カプコンは、2017年12月14日に発売を予定しているPS4/Xbox One/PC用ダウンロードソフト「バイオハザード7 レジデント イービル ゴールド エディション」について、キャラクター「クリス・レッドフィールド」のヒストリー、およびYouTuber“スーワーゲーターズ”によるレポート映像を公開した。
本年1月に発売された「バイオハザード7 レジデント イービル」はクライマックスに歴戦の勇士”クリス・レッドフィールド“が登場することも話題となった。そのクリスを主人公とした無料エピソード「Not A Hero」の配信がいよいよ来月に迫った。今回は他作品でのクリスの活躍を紹介しよう。彼の戦歴はそのまま「バイオハザード」の歴史とも言える。キャラクターデザインの変遷と合わせて楽しんで欲しい。
1996年に発売された第1作。ゲーム内の時間でも「バイオハザード7」から、およそ20年前の事件が描かれている。
弱冠25歳にして、市警特殊部隊S.T.A.R.S.のエースを務めるクリスは、すべての始まりと言える「洋館事件」に巻き込まれ、生還を目指す。
最新ゲームマシンでは2002年に制作リされたリメイク版の第1作を楽しむことができる。当時の水準を大きく超えたリアルな造形のクリスからは、若々しさの中にも強い意志と正義感が感じられる。
「コード:ベロニカ」「アンブレラ・クロニクルズ」で描かれた事件を経て、市警特殊部隊員ではなく、対バイオテロ部隊BSAAの一員となったクリス。
彼は盟友ジルを失うも、新たなバイオテロの萌芽を摘む為、アフリカへと赴く。生物兵器密売に端を発した事件は、全世界を巻き込むウェスカーの巨大な陰謀へと繋がってゆく。
この作品でのクリスは、幾度も対峙するも一歩及ばない仇敵、ウェスカーと決着をつけるべく、己に厳しいトレーニングを課し、肉体改造を遂げている。“マッシブで力強いクリス”を印象付けた作品だ。
「リベレーションズ」は時系列的には「バイオハザード5」よりも少し前の物語だ。
後に国連直轄の“対バイオテロ部隊”として編成されるBSAAは設立間もない民間団体であり、バイオテロが“全世界共通の脅威”として拡散してゆく様子が描かれる。
この作品はジル・バレンタインの視点で進んでゆくが、固い絆で結ばれた僚友としてクリスも重要な役割を果たし、プレイヤーが操作する局面も多く登場する。
「5」のクリス同様、マッシブに造形されており、いかなる危機も乗り越える頼もしさを感じさせるデザインだ。
「バイオハザード6」ではシリーズ最大のスケール、全世界で同時多発的に起こるバイオテロが描かれる。東欧、北米そして中国。それぞれの事件はやがて1つに結びついてゆく。クリスとレオンの競演でも話題となった作品だ。
部隊を束ね、後進を育てる立場となったクリス。彼はバイオテロだけではなく、任務中に惨たらしい死を遂げた部下への悔恨と自責の念といった自身に潜む苦悩とも闘っている。
強さだけではなく、重ねた年輪をも感じさせるクリスだ。
「バイオハザード7」のクライマックスで宿敵とも言えるアンブレラ社のヘリから降りたつクリスに衝撃を受けたプレイヤーも少なくない。彼は間もなく配信される無料エピソード「Not A Hero」でベイカー邸の事件に決着をつけることとなる。
実写映画さながらの表現力を持つ現代のゲームマシン。「バイオハザード7」では全編がフォトリアル志向のグラフィックへと進化した。クリスも世界観に合わせて、3Dフォトグラメトリの技術で新たに造形されている。
内に秘めた強い意志と正義感、数々の危機を乗り越えてきたプロフェッショナルと言ったアイデンティティはそのまま、かつてない現実感をまとったクリスだ。
ホラースポット取材で人気の“スーワゲーターズ”がお届けするルイジアナ取材シリーズ第1弾「スーワゲーターズルイジアナ取材 Vol.1:“ルーカス・ベイカー”」が公開中!今回はベイカー家の長男、ルーカスのレポートだ。この動画は「バイオハザード」の魅力を自分の言葉で発信するファンの為のプログラム、「バイオハザード アンバサダー」の会員向けに先行公開されている。アンバサダー会員には、さまざまなサービスが用意されているので気になった方は特設サイトで確認して欲しい。「バイオハザード7」や「KITCHEN」をプレイした方なら、あっと思う人物のホストで贈る動画は必見!