スクウェア・エニックスがPS4/PC向けにサービス中の「ファイナルファンタジーXIV」。3月23日に開催された「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル2019」の基調講演ステージ、イベント終了後の吉田直樹氏へのインタビューの模様をお届けする。

「ファイナルファンタジーXIV」のユーザー向けファンイベントとして、世界各地で多くの光の戦士たちが一同に会する本イベント。例年、世界各国で開催され拡張パッケージの新情報などが明かされてきた。

今年は、北米、欧州と開催され次期拡張パッケージ「漆黒のヴィランズ」や新クラス「ガンブレイカー」、新種族「ヴィエラ」などが発表。そして今回、フィナーレとなる日本の開催でさらなる新情報が明かされた。

また、今回の会場となった幕張メッセには、「FFXIV」のゲーム内には未実装のバトルコンテンツ「ヨウジンボウ」をはじめ、「極リオレウス狩猟戦 -Revenge-」や「ダンジョンスピードラン」などのバトルチャレンジ。「FFXIV」内の世界観を再現したグルポスポットに、モーグリキャッチャーや頭装備屋さんなどのアクティビティ、「FFXIV」を題材にしたファンアートコンテストなどがズラリ! まさに「FFXIV」一色となっていた。

バトルチャレンジ
グルポスポット
アクティビティ
ファンアートコンテスト

本校では、そんな東京のファンフェスティバルで明らかとなった新要素を紹介。また、イベント終了後行われた本作のプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏へのインタビューの模様もお届け。気になる内容満載となっているのでぜひチェックしてほしい。

今年は会場を幕張メッセの3ホールぶち抜きへと拡大、ステージも360度から観覧できるようになっていた。会場にはなんと1万5千人以上のヒカセンが集まった。
さらなる新ジョブは遠隔DPSの踊り子に!「漆黒のヴィランズ」の全容が次々に明かされた基調講演をレポート!

イベントの開始と同時に行われた基調講演では、本作のプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が登壇。次期拡張パッケージ「漆黒のヴィランズ」の新要素を公開した。

吉田直樹氏

まずは、ファンフェスを通じて徐々に要素が追加されてきたトレーラーの完全版がお披露目。新たな舞台や踊りを披露するヴィエラのキャラクターなど気になる内容が満載の内容となっている。

まずは「漆黒のヴィランズ」での、光の戦士たちの冒険の舞台が発表。1万2千年前にハイデリンとゾディアークの戦いで14個に分裂したという世界の1つ、第一世界へ次元の狭間を超えて赴くことになる。

この第一世界に存在する地域は“ノルヴラント”になるそう。光の氾濫でまもなく消滅しようとしているこの世界で、唯一氾濫を免れたのがこの地域になるそうだ。光の戦士たちはこの世界を冒険し、光の氾濫に押し潰されそうになっている世界に“闇”を取り戻すために戦うことになる。

この戦いの序章は、3月26日に公開されるパッチ4.56にて明らかになるそう。ここではクリスタルタワーなども重要な要素として登場するそうだ。

ここからは、この第一世界を覗いていくことに。まずは新たなプレイヤータウンとなる“クリスタリウム”。この都市はクリスタルタワーを取り囲むように建設された街となる。ここで一つ疑問となるのが、クリスタルタワーの存在。世界が14個に分裂したのは1万2千年前となるが、現在光の戦士たちがいる原初世界のクリスタルタワーは、アラグ帝国時代に建造されたものだ。そのクリスタルタワーが、なぜ第一世界にあるのか、これが物語の大きな謎の1つになっているそうだ。「漆黒のヴィランズ」までに、これまでの歴史をおさらいしておくとより深くストーリーが楽しめるだろう。

“クリスタリウム”は光の氾濫に抵抗する最後の街となる
大工房と呼ばれるクラフターたちが集う施設も

続いては、“ノルヴラント”にあるもう一つの街“ユールモア”。ここは終わりを迎える最後の時まで、富の限りを尽くそうという怠惰に溢れた堕落した街だ。この街は、どことなくリムサ・ロミンサを思わせる構造になっている。これは、14個に別れた共存世界は原初世界によく似ているが独自の歴史を歩んできたことに起因する。

