バンダイナムコエンターテインメントがPS4/Xbox One版を2019年9月26日、Steam版を2019年9月27日に発売予定の「コードヴェイン」。本稿では、ゲーム内の歴史や世界観に関する情報をお届けする。
「CODE VEIN」の世界設定
コードヴェインの世界の歴史
大崩壊
- 吸血鬼の誕生
- Q.U.E.E.N.(クイーン)計画開始
- クイーンの暴走
クイーン討伐戦
- 赤い霧の発生、血涙の泉の出現
- シルヴァによる統治
臨時総督府・サーベラスの組織
人間の保護管理、血税制度の導入
現在
世界の崩壊と吸血鬼の誕生
大崩壊
突如世界を襲った災厄の通称。審判の棘の発生により各都市の大部分が破壊され、人類の半数近くが命を落としたと言われている。
吸血鬼(レヴナント)の誕生
世界の崩壊とともに姿を現した、「バケモノ」と呼ばれる異形の存在に対抗するため、人為的に作りあげられた不死の戦士。通常の人間と比較して非常に高い身体能力を持ち、心臓を破壊されない限り霧散して何度でも蘇る。
クイーンの暴走
Q.U.E.E.N. 計画
吸血鬼の欠陥である「同種への血の渇き」を抑制し完全なる戦士を作り出すという目的で進められた計画。あらゆる生命体の血液をBOR寄生体に取り込ませることで同種への血の渇望を分散・抑制し渇きの症状を抑えることに成功するが、激しい苦痛を伴う何度もの実験に被検体の少女が耐えきれず暴走、クイーン討伐戦に至ることになる
暴走した時の姿のまま、検査着のような衣服に身を包み、腕には包帯が見える。その体からは吸血鬼の血の渇きを促進させる瘴気が発せられマスクなしでは近づくことすら困難。無数の棘を操るその力は強大で、数えきれない吸血鬼が屠られている。さらに、周囲の堕鬼を意のままに操る能力も確認されている。
クルス・シルヴァ -Cruz Silva-
Q.U.E.E.N.計画の被験者となった少女。ルイのスクールメイトであり、グレゴリオ・シルヴァの娘。皆を助けたいとの思いから、つらい実験にも耐えてきたが、成功をしない重圧の中で、些細なすれ違いから暴走。破壊の権化となった。
クイーン討伐戦
暴走したクイーンを討つべく、シルヴァの指揮のもと吸血鬼部隊が人類の存亡を賭けて戦った戦い。
兵士として投入されたのは大崩壊時やクイーン暴走により死亡した人間から造られた吸血鬼たち。多くの吸血鬼を生み出す要因となった事件ともいえる。また、その後多くの堕鬼が生み出される原因にもなった。
クイーン討伐戦後の統治
クイーン討伐戦後、シルヴァは限られた人間の血と血涙を管理するため臨時総督府を立ち上げ吸血鬼達の統治を行った。その厳しい圧政の前に反発を抱く吸血鬼も少なくない。
臨時総督府
「クイーン討伐戦」以降に設立された、シルヴァが指揮を執る機関の総称。吸血鬼に対する血涙の徴収と分配や、保護シェルターを利用した人間の身柄保護などを行っている。
治安維持部隊「サーベラス」
シルヴァ率いる臨時総督府に所属する吸血鬼部隊。各地で生活する吸血鬼の活動を監視し、定期的に血涙の徴収と分配を行っている。「クイーン討伐戦」を生き延びた猛者が多く集い、その戦闘能力は極めて高い。
吸血鬼 -レヴナント-
閉鎖された世界の中で生きる吸血鬼(レヴナント)。彼らは超常的な力の代償としてヒトとしての記憶の大部分を喪いながらも、血を吸うことでかろうじて人間性を保ちつづけている。
霧化
吸血鬼の肉体が機能を停止した場合に、心臓に取り込まれた寄生体によって引き起こされる「自己防衛機能」。肉体を形成する細胞を空気中に分散し、再結合することによって、肉体を復活させることができる。
灰化
