スクウェア・エニックスが配信中のiOS/Android用アプリ「刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火」の1周年イベントが3月30日、東京・EBIS 303にて開催された。

目次
  1. 「みにとじ」振り返りからクイズコーナー、さらに「とじとも」最新情報も
  2. ライブパートではBGMを生バンドで再現!

「『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』1周年記念イベントもなせばなるっ!」と題された今回のイベントには、2018年3月に配信が始まった「刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火」(とじとも)の1周年を祝うため、茜屋日海夏さん、本渡楓さん、大西沙織さん、石原夏織さん、五十嵐裕美さんという5人のキャストが集結。

会場には開演前から多くのファンが集結し、特に物販コーナーには長蛇の列ができる盛り上がりだった。そのほかにもキャスト陣が過去のイベントで着用した衣装、さらにファンが自由に書き込めるメッセージボードも設けられ、ファンが一体となって1周年を祝福していた。

「みにとじ」振り返りからクイズコーナー、さらに「とじとも」最新情報も

イベントの冒頭は茜屋さん、本渡さん、大西さん、石原さん、五十嵐さんの5人が一斉に登場し、ゲームの主人公・美炎たち5人がイベントに向けて影ナレなどの練習をする朗読劇がスタートする。5人が力を合わせて影ナレの台本を作るのだが、その最中にも姫和が「とじとも」をプレイしたり、智恵が呼吹を怒ったりと、いつも通りとの掛け合いが繰り広げられた。

「刀使ノ巫女」シリーズといえば2019年1月から3月にかけてショートアニメ「みにとじ」が放送されていたことも記憶に新しい。ということで、キャスト陣お気に入り場面を一文字で表現しながら振り返るコーナーに入る。

五十嵐さんが選んだ1文字は「弱」。五十嵐さん演じる呼吹が相対的に弱さを感じる場面が多かったそうで、第1話「とっくん」、第5話「おねえさん」では特にそれを感じたという。ゲームでは格好いいシーンが目立つ呼吹だが、アニメでは清香に迫られたり、智恵によく怒られたりするシーンがあったことが理由のようだ。

本渡さんが選んだのは「緩」という文字。第6話「おむすび」の中で、昔の結成して間もない親衛隊のメンバーたちが名字で呼んでいたものの、結芽が加入したことで呼び方が緩まっていくところから来た文字だという。

そして石原さんと茜屋さんは2人同時という形で「驚!!!♡」というワードを披露する。まず「驚!!!」という文字について石原さんは、第2話「ぷれぜんと」で、可奈美への誕生日プレゼントとして姫和が納豆ご飯を持ってきたことに驚き、アフレコ中も面白くて吹き出しそうになってしまったことから選んだという。また茜屋さんの「♡」も同じエピソードから、ゲームキャラもアニメキャラもみんなでお祝いしているところに可奈美への愛を感じたからと理由を話す。ちなみにこのエピソードで美炎が渡した「いつでも立ち合い券」は、茜屋さんが自分で描いたものとのこと。自分が描いたものをそのまま使ってくれたことから、スタッフの愛も感じたと振り返った。

最後に大西さんが発表したのは「尊」という1文字。第7話「ほらいずんどうめい」で、胸の小ささで共感しているキャラクターたちや、みんなの髪型が入浴仕様になっているところに尊さと感じたとか。

続いてのコーナーでは、「とじとも」のプロデューサー・椎名崇徳氏も参戦し、Twitterで行われたファンアートコンテストの結果発表が行われた。「とじとも」が好きすぎて、「すぐにTwitterで検索する」と語る椎名氏。その中で、Twitter上でイラストを描いている人がとても多く、今回の企画を思いついたと経緯を話す。

結果発表はキャスト陣ごとに行われ、五十嵐さんや石原さん、大西さんが選ぶ特別賞のほか、本渡さんの「これはえーで賞」など、どれも個性的なイラストが次々と紹介される。そして大賞は「狛、木」さんが描いたイラストで、「とじとも」メンバー総出演の豪華な内容。アニメ組、調査隊組関係なく一堂に会しているだけでなく、細かいネタも詰め込まれていることが受賞の決め手だったようだ。

さらにキャスト陣5人のチームワークが試されるクイズ企画「5人のキズナでなせばなるっ!」も行われた。まずは4つの選択肢の人気順を当てるランキングクイズ。ランキングは会場のファンにアンケートで決まるため、キャストとファンの以心伝心が問われる問題だ。

