千葉・幕張メッセにて9月20日より開催の「東京ゲームショウ2018」。バンダイナムコエンターテインメントブースで9月20日に行われた、「ビリオンロード×ビリー隊長」エクササイズステージをレポートする。
モンスターと共に億万長者(ビリオネア)を目指すというコンセプトの、新感覚すごろくマネーゲーム「ビリオンロード」がNintendo Switch用ソフトとしてリリースされる。その発表を受けて実施された今回のステージでは、本作のプロデューサーであるバンダイナムコエンターテインメント 宮崎あおば氏より、ゲームの概要説明が行われた。
「ビリオンロード」は、最大4人で楽しめるボードゲーム。今回お披露目になったパッケージビジュアルでも描かれているキャラクターたちは、全て土居孝幸氏による描き下ろし。
ゲーム内では、季節の中でさまざまなイベントが起こっていくそうだが、3Dモデルで動くキャラクターや、土居氏による2Dイラストで描かれるキャラクターたちが随所に登場して盛り上げてくれる。
ここで初公開となるPVの上映とともに、発売日が2018年11月29日、価格が5,700円(税抜)に決定したことが発表されると、スペシャルゲストとして“ビリー隊長”ことビリー・フランクスさんが登場し、おなじみのプログラムを披露してステージを盛り上げた。
ここからはビリーさんも加わり、宮崎氏からさらなるゲーム内容が語られた。ゲームの基本サイクルは、サイコロを振ってゴールを目指すというシンプルなもの。ゴールした人には報奨金が発生するほか、物件を買うと、年に一度収益金を得ることができ、それらを経て最終年までに一番の億万長者(ビリオネア)になった人がゲームの勝者となる。
また、マップ上にはさまざまなマスとモンスターが登場。マスについては、プラスマス、マイナスマス、物件マス、アイテムマス、モンスターマス、回復マス、空路の入り口となる空港マスなどが用意されている。
そして本作の特徴となるモンスターは、トリツキ種、ハタラキ種、テンテキ種の3種に分類される。キャラクターは土居孝幸氏描き下ろし、セリフやゲームテキストは井沢ひろしさんが担当している。ちなみにビリーさんは、パワフルなモンスターが好きということで、テンテキ種のギッコリをピックアップしていた。
3種のモンスターそれぞれの特徴も紹介。マップ上に登場し、すれ違うことで最大3匹を連れていける(※モンスターマスでも仲間になる)ハタラキモンスターは、それぞれに異なる能力を持ち、プレイヤーを助けてくれる。
ただし、能力には発動回数が設定されていて、一定回数発動すると使えなくなってしまうため、ハートマークで表示された回復マスや、アイテムで回復する必要がある。これらを有効活用することはゲームにおける大きなアドバンテージとなるが、その一方でどんな条件かは対戦相手も見えるため、戦略性を持って挑むことも重要になりそうだ。
誰かがゴールに到着すると出現するトリツキモンスターは、ゴールから一番遠い人や一番にゴールした人に憑くのだが、良い効果をもたらすモンスターもいれば、迷惑を押し付けてくるモンスターも登場する。ほかのプレイヤーとすれ違うことで擦り付けることができるので、駆け引きの要素にもなってきそうだ。
最後に紹介されたテンテキモンスターは、プレイヤー共通で被害を与える巨大モンスターとなっている。猛威を奮って物件や資産を壊滅させていく。これに抗うためにはハタラキモンスターの存在が必要になってくるようだ。
また、本作はソフト1本で4人まで遊べるようになっているほか、1人でも遊べる、さまざまな性格のCMたちとの勝ち抜き戦も用意されているなど、多彩なゲームモードで楽しませてくれそうだ。
その後は、土居氏と井沢氏からのビデオメッセージも寄せられたほか、昨日撮影したばかりだというビリーさん出演のCMメイキング映像が公開された。
早期購入特典(※パッケージ版)として、ゲームの攻略に役立つ「ビリオンロードマップ」の付属も発表。そのほか、原作:井沢ひろし氏、漫画:土居孝幸氏によるスペシャル漫画も公開されている。こちらも続々公開予定とのことだ。