カプコンは、PS4/Xbox One/PC用ソフト「バイオハザード7 レジデント イービル」が、2018 Game Audio Network Guild Awards(G.A.N.G.アワード)のBest VR Audio部門にて最優秀賞を獲得したと発表した。
この度最優秀賞を獲得した「バイオハザード7」は、シリーズのルーツである「恐怖」をメインコンセプトとし、PS VRに完全対応したタイトルです。没入感溢れる恐怖体験を提供するため、従来の三人称視点から一人称視点へゲームシステムを革新するなど、ホラーに焦点をあてた大幅なモデルチェンジを行ったことで、全世界で510万本(2018年3月31日時点)の販売を達成しました。
なお、2017年12月に「バイオハザード7」本編と有償ダウンロードコンテンツをセットにした「バイオハザード7 レジデント イービル ゴールドエディション」を発売しています。
G.A.N.G.アワードは、ゲーム音楽制作に関連する企業によって構成されるGame Audio Network Guildが選出する、ゲーム音楽・効果音を対象とした評価・表彰制度です。
「バイオハザード7」はVRゲームを対象に審査されるBest VR Audio部門において、弦楽器の特殊奏法や、フォーリーステージにて収録した効果音、ヤマハ株式会社の提供する立体音響技術「ViReal(バイリアル)」の活用など、クリエイティビティと技術力が高く評価され、最優秀賞を獲得しました。
「バイオハザード7」のサウンド制作では、恐怖を引き立たせる環境音や、敵キャラクターの特徴を際立たせる効果音を生み出すため、更には楽曲制作においても、社内に完備するフォーリーステージを活用しました。
また、音色のレイヤー化やエフェクトコントロールを容易にするため、NATIVE INSTRUMENTS Kontaktのエンジンで動作する音色作成ツールREMM(Resident Evil Music Module)を自社で開発するなど、当社が志す「世界一面白いゲーム作り」のため、常に最先端の開発環境を整備しています。
なお、2018年4月には、自社開発拠点への2基のサウンドスタジオ新設により、3Dオーディオ制作と精緻な音調整が可能となるなど、さらなるゲーム音楽のクオリティアップに努めてまいります。
当社はこれからも、卓越したゲーム開発力を遺憾なく発揮し、オリジナリティ溢れるゲームタイトルを創造し続け、ユーザーの皆様のご期待に応えてまいります。