PC以外のプラットフォームでも展開！「デスマーチクラブ」最新情報ステージの模様をお届け【TGS2019】

千葉・幕張メッセにて9月12日より開催の「東京ゲームショウ2019」。KONAMIブースで9月14日に行われた、「デスマーチクラブ」最新情報のステージをレポートする。

ステージには、MCの森一丁さん他、イザナギの梅田紳助氏、トゥーキョーゲームスの小高和剛氏、打越鋼太郎氏、そしてスペシャルゲストとして声優の緒方恵美さんが登壇した。

このステージでは「デスマーチクラブ」の最新情報に迫るということだが、緒方さんもまだプロローグを収録したのみで、今日何故呼ばれたのかもよくわからない、と会場に集まったファンの笑いを誘った。

ちなみに緒方さんの役はポチという名前のキャラクター。内向的で受動的で挙動不審という性格らしいが、小高氏は「まだ変わるかもしれません」と、何度も繰り返した。打越氏も、「この二人が作るものなので」と意味深な発言。だが、開発自体は順調だという。

なお、キャラクター情報は既に公式サイトで公開されているので、まだ「デスマーチクラブ」について全然情報を仕入れていないというひとは、ぜひ先に公式サイトを軽く見てから続きを読んでほしい。

「デスマーチクラブ」公式サイト
https://deathmarchclub.com

ストーリーについては、「ダンガンロンパ」の時と同様で語ること自体がネタバレになりかねないと、かなり慎重な発言が飛び出す場面も。どのように情報を出していくべきかは未だに悩みつつ、「DEATH STRANDING」に対抗心を持っていると、小高氏らしいジョークを飛ばした。

ここで、初公開となるPVが上映。まずはその一部を順に紹介しよう。

PVにまず映ったのは、謎の薬剤。そしてその薬剤を強制的に注射されたのは、現在公開されている「デスマーチクラブ」のキャラクターイラストとはずいぶんと雰囲気の違うリアル寄りなグラフィックの男子生徒。

その男子生徒は、そのまま死んでしまう。騒ぎ出すクラスメイトに、謎のキャラクターが言う。「彼はルールを犯したから死んだ」と。そして謎のキャラクターは「これから君たちにはノルマゲームをやってもらう」と告げる。

まずこの時点で困惑するだろう。公式サイトで公開されているキャラクターや世界観とは全く違う。もちろんPVはここで終わりではない。

謎のキャラクターは「ノルマゲーム」について説明をする。教室の生徒たちの手首にはめられたバングルには、自分ではない違う誰かの名前と「親友を殺す」というワードが書かれていた。みんなのバングルには、ここにいる誰かのノルマが記されているという。そして一番最初にそのノルマを達成した人にだけご褒美が与えられるのだ。

だが、当然自分のノルマは他の人のバングルに書かれているので、わからない…。

ご褒美をもらうためには、自分のノルマを知らなければならない。だが、もちろん誰も素直に見せるはずがない。見せた相手にノルマを達成されたら、自分がご褒美をもらえなくなる。ならば、無理やり奪うという手もあるよね、と意味深に告げる、謎のキャラクター。例えば、相手を殺すとか。

…というところで、PVの雰囲気はいきなりがらりとかわる。

そう、これは「デスマーチクラブ」の登場人物たちが見ているテレビ番組だったのだ。

登場人物たち「ガンバレ組」は、修学旅行へと向かうバスの中で、いまのテレビ番組を見ていた。しかし、その時謎の隕石のようなものが落下。バスはその爆発に巻き込まれてしまったのか、「ガンバレ組」たちは謎の水中遊園地へと連れてこられてしまう。そして、まだ小学生の彼らは、バスの中で見ていた「ノルマゲーム」を課せられてしまうのだった。