スクウェア・エニックスは、今冬発売予定のPS5/PS4/Xbox Series X/Xbox One/PC(Steam)向けソフト「OUTRIDERS」(アウトライダーズ)について、日本初となるブロードキャスト「OUTRIDERS BROADCAST JAPAN」を本日9月26日に配信した。

本放送では、今冬に発売が予定されているサードパーソンCOOPシューターゲーム「OUTRIDERS」(アウトライダーズ)の国内向け最新情報や実機プレイが公開された。

司会はエレキコミックの今立進さん、解説には本作のローカライズプロデューサーを担当する赤石沢賢氏と山本大輔氏、ローカライズディレクターのローズ賢氏が登場。番組後半には、スクウェア・エニックス 代表取締役社長・松田洋祐氏も出演した。

まずは、本作の概要が改めて紹介された。本作は、「Gears of War」などを手掛けるポーランドの開発会社・People Can flyによるサードパーソンシューターゲーム。一般的なTPSとは異なり、スキルやレベルといったRPG要素が存在する。また、超能力によるスピード感のある戦闘も魅力の一つだ。コープシューターとなる本作だが、ソロプレイも可能とのこと。

物語の舞台は、2076年の近未来。人類は、環境破壊が進む地球から未知の惑星・エノクへと移住した。しかし、そこは時空の歪みと電磁嵐が頻発する過酷な場所だった…。未来を切り拓くため、プレイヤーは先遣隊「アウトライダー」として未開の土地を探索する。

続いて、序盤でプレイヤーが選択することになる4つのクラスがローズ賢氏より紹介された。各クラスは、惑星エノクに満ちる未知のエネルギーから授かる多種多様な超能力を使うことができる。

まず紹介されたのは、トリッキーなスキルで敵をかく乱する「トリックスター」。時空を操作する能力を持っており、敵の近くにワープしたり周囲の時間の流れを遅くすることができる。移動性能が高く、味方に攻撃のチャンスを与えやすいクラスだ。

次に登場したのは、多数の敵を一網打尽にできる「パイロマンサー」。炎を操る能力と随一のパワーを持つアタッカーだ。スキルは敵を倒すだけでなく自由を奪うこともできるので、他クラスとのコンビネーションで猛攻を仕掛けよう。

続いて紹介されたのは、高い守備力がウリの「デバステーター」。大地の力を操り、敵の攻撃をしのぐタンク的役割のクラスだ。攻撃の吸収・反射ができるスキルも持っており、守りから攻めに転じることも可能となっている。

最後に登場したのは、先日発表されたばかりでローズ氏も一押しの遠距離支援クラス「テクノマンサー」。タレットや機雷などの設置物や状態異常を駆使して味方をサポートする、やや玄人向けなクラスだ。

4クラスの紹介にあわせて、戦闘時の回復方法も明らかに。本作には回復薬といったアイテムは存在せず、攻撃に結び付いた回復方法が採用されているという(トリックスターならば「近距離で敵が倒れるたび回復」など)。武器やスキルを駆使しつつ、アグレッシブに戦闘に参加するのが良いだろう。

また、カスタマイズについても明らかになった。スキルツリーではクラス固有の能力を強化可能。スキルポイントは振り直しもできるとのことだ。さらに、武器や装備もさまざまな特殊能力を有しており、これらの組み合わせで自分だけの戦術を組み立てることができる。

続いて、赤石沢賢氏より「難易度」の説明がなされた。本作の難易度は全部で15段階。初めは1からスタートし、プレイヤーの成長段階によって自動的に上がっていくシステムとなっている。難易度が上がると当然敵は強くなるが、ドロップ率も上昇する。なお、難易度はアンロックされた範囲内で調整可能とのことなので、自分に合ったレベルを選ぼう。

そして、いよいよ本作の実機プレイがお披露目。スペシャルゲストとして松田洋祐氏が登場し、山本大輔氏、ローズ賢氏と3人でのコーププレイが行われた。

チーム構成は松田氏がパイロマンサー、山本氏がトリックスター、ローズ氏がテクノマンサーを担当。前半では山本氏が敵を足止めしたところを松田氏が一網打尽にするなど、本作ならではの連携が飛び出した。

後半は、プレイヤーと同じく超能力を扱えるボスとの戦闘に。敵の激しい攻撃に一度は全滅するも、それぞれのスキルを駆使して善戦。最後は3人による集中砲火で、見事ボスを撃破した。

最後に、改めて本作の商品概要が公開。発売日などより詳しい情報は決定次第公式サイトで発表されるとのことなので、続報を楽しみに待とう。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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