リベル・エンタテインメントは、8月3日にiOS/Android用アプリ「A3!」の新CM発表会&CMスペシャルユニット結成イベントを開催した。
「A3!」は、劇団の主宰兼「総監督」としてイケメン劇団員たちの成長と青春の物語を見守る“イケメン役者育成”ゲーム。まずはプロデューサーの沖田多久磨氏が登場し、本作の見どころやこれまでの展開について語る。
続いて、CMに起用された俳優の中川大志さんと小関裕太さんがCM収録時の思い出をトーク。役者の見どころを伝えるべくスペシャルユニット「熱組」を組んだ2人だったが、もともとイベントで過去に共演したことがあるそうだ。中川さんは久しぶりに会ったため少々人見知りを発揮したものの「小関さんが優しく引っ張ってくれて、雰囲気を盛り上げてくれた」とコメント。小関さんは「大志くんは出会った時から大人っぽい」とお互いの印象について紹介していく。
「A3!」についての印象を聞かれると、中川さんは「個性の違うたくさんのキャラクターがいて、役者を志したきっかけや目指す理由などストーリーも違う。役者をやっているからこそ共感できるリアルなエピソードもあった」と、役者ならではの目線で見どころをチョイス。小関さんも「フライヤーや情報解禁みたいな業界用語も出てきて、裏側が見れるのはすごく魅力的。客席からではなく監督目線で役者を育てられる」と、同様に役者としての感想を語ってくれた。
ちなみに中川さんの推しメンは碓氷真澄で、「クールで感情を出さないけれど芝居の事をすごく考えている。熱いパッションの持ち主であることを隠しきれていないのが見てて分かるのが可愛らしい」と話し、「稽古が終わった後に一緒にご飯に行って、いじりたくなる」と想像も交えてコメントする。小関さんは役者として見る「A3!」の魅力について、「育て方次第で空気感も変わるし、ファンじゃなくて、監督として一緒に良い物を作ろうとゴールを目指せるところ」と話しつつ、リアルに描かれているため少々気恥ずかしいと感じる部分もあるそうだ。
TVCMでは二人が巨大なスロットからランダムに出される「お題」に対してエチュード(即興演技)を披露し、ゲームと同様に「役者たちの成長ストーリー」を表現している。そんなCM収録時の印象的な出来事について聞かれると、中川さんは「当日までに聞かされている情報が少なくて、スロットが用意されていることすら知らずに現場に入った」と振り返る。
いきなり2人でアドリブに挑戦することになり、「表情だけでマンチェスター」など無茶ぶりにも応えていったが、客席には誰もいないため当然リアクションもない。中川さんは「開始30秒で心が折れそうになった」と笑いながら話し、こうした苦労を共に乗り越えたこともあって終わった後は小関さんと戦友のような絆が芽生え、固い握手を交わしたそうだ。
小関さんは「勉強としてエチュードをやっていた頃を思い出して、実際に現場で求められるアドリブ力をCMで表せたのは役者という存在の宣伝にもなっているようで面白かった」と見どころを語る。
ここで、CMと同様にエチュードへ挑戦。中川さんは「ひと目惚れしながら」「踊りませんか?」で、相手役の小関さんが思わず引いてしまうほど熱烈にアピール。小関さんは「全力疾走の後」「髪切った?」で、即座に全力疾走した直後のような演技力を見せつけてくれた。
中川さんは「10年ぶりにしゃべった」「やったよ、ママ!」では「10年黙ってなさいと言われて、しっかりカウントした上で叫んだ」と設定を解説。小関さんは「アクションを決めて」「こんなの初めて」で、勢いをつけたアクションを展開。最後は「ふたり一緒に」「大好きだ」というシチュエーションとなり、小関さんは中川さんに向かって言ったものの、中川さんは別の誰かに向かって…という、すれ違った切ない状況を即座に演じきった。
最後に中川さんは「改めて、お客様あっての役者だなと実感しました」と話しつつ「『「A3!』はたくさんの魅力的なキャラクターがいて、プレイヤーが役者を育てて一緒に成長していく物語です。感情移入できる推しキャラと共に、エンタメを作る側の楽しさを実感してみてください」とコメント。
小関さんは「監督目線で役者を育てていくので、自分がしっかりしなきゃいけないんだと成長していくような部分が魅力的です。まだ遊んだことのない人に、ぜひ遊んでほしいなと思ってCMに挑みました」と訴え、イベントは終了した。
CMは地上波TV向けの15秒版2バージョンと、Web限定の30秒版3バージョンを放送。CMの収録時には役者について熱く語り合うこともあったという「熱組」2人の即興劇は要チェック!