バンタンは、「バンタンゲームアカデミー」において、専用サイリウムとオンキヨーの音響製品を使った多人数型のリズムゲームを制作した。
目次
タイトル:Virtual Live 郷音ちゃん(バーチャルライブ さとねちゃん)
大手音響メーカー「ONKYO」の最新技術を集約した、多人数型のリズムゲームです。プレーヤーはバーチャルアイドル「郷音ちゃん」のファンとなり、専用のサイリウムを使って応援します。応援によりステージの背景やキャラクターの衣装が変化。憧れのステージを目指してライブを盛り上げます。
このゲームには、オンキヨー株式会社のホームシアター、5.1chのスピーカーに加え、キャラクターの声をOnkyo Voiceで生成し、その声がスピーカーではない所から声が出る演出にVibtoneを活用しています。
「Onkyo Voice」とは
東芝デジタルソリューションズ株式会社が提供するコミュニケーションAI「コエステーション」の音声合成技術と当社の音声入出力に関する技術を組み合わせて開発された音声アプリケーションです。
「Vibtone」とは
通常のスピーカーは振動板から音を放つため、音の出口となる穴が必要で、防水性や気密性が必要とされる製品への搭載は困難でした。Vibtoneは、加振器の振動を利用した高品位な音声再生を実現することができます。
キャラクターについて
当ゲームのために学生が制作したキャラクターがオンキヨーの公式キャラクターに採用されました。コンセプトは「バーチャルアイドルとして作られたAI」。今後は、商品紹介などのイメージキャラクターとして活用される予定です。
制作チーム メンバー紹介
- プランナー:村田 大芽、矢田 昌之介
- プログラマー:大高 悠、後藤 哲哉、浪岡 遥輝
- デザイナー:宮崎 凌、梶山 百花、藤井 幸大、佐藤 水紀
- サウンド:田中 朋美、花森 寛忠、大塚 将希、高橋 祐司、小島 大輝、山内 光
- 声優:久保田 樹
リーダー兼ゲームプランナー 矢田さんのコメント
産学協同プロジェクトも、“チーム制作”(異なる学科の複合チームで作品制作するプロジェクト)も、今回が初めての経験でした。授業課題と違い、品質に対する責任を感じながら取り組みました。また、チーム・企業・スクールなど多くの方々と関るわ事で、ゲームプランナーとしてだけでなくプログラマーやデザイナーなど相手の立場に立って物事を考えられるようになりました。ゲームショウ会場で初めてのお披露目となり、一般の方の反応が想像できなくて不安ですが、とても楽しみです。
東京ゲームショウ2018への出展について
東京ゲームショウへの出展は今年で4年連続。昨年は30分以上の試遊を待つ行列や、海外メディアから取材を受けるなど、話題の作品が並びました。今年はブースを拡大し、最先端技術を取り入れた新感覚のゲームや、企業と連携したゲーム(産学協同プロジェクト)、ゲーム大賞出展作品などを展示いたします。
東京ゲームショウ2018 バンタンゲームアカデミー特設ページ
https://www.vantan-game.com/special/tgs/
「東京ゲームショウ2018」出展概要
日程
- ビジネスデイ:9月20日(木)・21日(金)10:00~17:00
- 一般公開日:9月22日(土)・23日(日)10:00~17:00
※ビジネスデイはプレス関係者およびビジネス関係者のみのご入場となります
入場料
- 一般(中学生以上)1,200円税込(前売券:1,000円税込)
- 子供(小学生以下)無料
会場
幕張メッセ 1ー11ホール、イベントホール、国際会議場
ブース名
バンタンゲームアカデミー(スクールブース 3C-12)