鮮やかなコーナリングが勝負のカギを握るAC「SEGA World Drivers Championship」のロケテストレポート

アーケードゲーム
0コメント ささみ

セガ・インタラクティブが開発中のアーケード向け本格ドライビングレースゲーム「SEGA World Drivers Championship(以下、SWDC)」。本日7月28日よりセガ秋葉原 1号館、およびセガ池袋 GiGOにてロケテストが開始されたので、その模様をお伝えする。

「SWDC」は、国内で開催されている自動車レースの選手権シリーズである「SUPER GT」の公式ドライビングゲームだ。

「SUPER GT」の特徴であるGT500クラスとGT300クラスが混走する白熱のレースがゲームで再現されており、両クラスの速度差から生じるエキサイティングな展開が楽しめる。

今回は、セガ秋葉原 1号館にて開催されたロケテストに参加。ハイエンドなグラフィックエンジン「Unreal Engine 4」によって忠実に再現されたスポーツカーや、限りなく本物に近づけて製作されたパドルシフト付きレーシングハンドルなどが魅力の、本作についてプレイフィールをお伝えしていく。

ダイレクトなドライブフィールを実現する専用筐体

本作では、「TOYOTA 86」や「TOYOTA PRIUS」などがラインナップした「GT300」と、LEXUS、NISSAN、Hondaの国内3メーカーが参戦する「GT500」という、2つのクラスの中からいずれかの車を選んでレースに参加する。2つのクラスの違いは、登場する車種と速度にある。「GT300」クラスは国内外の多種多様なマシンが登場し、「GT500」では「GT300」よりもハイパワーなマシンを操って最速の世界を体験することができる。

レースは3ラウンドを1シーズンとし、ラウンドで獲得したポイントの合計でシーズンの順位が決定される。シーズンの期間はそれほど長くなく、1ヶ月よりも短い間で検討されているとのことだ。

このラウンドポイント制の面白いところが、シーズン内に必ずしもたくさんプレイした人が有利になるわけではないということ。ラウンドポイントは、前回より高ポイントを獲得した場合のみ、上書きされる。

例えば、ラウンド1で100ポイントを記録していた場合、次回以降101ポイント以上を記録しなければ何度プレイしようともシーズンポイントは変化しない。逆に、一回でもハイスコアを記録することができれば、そのシーズン中にそのラウンドでどれだけ低いポイントを獲得してもシーズンポイントに影響を与えないので安心してプレイできる。

どのゲームでもランキングの上位を狙うにはどうしても“Time to Win”になりがちだが、本作の仕様であればたった1プレイでもしっかりとプレイヤーの実力が結果に反映されるので、ゲームにあまり時間が取れない社会人ドライバーには吉報になるだろう。

「GT300」
「GT500」
ドライビングシート
ドライビングシート

そんな独自のシステムも面白いところなのだが、本作について特に注目してほしいポイントはその筐体にある。本作では、ドライビングゲームの顔ともいえるレーシングハンドルに「パドルシフト」が採用されている。

パドルシフトとは、実際のオートマ車にも搭載されている付加機能で、マニュアル車のようにドライバーの意志で任意に変速(ギアチェンジ)が行えるようになるというもの。マニュアル車のようなスポーティな走りを楽しみたいという人は、利用したことがあるのではないだろうか。

本筐体では、パドルシフトはハンドルの裏側に設置されている。ハンドルを握った時、丁度人差し指や中指で押し込んで操作できるようになっていた。これがあることによって、レース中、ハンドルから手を離すことなく即座にシフトチェンジが行える。

本作は、あくまでリアルなモータースポーツの世界を体験できるのがポイントだ。そのため、コーナリングにおいてもドリフト走行などを行うのではなく、コーナーに進入する手前で必ず減速をかけ、最適な速度を保ったまま瞬時にトップスピードまで加速させる必要がある。好タイムを狙うのであれば、シフトチェンジ操作は必須になるだろう。

もちろん、シフトレバーも搭載されている。

また、画面下部に位置する部分にはインジケーターも備え付けられている。ここにはタコメーターや速度が表示されるほか、現在の操縦がマニュアルかオートマチックかも表示される。パドルシフトによってシフトチェンジを行う場合、現在のギアが分からなくなってしまうことがあったので、画面に集中しつつギアの確認もできるのは非常にありがたかった。

ハンドルから伝わる“走っている”という感覚が魅力の「SWDC」

本作をプレイして最初に感じたのは、ハンドルの“重さ”だ。本作では、車の速度に合わせてハンドルが大きく揺れる。アスファルトを蹴りつけるタイヤの振動が、実際にハンドルを介して伝わってくるようなリアルな感覚がここで再現されているのだ。気を抜けば不意の振動にハンドルを持っていかれそうになるので、プレイしていると自然と緊張感が高まってくる。この緊張感も、本作の持つリアリティの要因の一つなのだろう。

また、リアルさといえばコーナリングの難しさもなかなかのもので、先述した通り本作ではコーナーを曲がるには適切なブレーキングとシフトチェンジを行う必要がある。残念ながら筆者はレースゲームがあまり得意ではないのでコーナリングには大いに苦労したのだが、ガチャガチャとギアを入れ替えるだけでも楽しく、コーナーを曲がり切った直後に綺麗に加速できた時の爽快感はひとしおだった。

コーナーで差をつけたかった…。

本作のロケテストは、本日から7月30日までの期間、セガ池袋 GiGOとセガ秋葉原 1号館の2店舗で開催されている。この機会にぜひ、すべてが実車両をモデルに製作されたリアルなGTマシンを体験してみてはいかがだろうか。

※画面は開発中のものです。

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