個性的なウマ娘たちの“らしさ”溢れる楽曲を初披露！「ウマ娘 プリティーダービー」STARTING GATE 09＆10合同発売記念イベントレポート

出演者

和氣あず未（スペシャルウィーク役）
高野麻里佳（サイレンススズカ役）
Machico（トウカイテイオー役）
橋本ちなみ（ファインモーション役）
土師亜文（メジロライアン役）
大和田仁美（スマートファルコン役）
大空直美（タマモクロス役）
三澤紗千香（サクラバクシンオー役）
田中あいみ（ビコーペガサス役）

※敬称略

2018年3月14日に発売されたCD「ウマ娘 プリティーダービー STARTING GATE 09」と、4月18日に発売された「ウマ娘 プリティーダービー STARTING GATE 10」の発売を記念して開催された本イベントには、総勢9名のキャストが出演。

この日はあいにくの雨模様という“重馬場”ではあったが、トークや対決コーナー、ウマ娘がそこにいるかのような個性溢れるライブで、集まったトレーナーさん（「ウマ娘」ファンの呼称）たちを楽しませてくれた。

イベントのオープニングは「ウマ娘」テーマソング「うまぴょい伝説」のライブ。お馴染みのこの曲も、「STARTING GATE 09」と「STARTING GATE 10」のメンバーは三澤さん以外「ウマ娘」のイベント初登場なので新鮮だ。大空さん演じるタマモクロスは関西弁ということで、「あと出しじゃんけんしよー」を関西弁のイントネーションで披露したのも貴重な瞬間となった。

歌い終わると1人ずつ挨拶を行い、初登場メンバーが嬉しそうに衣装をアピール。それぞれが演じるウマ娘に合わせた髪型にしたり髪飾りをつけていて、衣装と良く似合う。そして、最初のコーナー「新馬戦トーク」でCD収録の楽曲やドラマに関するトークを展開していった。

まずは「STARTING GATE 09」について。「希望ディスカバリー」は野外ライブをイメージしたスケールの大きな楽曲で、ディレクションではひたすら「爽やかに」と言われたと土師さん。落ちサビにある「せーの」の掛け声は、本人がやりたいと希望して収録したものが採用されたとのこと。

大和田さんが歌うのは「全速！前進！ウマドルパワー」。スマートファルコンは“ウマ娘アイドル（ウマドル）”を自称しているだけあり、「ザ・アイドルみたいな曲です」と紹介。自分自身とのギャップがあるのか聞かれた大和田さんは、どうだろうと言いながら、自分を見直すきっかけになったと語っていた。

「恋する世界」について橋本さんは、名家のトップレディであり箱入り娘として育ったファインモーションらしくエレガントで品のある曲だと説明。ファインモーションは頭にクローバーの髪飾りをつけているのだが、橋本さんはデビュー時からサインにクローバーを書いているそうで、運命を感じたという。

そんな3人で歌うのは「青春が待ってる」。タイトル通りの青春ソングであり、土師さんは他の2人とそれまで面識がなかったものの、「青春というからには一緒に時間を作った」と、こっそり3人で集まって練習したことを明かしてくれた。

続いては「STARTING GATE 10」について。「一撃入魂☆ペガサスパンチ」は正義のヒーローに憧れるビコーペガサスそのもののヒーローソングだ。ディレクションでも「ヒーローになりきって歌って下さい」と言われたと、田中さんは収録を振り返っていた。

三澤さんが歌う「猪突猛進爆進中!!」もサクラバクシンオーらしさ全開の楽曲だ。ポニーテールで一見するとまともなウマ娘に見えたそうだが、実際には大暴走するところがあるサクラバクシンオー。その真っ直ぐなところが伝わればいいなと思いながら歌ったと三澤さんは語る。

先ほど関西弁を披露したタマモクロス（大空さん）のソロ曲が「My Against Fight」。イラストでは元気なだけの子に見えるが実はストイックで、それが歌詞にもストーリーとして描かれているので、歌詞も注目して欲しいそうだ。

その3人で歌う「ユメゾラ」も歌詞について言及。AメロやBメロでは女子特有の複雑さも描かれつつ、サビでは友情が芽生える内容になっているのだとか。また、曲中の早口のところはやはり大変だったと振り返っていた。

次のコーナーは『Dear Trainer 3本勝負』。「STARTING GATE 09」チーム、「STARTING GATE 10」チーム、「ぱかラジッ！～ウマ娘広報部～」チームに分かれて、“心技体”をテーマにした3本勝負を行った。

