ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PS4用ソフト「グランツーリスモSPORT」のFIA公認eスポーツシリーズ「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」2019年シーズンを、日本時間3月17日より順次開催すると発表した。
「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」は昨年2018年に1回目のシーズン開催を迎え、今年も同様に「ネイションズカップ」と「マニュファクチャラーシリーズ」の2種類のチャンピオンシップ構成で行われる。その皮切りとなるライブイベント「ワールドツアー」が、3月17日(現地時間・3月16日)よりフランス・パリにて開催となる。
このワールドツアーでは、2019年の年末に開催予定のファイあるイベント出場権を賭け、世界中のトッププレイヤーたちが結集しての熱戦が繰り広げられる。
「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ ネイションズカップ」
「ネイションズカップ」は国や地域別代表が勝利を賭けて戦う大会です。プレイヤーが属する国もしくは地域はゲームのサインインに使われるオンラインIDに登録された情報を元に自動的に割り当てられます。参加車両の生産国に関する制限はありません。
「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ マニュファクチャラーシリーズ」
「マニュファクチャラーシリーズ」はプレイヤーが選んだ自動車メーカーとドライバー契約を結ぶチャンピオンシップで、他の自動車メーカーとの間で勝利を争う大会です。
開催コメント
「グランツーリスモ」シリーズプロデューサー 山内一典
本年もまた「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」が開催できることを、非常にうれしく思います。世界中の驚くべき素晴らしいスキルを持った選手たちを称え、選手同士が結束するイベントを開催できることはとても光栄ですし、このチャンピオンシップを誇らしく感じています。
昨年は素晴らしい白熱したレースが繰り広げられました。モナコでは接戦の末、Igor Fraga(IOF_RACING17)選手がネイションズカップのチャンピオンに輝き、マニュファクチャラーシリーズではレクサスチームが、Tyrell Meadows(GT_Academy2013)選手、Vincent Rigaud(Oscaro_SkyPikmin)選手およびKanata Kawakami(Kawakana222)選手の活躍により勝利をおさめました。今シーズンも熱いレースを心より楽しみにしています。
FIAスポーツ担当副会長 Graham Stoker
去年の「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」は、グランツーリスモのリアルなシミュレーションと世界中のドライバーの非凡な技術が世界レベルのイベントとなり、共にデジタルモータースポーツの価値を高めることが出来るという私たち連盟の判断が正しかったことを証明しました。FIAはまた山内さんとチームの皆さんに再び素晴らしいライブイベントを催していただくことを嬉しく思っています。私たちはこのイベントがオンラインレースについての認識を変える事ができ、未来のモータースポーツへと融合していく転機になると信じています。