走 駆(CV:梶 裕貴)
睦月 始(CV:鳥海浩輔)
如月 恋(CV:増田俊樹)
弥生 春(CV:前野智昭)
卯月 新(CV:細谷佳正)
皐月 葵(CV:KENN)

Procellarum

水無月 涙(CV:蒼井翔太)
文月 海(CV:羽多野渉)
葉月 陽(CV:柿原徹也)
長月 夜(CV:近藤 隆)
神無月 郁(CV:小野賢章)
霜月 隼(CV:木村良平)

大切な写真がバラバラに!12枚の“思い出”を取り戻そう

「ツキトモ。-TSUKIUTA.12 memories-」は、ツキノ芸能プロダクションに所属するアイドルユニット「Six Gravity」と「Procellarum」が登場するコミュニケーションアドベンチャー。

とある理由で「これぞ!」という写真を集めていたところ、ひょんなことから写真がバラバラに。街中に散り散りになってしまった写真を見つけると、その写真にまつわる彼らの日常ストーリーを楽しむことができます。

さて、まずは写真がなくなって困っている彼らの悩みや問題を「ひらめきCUE」で解決。マップ画面でキャラクターの「吹き出し」マークをタップし、心の声に耳を傾けます。プレイヤーはマップ上に設置してあるさまざまな「ひらめきCUE」を探し出し、彼らのトラブルを解決に導いていきましょう。

例えば「高いところに写真が引っかかってしまった」と困っているキャラクターがいたら、それを解決できそうな「ひらめきCUE」を探して画面のリストにセット。選んだものが正しければ問題がクリアになり、さらにストーリーが進んでいきます。なかには、他のアイドルの悩みを解決すると新しい解決方法が見つかる場合もありますよ。

無事に写真を手に入れると、写真にフォーカスした思い出を振り返ることができます。こちらでもストーリーの随所に「ひらめきCUE」の場面が登場。物語は街中だけでなく、彼らが共同生活を送る「ツキノ寮」でも展開するので、色々な場所を探してアイドル達を助けてあげてください。

ちなみに「ひらめきCUE」では誤ったものを選ぶと失敗扱いとなってしまいますが、そのリアクションも見どころのひとつ。時には他のメンバーから「本気?」といった怪訝な眼差しを向けられるものもあるので、わざと間違えて一通り反応を楽しんでしまいました。「これはさすがに違うだろう」と思った組み合わせで意外にも正解してしまうなど、絶妙なさじ加減が面白かったです。

なお、マップにはキラキラと光る部分があり、タップするとメダルが手に入ります。これは「ツキガシャ」を回すことができるアイテムで、デジタルのキャラグッズをたくさん集めて「マイボード」を飾ることもできちゃいます。メダルはストーリーをクリアした時点でも大量に貰えますで、推しのグッズをフルコンプするまで心ゆくまで回しましょう。

余談ですが私の場合、何故か隼グッズはあっさり集まったのに、始グッズが最後の最後まで集まらなかったのは作為的なものを感じずにはいられませんでした。

グラビ&プロセラの日常を感じられる12のストーリー

写真にまつわるストーリーは、彼らがどんな思いでこの写真を選んだのかという過程を描いたものになっています。同じユニット同士や年長組・年中組・年少組コンビでのやり取りはもちろん、ユニットを超えた会話もとても多く、仲の良い様子がこれでもかというほど伺えます。

各キャラクターはLive2Dで滑らかに動き、髪の流れやちょっとした仕草なども表情豊かに楽しめます。シナリオパートはボイスもたっぷりで、シナリオごとにイベントシーンを飾るスチルもしっかり用意。では、さまざまな12のストーリーのうち私が個人的にグッときたものを紹介させていただきます!

1月の思い出「ミッション・ポッシブル」

大量のサインを行うことになってしまったグラビのメンバー。疲労に空腹、睡魔に襲われる中、始はリーダーとしてきっちり仕事をこなすよう厳しく接します。でもちゃんとメンバーのことを考えて差し入れを用意したり、労うためにこっそり行動したりする始がめちゃくちゃ素敵です!そんなグラビをフォローする、プロセラのメンバーの優しさにもホロリとしてしまいました。

2月の思い出「ピンク・バレンタイン」

その名の通りバレンタインのお話しで、ファンからチョコレートが届かないことにショックを受けた恋・駆・新が「年長組のような魅力を見つけるにはどうしたらいいか」と奮闘します。葵も巻き込み、ファンの女性がウットリときめいてしまうようなシチュエーションを試す面々には笑いっぱなしでした。思わず「頑張れ!」と応援したくなっちゃいますね。

3月の思い出「シックス×2・センス」

ここでは春のほか、年長組の始・隼・海が勢ぞろい。写真集用の写真を選定していた春ですが、3人との会話が弾む中で「もしメンバーをシャッフルしたら」という話題になります。珍しいメンバー同士での組み合わせから見えてくる、それぞれがメンバーのどんなところを魅力に感じているのかについてしみじみと聞き入ってしまいました。グラビとプロセラというユニットを引っ張り、支えている年長組らしいストーリーになっています。

どのストーリーも彼らのさまざまな一面が垣間見えるものとなっていますが、一言でいうなら「グラビもプロセラも皆可愛すぎ!!」です。本当に仲が良くて、常に仲間たちのことを考えているアイドル達が眩しくてたまりませんでした。ぜひ皆さんもゲームをプレイして、アイドル達の日常を穴が開くほど見つめてみてください!

※画面は開発中のものです。

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