最初の問題は「次のうち、もっとも印象に残っている衣装は?」。選択肢はA.ハロウィン、B.クリスマス、C.スク水、D.バニーガールとなっており、ファンの拍手が多かったのはABCDの順番だった。それに対してキャストの5人の予想は、本渡さんがABDCと惜しかったものの、残念ながら全員不正解という波乱の幕開けとなってしまった。

続いての問題は、「これまでにお世話になったサポートメンバー」。選択肢はA.加賀美ミミ、B.播つぐみ(パティシエ)、C.アイズ・ヴァレンシュタイン、D. 安桜美炎(配信記念)で、ファンが選んだのはCBDAの順番。これもまた難問だったが、今回は大西さんがピタリと当ててみせた。

さらに、5文字のワードが答えのクイズに、1人1文字ずつ答えていく「5文字クイズ」では、「御刀を英語で言うと?」という問いに対して茜屋さんがナイフだと思ってしまったり(正解は「SWORD」)、「ホライズンの日本語訳をひらがな5文字で言うと?」という問題では、ほらいずん同盟の1人である姫和役を演じている大西さんだけ間違えてしまう展開も。

そんなクイズコーナーで大いに盛り上がったあとは、ゲームの最新情報を紹介するパートへと移る。まず、椎名氏の「より多くの人に『とじとも』を知ってもらいたい」といった発言に続いてスクウェア・エニックスがプロデュースするアイドルグループ・GEMS COMPANYとの相互コラボが発表。GEMS COMPANYによる実況生配信が複数回公開されるほか、「とじとも」でもGEMS COMPANYの衣装や、GEMS COMPANYメンバーがサポートメンバーで登場する。

これに加えて、新プレイアブルキャラクターとして姫和の母親である柊篝が登場することもサプライズ発表。アニメでは実現できなかった親子共演というゲームならではの展開も楽しめる。また20年前の姿をした折神紫も合わせて登場することが発表された。

ほかにも4月からメインストーリー第三部4章、5章が配信、初夏から夏にかけては巨大な大荒魂に挑む協力討伐イベントの実装など、今後のスケジュールも続々発表。さらにアニメで登場した御刀が順次実装することも明らかに。会場のスクリーンには薫の祢々切丸が映し出され、ファンからは大きな歓声が上がっていた。

今後の展開はゲームだけにはとどまらず、新規描きおろしストーリーの新作ノベル企画が進行中であることが発表。こちらはアニメから1年前の物語が描かれるという。そして「刀使ノ巫女」、「みにとじ」のメインスタッフが出演するファンミーティングが5月25日、新宿ロフトワンで開催することも発表された。本編映像を見ながらトークする、濃いイベントになるようだ。

ライブパートではBGMを生バンドで再現!

第2部のライブパートでは、以前マチ★アソビで行われたゲームBGMライブに楽曲をさらに加えた形で進行した。まずはUyuさん、RyuMihoさんの2人が美しいハーモニーで「燈火結いて」を披露すると、幻想的な雰囲気から一転、ステージには本渡さん、大西さんが登場し、「とじとも」主題歌の「二重のキズナ」を歌い会場を盛り上げる。

「とじとも」のBGMを生バンドのサウンドで再現するメドレーを挟みつつ、Uyuさん、RyuMihoさんの2人は「希望灯る刻」を猛々しく歌うと、ファンを煽りつつ流れるように「一閃」へ。マチアソビでのライブでも披露されたおなじみの楽曲で、会場のボルテージをさらに高めていく。

ライブは後半になるとまた違った表情を見せる。ピアノの旋律とともに「もし、髪が魂に濡れたら」が歌唱され会場のムードが一気に落ち着くと、親衛隊のイベントシーンをバックに歌われたのは「帰燕」。ゲームのハイライトがフラッシュバックする巧みな演出に、会場は感動に包まれる。

ライブがフィナーレと向かう中、再びボルテージを上げるべくバトル曲をベースにした「鏗錚」「神薙」が続けてドロップ。最後は本渡さんと茜屋さんが登場すると、「みにとじ」の主題歌「この番組はうら若き公務員たちの提供でお送りいたします」を披露。この楽曲がフルで歌われるのははじめてのことで、会場もこの日一番の盛り上がり。

最後はイベントの出演者と来場者全員で記念撮影。「どんなポーズで撮影するか」でもうひと盛り上がりしたりと、終演の瞬間まで笑顔のたえないイベントとなった。

刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火

スクウェア・エニックス

iOSアプリiOS

  • 配信日:2018年3月19日
  • 価格:基本無料

    刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火

    スクウェア・エニックス

    AndroidアプリAndroid

    • 配信日:2018年3月19日
    • 価格:基本無料

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