まずは“心”をテーマにした「平常心アピール自己紹介」対決。各チーム代表者（土師さん、三澤さん、高野さん）が順番にボールを持ちながら質問に答えていき、答えたらボールを隣に渡して120秒後にボールから一番遠かった人が勝利となる。

最初の質問「名前とキャラクター名を教えて下さい」から、あえてゆっくりと回答する策士ぶりをみせた高野さんだったが、「（あなたの）チャームポイントは？」の質問に思いっきり悩んでしまう。結局、時間ギリギリで質問に回答した土師さんが、パッと高野さんにボールを渡したところでタイムアップ。策士なんとやら……。

“技”の対決は、クジで引いた紙に書かれた時間に合わせて自己紹介を行う「時間感覚アピール自己紹介」。大和田さん、田中さん、Machicoさんが対決した。

1番手の大和田さんが60秒を持て余して、なんと会場のトレーナーさんに「なにか質問ありますか？」と聞く即興Q＆Aタイムに。いろいろ答えたものの、結果は36秒とかなり時間を余らせてしまう。同様に、なぜか他の2人も時間を「質問の個数」に置き換えてチャレンジ。トレーナーさんからの質問に答えつつ、最終的にはMachicoさんが誤差2秒という高タイムで勝利した。

3回戦は“体”をテーマに「腕力アピール自己紹介」で対決。6リットルの水をいれた袋とマイクを持って自己紹介するというもので、1分を目安に長く出来たら勝ちだ。

対決した橋本さん、大空さん、和氣さんのうち、橋本さんと和氣さんは結構余裕をもって1分やり通す。特に和氣さんは1分40秒を超えてもまだまだ余裕がありそうな雰囲気。大空さんもあと数秒まで頑張ったということで、結局は自己紹介による判定となり、会場の拍手の結果で大空さんの勝利となった。

イベント後半はライブパート。まずは三澤さんが「猪突猛進爆進中!!」を疾走感いっぱいに披露。力強い歌声はサクラバクシンオーらしい前のめりな勢いがあり、「ヘイッ！」の掛け声に合わせてステージで飛び跳ねる。長く綺麗なポニーテールがダンスに合わせて揺れるのもチャームポイントだ。

続く「一撃入魂☆ペガサスパンチ」はまさにヒーロータイム。田中さんの可愛さと格好良さのある歌声で気合を入れると、パンチを繰り出す振り付けやペガサスの羽を思わせる動き、叫びやセリフ、決めポーズなどを熱く盛り上げた。

アイドル全開だったのは大和田さんの「全速！前進！ウマドルパワー」。キュートな歌声に合わせて、首をクイッと傾けるしぐさやアイドルらしいポーズなども披露。さらに、「青春が待ってる」では橋本さん、土師さん、大和田さんが爽やかで青春いっぱいの美しいハーモニーを響かせる。間奏で手や目を合わせるところや集まってダブルピースするなど、会場で青春の1ページが紡がれた。

一気にギアチェンジしてロックな空気に変えたのが「希望ディスカバリー」。突き上げるよう力強い歌声を披露した土師さんは、動きも大きくビシビシ決めていたのも印象的だった。そして、スタイリッシュな格好良さの中に、意思の強さと気合を感じさせてくれたのは大空さん。“白いイナズマ”の異名通り、白のペンライトの染まった会場に格好良く「My Against Fight」が響き渡った。

一転してふわっとした雰囲気を見せてくれたのは橋本さん。優しい笑顔で歌うその動きには上品さやエレガントさがあり、ファインモーションらしさ溢れるステージに。ライブパートラストは大空さん、三澤さん、田中さんによる「ユメゾラ」。掛け合いや早口なども楽しそうに披露する3人。集まってポーズを決める様子は、切磋琢磨しながらも一緒に走りだす姿が思い浮かぶようだった。

最後に1人ずつ挨拶があり、イベントの感想やこれからの意気込みなどをそれぞれの言葉で語る。天候が悪い中で集まって感謝も述べ、「トレーナーの皆さんが太陽ですよ」との言葉でイベントを締めくくった。

なお、「ウマ娘」は5月14日から渋谷駅にて大型広告を掲示、ゲーマーズ本店にて開催中の「ポップアップストアゲーマーズダービー」、CD発売記念イベントなどさまざまな展開が実施・予定されている。詳細は公式サイトや公式Twitterなどをチェックしよう！

ウマ娘 プリティーダービー

Cygames

iOSアプリiOS

• 配信日：2021年2月24日
• 価格：基本無料

iOS版ダウンロード

ウマ娘 プリティーダービー

Cygames

AndroidアプリAndroid

• 配信日：2021年2月24日
• 価格：基本無料

Android版ダウンロード

(C) Cygames, Inc.
カメラマン・草刈雅之

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。