「ワイルドアームズ ミリオンメモリーズ」はコンシューマのアプローチも残した意欲作渡り鳥たちの戦いをプレイレポートでチェック

「ワイルドアームズ ミリオンメモリーズ」は、今から20年以上前の1996年にプレイステーション向けの作品として誕生し、その後プレイステーション2、PSPでもリリースされた“荒野と口笛のRPG”「ワイルドアームズ」シリーズの最新作。西部劇を取り入れた世界観、作品ごとで変わる戦闘システム、そしてなるけみちこ氏をはじめとするコンポーザーが手がけるサウンドと、多くの人を魅了するポイントを持った作品だ。

その最新作となる「ミリオンメモリーズ」は、歴代作品で“渡り鳥”として冒険したキャラクターが登場する。懐かしさも覚えるキャラクターたちが今度はどんな物語を描いていくのか、配信前にプレイする機会が得られたので、その内容をお伝えする。

シリーズのキャラクターが巡り合会う新たなストーリー

本作の舞台となるのは、滅びゆく惑星・ファルガイア。シリーズを通して共通する舞台であり、その大部分が荒野で形成されている惑星だ。ゲームの冒頭、チュートリアル部分で描かれるのは、魔族の盟主・マザーと戦うアシュレー、ヴァージニア、ジュード、ディーン、クラリッサ、そしてロディ。死闘を繰り広げる中で、なんとロディが仲間たちを裏切ってしまう、というところから本作の物語が本格的にスタートする。

第1章からは、そのロディを中心に物語が展開。ヴァージニアやザックといったキャラクターが進行に合わせて仲間になっていく。本作は最大3人のパーティを組むことができ、第3章までに頭数が揃うことになる。また第4章では、「ワイルドアームズ セカンドイグニッション」の魔女っ子キャラ・リルカも登場する。今後どのキャラクターがどのタイミングで、どんな立ち位置で登場するかも注目したい。

また本作の操作キャラクターがストーリーを進めるだけで確実に仲間になってくれるのも注目ポイントだろう。剣による近距離攻撃、銃による遠距離攻撃など、操作感はそれぞれが個性を持っている。その個性を満遍なく試せるのはプレイヤーにとってありがたい話だ。

ガチャで手に入るのはキャラクターが装備する「ARM」と「ギア」の2種類。ギアは武器や防具を模したアイテムで、装備することで能力をの底上げとパーソナルスキルを得ることができる。一方のARMは歴代キャラクターやシーンを描いたカードで、これを装備すると能力の底上げに加え、特定のアクティブスキルを使用できるようになる。 ARMスキルはMPを消費するが強力なものが揃っており、属性攻撃や回復などバリエーションも豊富。MPはクエストが終われば全回復するので、積極的に使っていきたい。

ARMはキャラクターやモンスターのほか、原作の名シーンを切り取ったものもある。

アクションベースのバトルは回避、チャージ攻撃がカギ

ここからは本作のバトルシステムを解説していく。ターン制のRPGだったこれまでの作品とは異なり、今回はアクションRPGに生まれ変わっている。アクションと言っても難しい操作は一切なく、タップやスラッシュスワイプ、フリックにすべてが集約。また縦持ちで、片手の操作で完結しているのも魅力のひとつだろう。

画面をスワイプするとその方向に移動、攻撃もタップするだけ。 また素早くフリック入力すれば回避行動も取れる。
ヴァージニアの銃撃は素早く攻撃できるが、射程はそこまで遠くない。 繰り返し戦闘で使って、距離感を掴んでおいたほうがよさそう。

戦闘中に長押しするとチャージ攻撃に切り替わり、相手に強力なダメージを与えられる。それだけでなく、相手の攻撃時に特定のタイミングで攻撃を当てればチャージカウンターとなり、相手はダウンする。攻撃と防御を両立した重要なテクニックなので、プレイする際はまっさきに覚えておきたいテクニックだ。

もうひとつ覚えておきたい知識として、各キャラクター固有の「FA（フォースアビリティ）」もある。これはバトルで徐々にフォースポイントが溜まり、いっぱいになると発動できる特殊な技だ。本作のクエストはまずは通常のモンスターと戦い、ダンジョンの最後でボス戦という流れになっている。そのためボス戦までフォースポイントを温存するなど、全体を通しての管理も大切になる。

筆者がひとつ気になったのはストーリーを進めるメインミッションの難易度だ。難しいと感じるかどうかはプレイヤーの感じ方によって変わると思うが、少なくとも「スマートフォンアプリの序盤は難易度が低め」という先入観があった筆者からすると、序盤からかなり強力なボスが登場する印象を持った。オートプレイだけだとあっさり負けることもあり、、自らの手でチャージカウンターをはじめとしたテクニックを駆使しないと勝利を掴むのは難しいこともある。

といっても、筆者自身はこの難しさに好印象を抱いている。スマートフォンアプリの不文律にとらわれず、コンシューマの持ち味を柔軟に取り入れていると感じたからだ。敵の動きを覚えて突破口を見つけ出すプロセスは、ゲームファンにとっても納得いく出来だと思う。

「ワイルドアームズ」ファンにとっても、本作はシリーズ最新作として納得できるクオリティをほこる。オープニングではアニメーションが流れ、しかもサービス開始前に公式で発表されていたものとは若干異なるので、その内容は数種類あるようだ。。キャラクターの性格も原作に忠実で、ヴァージニアの快活な言動には懐かしさも覚える。一方で、原作ではセリフを発しないロディは今回も無口。作品の雰囲気を守るという意味ではこれが正解だと思う。シリーズの雰囲気を久しぶりに感じられる、というだけでも、このゲームをダウンロードする価値はあるかもしれない。

期間限定！リリース記念ッガチャでスタートダッシュを決めよう！

シリーズ各作品より★5のARMが目玉で登場する「リリース記念ッ！ARMガチャ」と強力なパーソナルスキル持った★5のギアがで登場する「リリース記念ッ！ギアガチャ」を期間限定で開催いたします。
　
開催期間：2018年9月26日（水）～2018年10月09日（火）15:59

期間限定イベントで★5ARM「ARMマイスター」や★4ギア「パンチガン」を手に入れよう！

クエストに期間限定イベント「エマからの依頼」が登場します。イベントストーリーをクリアしイベントポイントを集めることで、ジェムをはじめとした様々なゲーム内アイテムや、★5ARM「ARMマイスター」や ★4ギア「パンチガン」など報酬としてプレゼントいたします。
　 　
ストーリー：エマからの依頼で彼女の研究室に集められたロディたち。 果たしてその「依頼」とは一体…ッ！？
開催期間：2018年9月26日（水）～2018年10月9日（火）15:59

キャストサイン色紙があたる！サービス開始記念Twitterキャンペーン

「ワイルドアームズ ミリオンメモリーズ」出演キャストのサイン色紙が抽選であたるTwitterキャンペーンを開催いたします。対象期間中に「ワイルドアームズ ミリオンメモリーズ」公式Twitter（@wildarms_mm）をフォローした上で、指定のハッシュタグを含むツイートをすることでご応募いただけます。ぜひご参加ください。

対象アカウント：「ワイルドアームズ ミリオンメモリーズ」公式Twitter（@wildarms_mm）
キャンペーン期間：2018年9月26日（水） ～ 2018年10月5日（金）23:59

(C)Sony Interactive Entertainment Inc. (C)ForwardWorks Corporation
Developed by Wright Flyer Studios

※画面は開発中のものです。