東京ゲームショウ2017内KONAMIブースでは、9月28日に発売を控える「英雄伝説 閃の軌跡III」が試遊出展されている。ここでは、軌跡シリーズファンの筆者がプレイしてみての印象をお伝えしよう。
「英雄伝説 閃の軌跡II」の発売から3年、いよいよ軌跡シリーズ最新作である「英雄伝説 閃の軌跡III」が発売を迎える。
東京ゲームショウ2017では、そんな本作を一足先にプレイできる試遊版が出展。10分という限られた時間でのプレイとなったが、シリーズ初となるPS4でリリースされる本作の魅力を堪能することができた。
まず目につくのが、PS3/PS Vitaで発売された「英雄伝説 閃の軌跡II」と比較してのグラフィックの向上だ。一つ一つのエフェクトなどもより滑らかに表現されていて、画面を見ているだけで楽しかった。
今回は、今作で新たに登場するキャラクターたちを操作することになるのだが、2つの武器を切り替えて戦うユウナ、双剣術を扱うクルトなど、これまで登場したキャラクターと比べても、遜色ない特徴を持ったキャラクターが揃う。固有技であるクラフトを見るのも本作ならではの醍醐味のひとつだろう。
さらに新要素「ブレイブオーダー」は、前作にも登場したブレイブポイントを用いて、一定ターン、パーティにさまざまな恩恵をもたらしてくれる。これまでのような連続攻撃を繰り出すラッシュやバーストだけでない選択肢が増える一方、ブレイブポイントをどのように扱うかも重要になってきそうだ。
また、ブレイブポイントを溜めていく上でポイントになるのが、いかに敵をブレイク状態にするかだ。今作ではHPのほかにブレイクゲージというパラメータが設定されており、一度ブレイク状態にすると被ダメージがアップするほか、体勢崩しが100%発生する。こうした戦略性のある要素も加わったことで、ベースとなる遊びは変わらずとも新鮮味のあるバトルが楽しめるはずだ。
まだまだ奥深さのありそうなバトルを確認できた今回の試遊だったが、順調にゲームを進めるとシリーズファンであれば分かるであろう、鉄騎隊の面々が登場する。彼女たちとの戦闘までたどり着ければ、主人公である“彼”の姿も見ることができると思うので、ぜひ進めてみてほしい。
ちなみに、今回試遊をした人には「アリサの2WAYアクリルキーホルダー(全5種)」もプレゼントされる。こちらは非売品アイテムとなっているそうなので、この機会にぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。