心臓に寄生するBOR寄生体を破壊した場合は体細胞が結合崩壊を引き起こし宿主もろとも灰と化す。この場合、二度と再生することはできなくなり、吸血鬼は「死」を迎えることとなる。
記憶の欠損
吸血鬼が死と再生を繰り返す中で、体内の寄生体が傷つけてしまった場合、記憶を失ってしまうことがある。本人は記憶を失っていること自体にも気づくことができない。
堕鬼 –ロスト-
血が欠乏し、人の心を保つことができずに異形と化した吸血鬼のなれの果て。決して満たされることのない血の渇きの苦しみから逃れるべく、新たな血を求めて永遠に世界を彷徨い続ける。
自我喪失<ロスト>
吸血鬼の血の渇きが閾値を超え、堕鬼に成り果ててしまうこと。一度自我喪失し、堕鬼となってしてしまうと、二度と吸血鬼にはもどれない。
血への飢えが閾値を超え自我喪失(ロスト)する事で、吸血鬼は堕鬼になる。BOR寄生体による侵蝕が加速的に進行し宿主と細胞レベルでの融合を果たすためBOR寄生体そのものの破壊、つまり灰化させることは実質的に不可能となる。心臓を破壊されても消滅しない真の不死の化け物であり、人の頃の理性は一切残っていない。
フィールド
フィールド紹介1:崩壊都市
巨大な「審判の棘」に貫かれ崩壊した市街地。建造物の立体構造や崩壊で生じた瓦礫による死角が多く、隠されたアイテムや敵からの奇襲に気を付けながら探索する必要がある。
フィールド紹介2:凍てついた霊峰
雪と氷に閉ざされた険しい山岳地帯。吹雪により視界が遮られ、雪庇など滑落の危険が付きまとう。山岳部だけでなく、氷に覆われた洞窟のエリアも存在する。
フィールド紹介3:火の降る街
決して絶えることのない地獄の業火に焼かれた街。荒れ果てた廃墟が何の前触れもなく一瞬にして炎の渦に呑みこまれた。その勢いは未だ収まることを知らずすべてを灰にするまで燃え続ける。
フィールド4:冠砂の楼閣
忽然と現れた砂の海に埋没した廃墟。生き埋めになった堕鬼が砂中から忍び寄り吸血鬼を引きずり込む危険地帯が点在する。枯れた大地に緑が芽吹くことはなく無情の渇きが来訪者を待ち受ける。
フィールド5:白い血の聖堂
くり抜かれた大地に浮かぶ異様な聖廊。その複雑怪奇な構造は踏み入る者を拒み、無限の道程に誘う
フィールド6:深層
各地の奥深くに広がる未踏の地。治安維持部隊サーベラスの功績でその入り口を発見するが蔓延する瘴気に道を閉ざされてしまっていた。謎に包まれたそこは、未知なる危険に溢れ失われた資源が眠っているといわれている
マルチプレイシステム紹介
本作では救難信号を発することで他の吸血鬼に助けを求めることが可能。
自身とバディ、救援に駆け付けた吸血鬼の3人での探索が可能になる。攻略に詰まった際にはぜひ活用していこう。
救難信号を受信して助けに入ったプレイヤーも、探索中に敵からドロップしたアイテムやヘイズは獲得できる。さらに、使用した錬血の熟練度も獲得できるので自らの強化も兼ねて積極的に援助してあげよう。
錬血「ギフトヒール」でプレイヤーキャラとバディの2人に同時に体力を分け与えることができる。そのほか、強化系の錬血なども使用可能。
プレイヤー同士、協力してダンジョンを攻略していこう。
マルチプレイ:コミュニケーション
マルチプレイにおけるプレイヤー同士のコミュニケーションを紹介
本作では、「ジェスチャー」「スタンプ」「ボイス」を自由に組み合わせることが可能。自分だけのエモーションを作ろう。
作成したエモーションは複数の種類をパレットに保持しておくことが可能。フィールド内やバトル中など即座に呼び出すことができる。
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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