東京ビッグサイトにて開催の「AnimeJapan 2018」内フリューブースにて、3月25日に「Caligula Overdose/カリギュラ オーバードーズ」のスペシャルステージが行われた。
2018年5月17日発売予定のPS4用ソフト「Caligula Overdose/カリギュラ オーバードーズ」。同作に出演する花守ゆみりさん(少女ドール役)、内田雄馬さん(シャドウナイフ役)、仲村宗悟さん(Stork役)、そしてゲームのプロデューサーである山中拓也氏が登壇し、トークを繰り広げた。
PS Vita向けにリリースされた「Caligula -カリギュラ-」に大幅なゲームシステムの改修、新キャラクターの登場などさまざまな要素を加えて、さらにパワーアップしたのがPS4でリリースされる「Caligula Overdose/カリギュラ オーバードーズ」。山中氏からはそのポイントが準備を追って紹介された。
心理学における「カリギュラ効果」をテーマとしている本作。バーチャルアイドルであるμ(CV:上田麗奈)が自我を持ってしまい、現実に苦しんでいる人たちを救うために「メビウス」という仮想世界を生み出すところから物語が展開していく。メビウス内ではすべての人間は高校生になってしまい、脱出は不可能。そこから脱出を図るために結成されたのが主人公たち「帰宅部」となっている。
その一方、μがメビウスを維持するために必要な楽曲を創ることができるのが、今回の出演キャストが演じている「オスティナートの楽士」。それぞれのキャラクターに合わせて豪華なコンポーザーが参加しており、“引きこもり”(少年ドール)、“中二病”(シャドウナイフ)とキャラクターごとの特徴も個性的だ。
そして、仲村さん演じる新キャラクターのStorkは“とにかく変態”と話すとおり、仮面はもちろん、全身タイツの上にタキシードを羽織っているというそのビジュアルのインパクトが大きいキャラ。また、機械を通してしか喋れないというもうひとりの新たな楽士・梔子(CV:茜屋日海夏)も紹介された。
さらに、今回新たに収録される「楽士ルート」の詳細も公開に。このルートでは、帰宅部部長でありながら、謎の楽士Lucidとして活動する二重生活を体験することになる。楽士たちを仲間にして連れ歩けるようになるなど、従来とは異なるプレイが楽しめるのだが、裏切りが一つのキーワードになっているようなので、どのような展開になるのかにも注目したい。
それぞれの楽士が演じたセリフをほかのキャストが読み上げるバラエティ色のあるコーナーも行われた。セリフの並びからもその個性が伝わってくるが、少年ドールを内田さん、シャドウナイフを仲村さん、Storkを花守さんがそれぞれのアプローチで演じていた。
ここでイベントも終了の時間に。最後は豪華な予約特典、ならびに4月よりスタートするTVアニメ「Caligula -カリギュラ-」の告知、そして会場のファンに向けたメッセージを述べてステージを締めくくった。