千葉・幕張メッセにて開催されていた「東京ゲームショウ2018」。ここでは、9月22日にコーエーテクモゲームスブースにて行われていた、「『無双OROCHI3』公式生放送出張版ステージ」の模様をレポートしていく。
本作に出演するキャスト陣と開発スタッフが、PS4/Nintendo Switch/PC用ソフト「無双OROCHI3」に関する最新情報をお届けする番組「無双OROCHI3」公式生放送。東京ゲームショウ三日目で行われていたステージでは、その出張版が行わた。
古川さん演じるアレスに、赤ちゃんプレイ疑惑が!?
MCを務める小野坂昌也さん(趙雲/諸葛亮役)&竹本英史さん(石田三成/柴田勝家役)に加え、緑川 光さん(明智光秀役)と古川 慎さん(アレス役)、そして本作のプロデューサーを務める古澤正紀氏らが登壇。中でも古川さんは、TGSのステージに出演するのは今回が初めてなのだそうで、「無双」シリーズで初めてを迎えられる喜びを語っていた。
「本能寺に行かずにTGSに来ました」と挨拶をしながら登場した緑川さん。そんな緑川さんが演じる「戦国無双」シリーズの明智光秀は、サラサラの長髪がトレードマークだ。そのため緑川さんは、光秀を演じる前日はトリートメントを多めにかけて、「サラサラした声」をイメージしながら演技していると明かすと、「サラサラの声ってどんなの!?」という小野坂さんからのツッコミを受けることに。
一方の古川さんが演じるアレスは、この時点ではまだゲームが発売前ということもあり、多くの謎に包まれたキャラクター。本作から登場する「神」の一人ということで、普段は高圧的な態度を崩さないが、意外な一面ももっているのだとか。するとキャスト陣から、「実はめちゃくちゃ甘えん坊で、裏では赤ちゃん言葉で喋っている」という疑惑が噴出。果てはその疑惑は竹本さん演じる柴田勝家にまで飛び火し、「赤ちゃん言葉で喋る柴田勝家」という、ファンにとって嬉しいのかよく分からない(?)セリフが竹本さんの口から飛び出し、キャスト陣がDLCとして各キャラクターの赤ちゃんボイスの配信を希望する事態にまで発展していた。
その後、もし自分が何かで「無双」できるなら、何がいいかを考える、「やってみたい無双」の話題で、古川さんが挙げていたのは「睡眠無双」。どうやら古川さんは枕を変えると眠りにくくなるタイプで、地方のイベントなどでホテルにとまると、翌日のイベントに睡眠不足で参加せざるを得なくなることも少なくないという。
そんな古川さんの悩みに小野坂さんは「置鮎(龍太郎)くんに弟子入りしたらいい」とアドバイス。実は「三國」「戦国」「OROCHI」の3シリーズ全てに出演している、「無双」との関わりが何かと深い置鮎さんだが、こと眠りに関しては様々な伝説をもっているようで、小野坂さんと共演したラジオの収録中に寝始めることもあったほど、どんな場所でもすぐ眠れるタイプなのだとか。大先輩の意外な一面に、古川さんも大いに衝撃を受けていた様子だった。
MCチームとゲストチームが新モード「チャレンジモード」で激突!
その後は、「無双OROCHI3」のDLC用新モードとして、来月配信予定となっている「チャレンジモード」が初めて公開。まだ開発途中のものとして今回公開された「チャレンジモード」は、無限に湧き出てくる敵を時間内に何体撃破できるか挑むという内容になっており、途中に出現する巨大なボスを撃破するとアイテムを獲得できるなど、プレイすることで本編のデータへのメリットも存在するようだった。
今回のステージでは、その「チャレンジモード」を使って、小野坂さん・竹本さんのMCチームと、古川さん・緑川さんのゲストチームが、罰ゲームをかけて対決。二人の撃破数を合計した数が多い方のチームが勝利となるルールだ。
先に行われたのは竹本さん・古川さんの対決で、操作キャラは竹本さんは石田三成・柴田勝家・真田幸村、古川さんがアレス・アテナ・ゼウスと、それぞれが演じたキャラクターと関わりのあるメンバーを使用。実は古川さんは、「無双」シリーズの大ファンで、普段から「戦国」「三國」シリーズをともにプレイしているそうで、その腕前に期待が集まる。
しかし当初は、これまでの生放送でもすでに「OROCHI3」をプレイし、新アクションである「神術」の使い方にも慣れている竹本さんがリード。一方の古川さんは、当初は相棒のドラゴン「テュポーン」を召喚して攻撃を行うアレスの独特のアクションに苦労していたものの、プレイしていくごとにコツを掴んでいき、気づくと竹本さんのスコアを抜き去る。
竹本さんも負けじと対抗するも、キャスト陣の視線は、アレスやアテナなど新キャラクターが勢揃いする古川さんの方のプレイ画面に釘付けで、「俺の方も見て!」と悲鳴と挙げる場面も。最終的には、古川さんが100以上の撃破数の差をつけて、残る緑川さんへと襷を渡した。
後半戦では、小野坂さんが趙雲・諸葛亮孔明・劉禅、緑川さんが明智光秀、ガラシャ、長宗我部元親をそれぞれ使用。ゲームにまつわる逸話で事欠かない、コアなゲーマーとしても知られる緑川さんだが、実は「無双」シリーズはあまり得意ではないようで、序盤は操作に四苦八苦する一幕も。しかし途中で、光秀の娘であるガラシャの神具「アルテミスの弓」の使い勝手に気づくと、ガラシャで次々と敵を倒していきながら「ウチの娘かわいい!」と親バカ(?)っぷりを発揮して会場を盛り上げる。
一方の小野坂さんは、先程の対決で竹本さんが負けていたこともあってか、かなり真剣なプレイ。小野坂さんもすでに、生放送で何度も「OROCHI3」をプレイしているだけあり、神術の使い方もすっかり慣れた様子で、次々と敵を撃破していく。隣の緑川さんの親バカプレイが大盛り上がりとなっている様子に「俺もそっち見たい!」と愚痴りつつも、気づけば緑川さんに300以上の撃破数の差をつけてのフィニッシュ。最終的に、1633人と1432人というスコア差で、MCチームが快勝を収めていた。
最後には、キャスト陣からのプレイ感想と、今後の「OROCHI」シリーズへの期待、そして古川プロデューサーからのメッセージが伝えられる形で、ステージは締めくくられていた。