コーエーテクモウェーブは、PS4用ソフト「ホラーSENSE ~だるまさんがころんだ~」を2019年1月25日に発売すると発表した。PS VR専用タイトルであり、PlayStation Storeでのダウンロード販売のみとなる。価格は1,980円(税抜)。
本作は、全国のアミューズメント施設で稼働中の体験型VR筐体「VR センス」に搭載された同名タイトルを、PS VR向けに移植したホラーアドベンチャーゲーム。「“動いたら死ぬ”ホラー体験」をテーマにした恐怖体験を味わいつつ、閉じ込められた廃校からの脱出を目指していく。
PS4版では「初めの遊戯(少女編)」と「続きの遊戯(少年編)」に加え、新たに高難易度モードとなる「反復の遊戯」(狂鬼編)が追加されている。
「ホラーSENSE~だるまさんがころんだ~」の特徴
“動いたら死ぬ”ホラー体験
本作は、プレイヤーが仲間と共に訪れた廃校で起こる恐怖の体験を描いたホラーゲームです。「だるまさんがころんだ」という日本では馴染みの深い遊びが、驚いて動いたら死んでしまう恐怖のゲームと化し、鬼の元へと進むプレイヤーを驚かそうと次々と恐怖のギミックが襲います。
窓を突き破りプレイヤーを襲う大量の手、鬼や幽霊が目前で叫ぶ、廃校が崩れ落ちるといった大がかりなものまで、様々な恐怖体験が用意されています。
ゲーム進行によって変化する恐怖体験
プレイヤーの進行度によって、体験する恐怖は大きく変化します。進行するにつれて鬼の様子が変化し、さらには鬼の裏に潜む異形の怪物が姿を現しプレイヤーにさらなる恐怖を与えます。
リアルを追求したステージ
昭和の廃校をリアルに再現することに加え、緻密なライティング設定でその場にいるだけで底知れぬ恐怖を感じてしまうような陰湿とした舞台です。
シンプルな操作性で高まる恐怖への没入感
○×△□ボタンのどれを押すと前進、ボタンを離すと停止と操作はいたってシンプル。“動いたら死ぬ”恐怖をまざまざと実感できます。鬼が「だるまさんがころんだ」と言っている間に前進し、鬼の元へたどり着きましょう。鬼が振り向いている間に動くと罰を受けます。停止中も視点を動かすことはできるので、周りを見回すと事件の真相に迫る手がかりも……?
恐怖の始まり「少女編」と真実に迫る「少年編」、さらなる高難度モードの追加も
「初めの遊戯(少女編)」と「続きの遊戯(少年編)」、さらに「反復の遊戯」(狂鬼編)の3つのシナリオをご用意しました。それぞれ違った恐怖体験をお楽しみいただけます。
プレイする順番は自由に選べますが、はじめは「少女編」を選ぶのがオススメです。「少年編」はプレイ中の行動に応じて2種類のエンディングがあります。「狂鬼編」はPlayStation4版で新たに追加された高難易度モードです。
あらすじ
とある女教師がいた。
女教師には子供がいたが、事故でその子を亡くし、次第に心を病んでいった。学校で楽しそうに遊ぶ子供たちをはじめは単にうらやましく思っていたが、次第に憎むようになってしまう。そしてついに、事件が起こった。
校内で、「だるまさんがころんだ」をして遊んでいた生徒二人を殺し、女教師自身もその場で自決。このおぞましい事件は混迷の時代の中、人々の記憶からは薄れていった。数十年の時を経て、
この学校には幽霊がいて、「だるまさんがころんだ」をしようと誘ってくる。
もし遊んでしまうと「だるま」にされてしまう。という怪談だけが残った。
そして現在、あるSNSにあげられた動画から今回の物語が始まる。
動画には、若者カップルが廃校となった小学校に肝試しに訪れた様子が映っており、終始変わった様子もないまま最終的には撮影していたビデオのバッテリーが切れて終わる。たまたまその動画を見つけたけんたは、映っている廃校が近所であることに気づく。
「なにこれ……おもろそー」
けんたは、同じ大学に通う幼馴染みのまりと、共通の友人であるユウ、さゆり、そしてプレイヤーに声をかけ、肝試し目的で、その田舎の廃校へと足を運んだのだった。