カプコンは、PS4/Xbox One/PC用ソフト「バイオハザード7 レジデント イービル」において、サウンドのアップデートを実施した。
「エンド オブ ゾイ」「ノット ア ヒーロー」の配信が始まり、ベイカー家の悲劇に幕を下ろした「バイオハザード7」。実は、新たなDLCの配信に先んじてサウンドのアップデートが行われていた。
過日のタイトルアップデートで、ヤマハの立体音響技術「ViReal(バイリアル)」を採り入れたサウンドにアップデートが遂げられている。
実装にあたってはカプコンとの共同研究によってゲームへの最適化が図られており、サラウンドヘッドフォンなどの特別な機器ではない、普通のヘッドフォンで迫力の立体音響を味わうことができるという。
「バイオハザード7 レジデント イービル ゴールド エディション」なら、先進のサウンド技術をいち早く体験することが可能。2017年のゲームアワードのVR部門で数々のプライズに輝いた本作で、VRモード×ViRealという究極の没入感も味わえるのだ。
ViRealの実装でさらなる没入感を手に入れた「バイオハザード7」
いち早く「ViReal」が実装された「バイオハザード7」。サウンドがVR化されたことでさらなる没入感で楽しむことができる。
さまざまな方向から音が聴こえてくることで激しいバトルシーンの迫力が増すことはもちろん、静寂の中で演出される恐怖も倍増している。先進の3Dヘッドフォン再生技術のViRealだが「バイオハザード7」のゲーム性に合わせて、ヤマハとカプコンの共同研究によってさらなるチューニングが施されている。そしてVRモードでのプレイならその没入感はMaxに!
ViRealとは
「ViReal(バイリアル)」はヤマハの研究所で開発された立体音響技術。録音・編集・再生、立体音響制作までをサポートするが、今回はその中でも特にゲームに適した技術として「ViReal Headphone」が、カプコンの「バイオハザード7 レジデント イービル ゴールド エディション」「モンスターハンター:ワールド」に先行採用されている。
「ViReal Headphone」は、前後・上下・左右のあらゆる方向からの音を“従来のヘッドフォン(イヤフォン)で再現できる”のが最大の特徴。手軽な再生環境で“聴く”VRを実現できる3Dヘッドフォン再生技術となっている。
サウンド開発用ミドルウェア「Wwise」のプラグインになっており、既存のゲームサウンド開発環境にもすぐに導入が可能。「バイオハザード7 レジデント イービル ゴールド エディション」「モンスターハンター:ワールド」への先行採用を経て、2018年1月より本格的な外部提供が開始される予定だ。