BlueStack Systemsは、「BlueStacks」の最新バージョンとなる「BlueStacks 4」のベータ版を公開した。
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「BlueStacks」は、AndroidゲームをPCの大画面でプレイすることをコンセプトとしたゲームプラットフォーム。「BlueStacks」を利用することで、メモリーや電池消耗を気にすることなく、好きなスマートフォンゲームをPCで楽しめる。
BlueStacksは、2018年5月に世界で初めてAndroid 7.1.2 Nougatに対応した「BlueStacks 3N」をリリース。その後も最先端の技術を取り入れ、「より軽く、より速く」をコンセプトとした「BlueStacks 4」の開発を進めており、今回、パフォーマンスとアプリの互換性がより一層向上したオープンベータを公開するに至ったという。
ダウンロードページ
https://www.bluestacks.com/ja/bluestacks-4-beta.html
オンデマンド型の最新アーキテクチャの採用によるパフォーマンス最適化
「BlueStacks 4」では、オンデマンド型の最新アーキテクチャを採用し、必要なリソースのみを活用することにより、ユーザーひとりひとりのプレイスタイルに合ったパフォーマンスの最適化を実現しています。これまでは、ベーシックな機能のみを要望するライト層と、高度なゲームプレイにも対応した機能すべてを要望するコア層のニーズを同時に満たすことが難しい状況でしたが、このオンデマンド型アーキテクチャにより、幅広いユーザーのニーズに応えることが可能となりました。例えば、様々なアプリがバナーやアイコンで表示されるアプリセンターは、お好みによってタブを閉じることが可能となりました。このオンデマンド型構造は、目に見えるユーザー・インターフェイスのみならず、コアな技術の部分にまで取り入れられ、プロダクト全体の最適化が図られています。
高度なグラフィックス再現性およびキーマッピング設定で更に快適なプレイ体験を
「BlueStacks 4」では、AndroidアプリをWindows上で動作させるための仮想化技術が更に高度化しており、特にグラフィックスの再現性において大きな改良が見られます。これに伴いアプリの互換性が向上し、これまで「BlueStacks」で起動することができなかったアプリも動作するようになりました。また、同技術により、これまでサポート対象外となっていた低スペックのPCでも、より多くのアプリを快適にお楽しみいただけるようになりました。これらは、関連技術に強みを持つIntel社等の株主の協力により実現されています。
更には、よりゲームをお楽しみいただくために、キーマッピング(キーボードやマウスへの操作設定)に関しても改良が加えられています。例えばFPS(ファーストパーソン・シューティング)系のタイトルでは、車両の操作等、ゲーム内の状況に応じた個別の操作が求められますが、これらを詳細に設定することが可能となりました。スマートフォンゲームを、従来のPCゲームにより近い形でお楽しみいただけます。
「BlueStacks 4」正規版リリースに向けて
「BlueStacks 4」正規版は、9月中旬のリリースを予定しています。今回の「BlueStacks 4」ベータ版に更に安定性を加え、パフォーマンス向上はもちろんのこと、キーボード入力の改良を含む多くのアップデートが追加される予定です。ぜひお楽しみにしてください。