種族的にはミコッテだが、我々がよく知るミコッテとは少々異なる
ユールモアには選ばれた人しか入ることができず、下層には街に入れない人達の集落がある

次に紹介されたのは“ノルヴラント”に存在する広大な新規フィールド“レイクランド”。ここは「漆黒のヴィランズ」で、光の戦士たちが最初に訪れる場所になるそうだ。レイクの名の通り巨大な湖が存在するフィールドで、原初世界のモードゥナを思わせる場所になっている。しかし、この世界にはガレマール帝国が存在しないので、もちろん黙約の塔は存在しない。

第一世界のフィールドでもう一つ注目なのが、天候。この世界は光の氾濫に押し潰されそうになっているので、天候も“光の氾濫”になっているそうだ。

ここで一旦、過去のファンフェスで発表された内容をおさらい。レベルキャップの解放やバトルシステムのメンテナンス、新ジョブ「ガンブレイカー」が改めて紹介される。バトルシステムについては、5月中旬のPLLで詳細が発表される。

新ダンジョンに関しては、3つのダンジョンのスクリーンショットも新たに公開。

新NPCシステム「フェイス」では、紹介された4人以外にも多数のNPCが登場。意識を失っている暁のメンバーと、いつ、どこで再会するかも楽しみの1つだ。その他様々なコンテンツの実装が発表されている。

そして、いよいよここで「ガンブレイカー」に続く新ジョブが発表。新ジョブは、投擲武器を操る「踊り子」になることが確定した。「踊り子」のロールは、遠隔物理DPSになる。アートでは、円月輪のような武器を用いているが、それ以外の武器も投げられるよう投擲武器を使用武器とする。対応クラスは無しで初期レベルは60だ。

バトルイメージは、投擲武器による遠隔物理攻撃がメインの攻撃方法となるが、当然踊りによるアビリティで、自身の強化やPTへの支援も可能だ。ジョブクエストの開始エリアは、リムサ・ロミンサになるそうなので、いち早く踊り子を使いたい人はリムサでログアウトしておくといいだろう。

ここからは、再び第一世界を見ていくことに。次は第一世界に存在する新たな蛮族について。この世界に登場する蛮族として、常にヘルメットを被り、常に髭をつけている「ドワーフ」が発表された。

非常にわかりやすい特徴を持っているドワーフだが、ステージではヘルメットと髭を取った姿も公開。我々がよく知るララフェルの姿がそこにあった。なんとララフェルは、ドワーフと呼ばれ、蛮族としてひっそりと暮らしているという。

他の種族が第一世界では、何と呼ばれているかも紹介された

このララフェル、もといドワーフの村も公開。ここはドワーフしかいない村なので、家具や建物などもすべてドワーフサイズになっているそう。それ故に、建物の中に入れるのはララフェルだけになるそうだ。どうしてもドワーフたちの生活を見てみたい人は、幻想薬の使用も視野に入れておくといいだろう。

続いては、第一世界を脅かす「罪喰い」について。トレーラーにも登場したこの存在は、光属性の力が強まりすぎたことで現れたのだとか。原初世界では、ヴォイドを通じて妖異がやってくるが、それと真逆の存在になるという。

「罪喰い」の中でも特別な存在だという「全能者 イノセンス」のビジュアル・アートも公開。「漆黒のヴィランズ」の中でも重要な役割を担うそう。大きな秘密を持ち、光の戦士たちの前に立ちふさがるという。どんなバトルが展開されるのか、今から楽しみだ。

ここまでが第一世界の全容だ。時間の流れは存在するが、空が常に光に覆われているのがこの世界の特徴。そこに存在する罪喰いを倒すことで、世界に“闇”をもたらすのが今回の大きな目標の1つとなるようだ。

基調講演では、これまで3シリーズ展開してきた高難易度レイドに続く、第四のレイドシリーズも公開に。ここでは、キービジュアルとレイドタイトルが「希望の園 エデン」になることが発表される。光の氾濫に属性の力を取り戻していくことがコンセプトになる。

さて、今回のレイドシリーズにもスペシャルなデザイナーが起用されている。なんと、「ファイナルファンタジー」シリーズや「キングダム ハーツ」シリーズでお馴染みの野村哲也氏がキャラクターデザイン、ボスデザインを担当することも明かされる。

