バンダイナムコエンターテインメントがPS4向けに11月29日より配信予定の「ゴッドイーター3」の新たな体験版「GOD EATER 3 アクション体験版 改」。それに先駆けて、本日11月23日に行われた先行店頭体験会&開発者トークショーを、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaにて開催した。
10月に配信された期間限定アクション体験版をプレイした人から寄せられた意見をもとに、改修を加えて配信される「GOD EATER 3 アクション体験版 改」(以下、アクション体験版 改)。主人公のキャラメイキングをはじめ、シングル・マルチプレイの両方に対応した討伐ミッション、最大8人で挑める「強襲討伐ミッション」が収録されている。
その体験版の内容を一足先にプレイできる場として、11月23日(金)にヨドバシカメラマルチメディアAkiba 6階ゲーム売り場のPlayStationコーナーにて店頭体験会が実施されることに。会場には多くのファンが姿を見せており、その改修点を確かめるかのようにプレイに興じていた。
体験会の前には、「ゴッドイーター3」プロデューサーの富山勇也氏(バンダイナムコエンターテインメント)、「ゴッドイーター」シリーズ総合ディレクターの吉村広氏による開発者トークショーが行われた。実機プレイを交えて体験版の改修内容を紹介しつつ、集まったファンからの質問にも回答したその模様をお届けしよう。
まずは、22日に公開されたばかりの新キャラクター・フィム(CV:遠藤璃菜)を紹介。これまでも謎の少女としてその存在には触れられていたが、キャラクターイラストや主人公に懐いているように感じられるスクリーンショットから、天真爛漫な雰囲気が感じられる。演じる遠藤璃菜さんは現在13歳ということで、その雰囲気に合ったボイスにも言及していた。
その後はアクション体験版 改に実装されている改修点について順番に紹介。まず基本アクションについて、地上ステップの操作性向上、移動からの制動距離の短縮、振り向き時の移動の大幅な短縮という3点を改修していることに触れる。今作については、これまでのシリーズより等身が上がっていること、そしてキャラクターの動作がより高精細に見えるという点から、動きのリアリティを重視しているそうだが、その一方で操作性を両立させるための調整も行っており、今回の改修についても動きの中でのより気持ちよい操作を実現するためのものになっているという。
その上で、遊びやすさを向上させるための改修も多数行われている。東京ゲームショウ2018での意見を元に採用したという、エンゲージ演出のオプションへの縮小表示の追加をはじめ、今作でライティングが物理的なものになっている影響から、エフェクト情報が見えづらくなったことを受けて攻撃の有効度を文字色で表現するように。
また、今作のポイントの一つであるジャストガードについては、成功表示の視認性を向上するため、これまでのシリーズに表現を近づけたエフェクトに変更。これはジャストガードがテクニカルな遊びであることから、プレイヤーにとってより馴染みのある表現にしたほうがプレイしやすいだろうという判断が働いているそう。
アクション体験版からカメラの補正処理を最小限にする調整も実施。もともと、視野を広くするためにキャラクターの向いた方向を見せるカメラの補正を強めに設定していたそうだが、アクション体験版を遊んだプレイヤーからはカメラに慣性がついていると感じたという意見が寄せられたことから、より素直なカメラの挙動にしたとのこと。
そのほか、マルチプレイ時のチャットウインドウ表示入力をL3の2回押しに変更。これは吉村氏をはじめ、会場に集まったファンの大半も誤って押してしまうことがあったようで、そうした操作ミスを防ぐためにあえて今回の仕様に変更しているそうだ。
個別のアクションについては各神機のディレイ調整を実施。ゲームスピードが上がっている中で、神機の手触りやコンボ入力の感覚が変わっていることが、アクション体験版を通じて感じられたようで、より幅を持たせた調整に変更。一見すると神機によって調整が大きく異なるように感じられるが、それは改修前の時点から幅を十分に持っていたためで、各神機で差を設けるものではないという。
より個別の神機に踏み込んだ内容としては、ショートブレードの個性を強化するために「ライジングエッジ」を多段技に変更、ならびに空中ステップの出だしに無敵時間を追加する対応を実施。また、バスターブレードについては△コンボの2段目後半のモーションを修正し2段攻撃技へと変更、同時に△コンボ最終段のモーション速度を少しだけ上昇させている。
最後に紹介されたのが、今作で新たに追加される強襲討伐ミッション。マッチング画面での各プレイヤーのEP表示については、EP表示そのものがプレイヤーの上手さ・強さを表現するものではないのだが、消費される場面がなかった体験版ではやりこみ度合いとして認識されることもあって、カットすることにしたという。
また、体験版に収録されていた灰域異常の中で、プレイスタイルを狭めることになる「OP減少」については製品版ではオミット。また、製品版を含めた強襲討伐ミッションの構成として、中型種以上のお供アラガミは登場しない形に変更される。複数の中型種のアラガミを手分けして討伐していくという戦略は機能すれば面白くなると感じているそうだが、現時点のオンラインプレイではそこまでの戦略性・コミュニケーションは難しいと判断し、まずは1体の標的に一丸となって挑んでもらうかたちに落とし込んだそう。
発売後に無料アップデートを実施することはすでに発表されているが、富山氏によると、上記の内容についても何かできることはないかと検討を進めており、詳細が決まったら正式にアナウンスできるよう準備しているそうだ。
一通りの紹介を終えたところで再び実機で改修内容を紹介。ディレイ調整によって2段目以降をゆっくり入力してもしっかりとコンボがつながりやすくなったことなど、これまで紹介した要素を解説しただけでなく、空中のダイブ発動を少し早くしていること、カメラの補正調整によって敵を中心に捉えるようなかたちにしていることなど細かい点にも触れる。カメラのスピードについては酔いを意識して慎重に調整していることも語られるなど、本作ならではの苦労も窺えた。
その後は先日お披露目になった、ufotable制作によるオープニングアニメに話題がおよび、シリーズで一番の出来とその仕上がりに触れつつ、アクション体験版 改の冒頭でも見ることができることも紹介。さらに会場のファンから寄せられた細かな質問にも、談笑を交えつつ回答していた。
冒頭にも触れた通り、アクション体験版 改はPlayStation Storeにて11月29日に配信予定。最後は開発スタッフの協力の元、この時期に改修を施した体験版が配信できることに感謝を示しつつ、そのほかにも発売に向けてストーリーPVやTVCMも制作中であることにも言及し、トークショーを締めくくった。
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
※画面は開発中のものです。
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