本日9月21日に東京ゲームショウ2017で行われた、「サマーレッスン 生徒3人揃ったよ!新レッスンおひろめステージ」の模様をレポートする。

PS VRのローンチタイトルである「サマーレッスン」。目の前にいる女の子と一緒の空間を共有できる、「VRキャラクター体験」として、PS VRを引っ張ってきたタイトルのひとつだ。

プレイヤーは家庭教師として、時に勉強を、時に日本の文化を生徒に教える。現在は宮本ひかり、アリソン・スノウの2人がレッスン対象となっていて、ここに10月12日より「新城ちさと」が加わる。

本日行われた、「サマーレッスン 生徒3人揃ったよ!新レッスンおひろめステージ」では、ちさとを含む生徒3人のキャストと、原田勝弘プロデューサー、玉置絢プロデューサー/ディレクターが登場し、ちさとの新レッスンを紹介した。

原田勝弘氏(右)、玉置絢氏(中央)
右から阿部里果さん(アリソン・スノウ役)、田毎なつみさん(宮本ひかり役)、畑中万里江さん(新城ちさと役)

この日は、ちさとが実際に動き、しゃべるPVが初お披露目。お屋敷で暮らすお嬢様然とした女の子で、ちょっとわがままなところがポイントだ。コンセプトは、VRでさらに新鮮な体験を提供することだという。

「サマーレッスン」のキャスト陣は、声だけでなくモーションアクターも務めた。モーションといっても動きだけでなく、目線やまばたきの回数といった、表情を形作る部分まで演じたという。アリソンを演じる阿部さんは、大きなジェスチャーや姿勢に気を使ったと話した。

一方、声の演技は、キャストが自分の顔と向き合いながら収録を行った。口の形に声が合うように、一音一音はっきりと合わせていったとは田毎さん。片言の日本語が特徴的なアリソンは、阿部さんが思いつくままの自然な演技でOKが出たそうだ。ひとクセある人物像のちさとを演じた畑中さんは、アニメキャラクターらしい性格ながらもリアルに寄せる、バランスのとり方に気を配ったという。

さて、ここでお笑い芸人・パンサーの3人がステージに登場し、実機プレイを披露することに。今回、ちさとのレッスンを体験するのは、尾形貴弘さんだ。

先生(プレイヤー)は、ひかりに勉強を、アリソンに日本の文化を教えていたが、箱入り娘のちさとには現代の知識や流行を教える。エキセントリックな彼女とのレッスンでは、驚きや不思議な体験が味わえるという。

その一つが、今回尾形さんが体験する「サマーレッスン:新城ちさと 赤絨毯のマジックアワー」だ。ちさとが行う手品の実験台になるというシチュエーションで、先生は顔だけが出る大きな箱に入れられてしまう。ちさとが取り出したるは大きな剣。それをこちらに向けると、そのままブスリ! 見事成功したちさとは、うれしがってそのまま剣を何本もガシガシと刺すのであった。

「赤絨毯のマジックアワー」は、追加体験パックとして後日配信予定。なお、デラックス版を購入すれば、基本ゲームパックとともに「赤絨毯のマジックアワー」を含む4本のDLCが手に入る。

開発側のスキルや業界全体のレベルが上がり、1年前とは違うという気持ちで楽しんでほしいと話した原田氏。新城ちさとと過ごす時間ではどのようなVR体験が味わえるのか、配信日を楽しみに待とう。

※画面は開発中のものです。

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