ステージでは、ハンマーのような武器を持つガイアというキャラクターと、野村氏からのメッセージも公開された。

これまでのファンフェスでは、新種族として女性ヴィエラの追加が発表されていたが、今回、新種族“ロスガル”の追加も明らかに。これにより、ヴィエラが女性専用種族、ロスガルが男性専用種族であることも正式に発表された。ヴィエラ、ロスガル共に、これまでの種族と同様に2つの部族が存在する。

第一世界での、ヴィエラ、ロスガルの呼び名も明らかに。FF10 のキャラクター、キマリもロンゾ族の青年だったが…?
ロスガルはヴィエラ同様、特殊なフェイスパターンをいくつも持ち、特徴的なキャラメイクが可能になるそう。

これにて基調講演で明らかとなった新要素は以上となるが、「漆黒のヴィランズ」には、まだまだ新たな秘密が隠されているそう。そもそもハイデリンやゾディアークとは何なのか、という「FFXIV」の根幹に関わるほぼ全ての核心が明らかになるという。

吉田氏は、「漆黒のヴィランズ」発売までの3ヶ月、断続的に新情報を発表するのでまずはそれを楽しんでもらいつつ、「FFXIV」の中核に自分たちの手で近づいて欲しいとコメントし基調講演を締めくくった。

第一世界の設定など気になる要素がいくつも明かされた吉田直樹氏インタビュー!

日本ファンフェスティバルの初日終了後、吉田直樹氏へ囲み取材が行われた。ここからは、そこで聞くことができた内容をお届けしていこう。

――まずは、ファンフェス初日を終えての感想をお願いします。

吉田氏:多少ご迷惑をおかけしましたが、それでも無事に初日を終えられてホッとしています。僕としても基調講演は、3つ目を終えられて50%くらいは仕事を終えられたのかなと思っています。後は遅い時間まで会場を埋め尽くしてくれた光の戦士の皆さんに感謝です。

――“クリスタリウム”の街の外観が映像で出ましたが、2005年のE3で次世代MMOのテックデモとして出されていた映像と類似していると感じました。旧「FFXIV」の改修の一環なのでしょうか?

吉田氏:実はここまで早く気づかれると思っていませんでした(笑)。ぜひ明日の開発パネルをご覧頂きたいです。これまで新生してから皆さんの冒険世界を作ってきた2人がかなり面白いセッションを行いますので、その中でクリスタリウムがどうやって作られていくのかにフォーカスします。

――新ジョブとして踊り子が発表されましたが主要ステータスは何になりますか?

吉田氏:レンジDPSなのでDEXになるんだろうなぁと思っています。

――そうすると忍者も含めて4ジョブがDEXになりますが、例えば忍者を別なカテゴリに移すということは考えていますか。

吉田氏:これ以上は5月中旬の発表をお待ち下さい。バトルシステムは、1つのシステム変更だけですと理解が難しいと思います。新生してから丸6年運営していると、色々なシステムが連鎖しているので一部を変えると、別な場所に影響がでてしまいます。今はピンポイントで一部をお話すると、誤解を生む可能性があるからです。

――タンクである「ガンブレイカー」が先に発表されたので、次はヒーラーだと思ってい方も多いかと思います。踊り子をレンジDPSに決められた理由を教えてください。

吉田氏:タンクに新ジョブを追加することは早い段階から決めていました。MTとSTという役割に対して、ジョブ数が奇数であることは、バランスが悪いと考えたからです。「ファイナルファンタジー」シリーズの中でも特徴的な武器を追加することで、今までオンラインタイプの「ファイナルファンタジー」に食指が動かなかった人にも訴求しやすいですしね。そしてもう1ロール、どこに足そうか考えた時に、最後まで候補にあったのが単純に2枠しかないレンジDPSでした。

ヒーラー3ジョブに関しては、バランスに最後まで苦労しているところで、5.0ではジョブを追加することよりも、まずは3ジョブのバランスを取ることに集中したいと思います。

――「FFXI」の踊り子とは全然別な設計になっているのでしょうか?

吉田氏:技名やエフェクトなどには歴代のテイストを感じてもらえるようには作っています。ただ、「FFXIV」独自のゲーム体験を作るというのが理想なので、似ているようで似ていないが正解ですね。

――踊り子は男女で同じモーションになるそうですが、そこを分けようとは考えましたか?

吉田氏:そこは「FFXIV」の根底の設計になるので同じモーションになります。また、現在ジェンダー問題は非常に難しい問題としてあります。なぜ踊り子は踊りを踊るのかという部分もジョブクエストに根ざして作られていて、それは世界の民話を参考にして作りました。彼らが踊らなければならない理由に性別は関係ありません。なので、男性はこうであるべき、女性はこうであるべきという部分は参考にしすぎると、性別の色が強く出たモーションになってしまうのでやめるよう言っています。

――高難易度レイドで野村哲也氏がデザインを担当することが発表されましたが、この理由を教えてください。

吉田氏:そもそも僕が哲さんの描くキャラの魅力や、キャラを通して考える設定や世界観が本当に天才だと思っているので、オンラインの「ファイナルファンタジー」にそのエッセンスが入ってこないのは忸怩たる思いがありました。そこで新しいレイドを作っていく中で、キーとなるキャラクターの1人を描いてもらいたいと昨年の夏頃にお願いして引き受けてもらうことができました。お客様から見た時に若い世代のファンは馴染みが深いと思うので、そういった方たちに興味を持って貰いたいという思いもありました。今作画されているモンスターもきっと凄いのがくると思うので楽しみにしていてください。

――新たなレイドの「希望の園 エデン」について、一切情報が明かされていませんが、5.0のストーリーに密接に関係があるのでしょうか?

吉田氏:今回は第一世界を舞台にしたレイドというのが根幹になっており、「ファイナルファンタジー」のベーシックな部分を感じられるレイドになると思います。ギミックも皆さんに驚いてもらえるようなものをご用意していますので、楽しみにしていてください。

――第一世界では光の氾濫という天候が登場するようですが、これは新しいコンテンツというイメージになるのでしょうか?

吉田氏:既存のメインクエストを追いかけていく過程で、夜を取り戻しながら次のエリアへ赴くというエリア攻略型のものになっています。光の勢力に押し潰されようとしている所を、闇の戦士が“闇”に塗り替えていくというイメージを持っていてください。もちろん、進行によって同じエリアでも見え方が違うという新しいことにも挑戦しています。

――今回は第一世界が舞台になりますが、原初世界との行き来はできるのですか?

吉田氏:光の戦士は“超える力”によって可能です。ただ、パッチ3.4のときの闇の戦士編では、第一世界側から来た、元光の戦士たちは命を捨てることで原初世界へ来ていましたが、それをしなくてすむモノが存在しています。なので、単純な“超える力”だけではできません。「ヒカセン、一回死ぬんだ…」みたいなことにはならないので安心してください。一度行けばテレポも使えるようになります。

――テレポにはギル使うのでしょうか?

吉田氏:そこは、転送網の維持費だと思ってください。そもそも「第一世界にギルが流通しているのか」、「アラグ帝国が無いのにアラガントームストーンはどうなるの?」といった疑問が湧いてくるとは思いますが、そこは徹底して設定を作り納得いく形に落とし込んでいます。

――新種族のロスガルについて、獣人を入れておきたいとおっしゃっていましたが、その理由を教えてください。

吉田氏:色々な価値観の元、遊んでもらうことがMMOの本質だと思っていて、美男美女だけでなく、その他の部分にもスポットを当てたいと思ったからです。これ以上、今のパッチ速度で新種族を追加するのは限界にきていて、足せてあと1つだろうというところで悩みに悩んだ末に追加を決めました。

――新種族は2種族とも頭が特徴的ですが、頭装備はどうなりますか?

吉田氏:表示されません。そのかわりに今までの「FFXIV」のルールではNGな顔のパーツを実装することができました。今回思い切ったルックスの新種族を作らなければ意味が無いので、ヘルムは被れなくていいと決めて、どのヘルメットを装備してもグラフィックには反映されません。ただ被り物系だけは首すげ替えで対応しています(笑)。

――メガネはどうでしょうか?

吉田氏:メガネも反映されません。今後少しづつ対応できる部分はあるかと思いますが、初期段階ではできません。

――今回、ララフェルもとい、ドワーフが第一世界では蛮族であるという衝撃の事実が判明しました。ですが、そもそも蛮族はガレマール帝国が決めたものだったと思うのですが、第一世界にはガレマール帝国はいませんよね?

吉田氏:我々日本人にも、蛮族という日本語は存在していますよね。それと同じで、第一世界の言語の中に、「人というより蛮族だよね、野蛮な種族だよね」という呼称があるので、それだと思ってください。ガレマール帝国が決めた蛮族ではありません。第一世界の外れものというイメージです。世界設定本にも伏線を張ってあるのですが、時代や政治思想によって何を蛮族とするかは違ってきます。

――第一世界の蛮族は蛮神を呼ぶのでしょうか。そもそも蛮神が存在するのかという疑問もあります。

吉田氏:さぁ、どうでしょう(笑)。ただ、分裂した世界においてもエーテルの力を使い強く願うと、神降ろしとして顕現してしまうという事象は、他の平行世界でも起きている可能性は高いかなと思います。それと、5.0に蛮神が出るかどうかは別問題ですが。

――ドワーフは歴代の「ファイナルファンタジー」のビジュアルをイメージしてデザインされたのでしょうか?

吉田氏:そうですね。ドワーフから仲間だと認めてもらえればドワーフヘルムを被れる日がくるかと思います。あれを被ると誰でもあの見た目になることができます。先程SNSを見ていた時に、「第一世界から来た白魔道士のラミミが髭とヘルムを着けていない」という声を見かけましたが、そこにもちゃんと理由があります。

――ドワーフが蛮族クエストになることも?

吉田氏:その可能性はあると思います。ドワーフたちもいくつかの派閥に別れており、僕らから見ると子供のケンカのような小競り合いをしています。そこを取り持って上げたりするようなクエストは出てくるかもしれませんね。

――自分がララフェルでドワーフたちの村に訪れると友好的に迎えられたりするのですか?

吉田氏:でも皆さんヘルメットも髭も着けていないですよね?「掟を捨てたドワーフだな!」と思われる可能性もありますね。今回は新しいファンタジーを作っていこうとしているので、そこがポイントですね。

――家のサイズもララフェルでしか入れないというのもその一環でしょうか?

吉田氏:4.0の時にはアジムステップでアウラの生活を描いたところ、他の種族にも欲しいという意見をいただきました。そこで今回、世界的にも人気なララフェルにまずスポットを当ててみようか、というところですね。

――クエストの進行には影響ありませんよね?

吉田氏:大丈夫です。

――デブッテが発表されましたが、プレイヤーが使用することはできますか?

吉田氏:ふくよかなミコッテですね(笑)。世界中に色々な体型の人はいて然るべきなのですが、これまでコストの面で作ることができませんでした。しかし今回、思い切ってコストをかけて体型の違う同じ種族の検証の1つ目として今回始めています。なので、まずは感想を頂きたいかなと思います。

――第一世界の広さについて教えてください。4.0で追加されたエリアに比べてどれくらいのスケール感になるのでしょうか?

吉田氏:ゲーム全体のボリュームとして4.0を下回ることは絶対にありません。今回発表された“ノルヴラント”は“3国 エオルゼア”と対になる存在です。そしてこの“ノルヴラント”以外は、光の氾濫で消し飛んでいる“無の大地”と呼ばれる真っ白な世界が広がっています。実際にフィールドでその様子も確認することができます。

少しだけお答えすると以前の基調講演で紹介した“アムアレーン”は、めくれ上がったような地形になっていたと思いますが、あれが押し寄せてきた光の氾濫がギリギリ止まったというキワになっています。それが“ノルヴラント”地域を円状に包んでいて、その外は全て無の大地となっています。

――では、「希望の園 エデン」のアートは、無の大地ですか?

吉田氏:さぁどうでしょう。モスの葉っぱかもしれません(笑)。

――これまでの拡張では飛行や水中など、移動の幅を広げるものが追加されてきましたが、今回は無いのでしょうか?

吉田氏:今回は無いです。その変わりに世界を闇に塗り替えていくという体験に集中しています。まぁ、後は単純に無重力くらいしか残っていないので、それは月に行くときでいいかなと(笑)。

――それでは今回の一番の核となるのが、その世界を塗り替えていくという部分になるのでしょうか?

吉田氏:いつも拡張でお話していることと繰り返しになってしまいますが、新作RPG一本分のゲーム体験をさらに広げていきたいと思っています。特に今回はRPGとして一人で遊んで、世界にドップリはまれるものになっています。

――ありがとうございました。

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