ウェルプレイドは、電通ライブと業務提携契約を締結、新チーム「Play G-round」(プレイグラウンド)を2020年11月1日に発足すると発表した。

目次
  1. コロナ禍で増加し続けたゲーム需要。ゲームを通したコミュニケーションの拡大。
  2. 運動会や忘年会など、誰もがeスポーツを楽しめる新たな活用の提案
  3. 「Play G-round」に込めた思い

「Play G-round」は、eスポーツをプロプレイヤーのみならず老若男女問わず多くの方が楽しめる“遊び場”や“競技の場”として拡張する新チーム。

ゲーム業界の枠組みを越え、誰もがeスポーツを通して企業間や個人間のコミュニケーションを生むことができ、楽しめるエンターテインメントの新しい形を提案するほか、プロモーションやブランディング活動のサポートなども行っていくという。

コロナ禍で増加し続けたゲーム需要。ゲームを通したコミュニケーションの拡大。

新型コロナウイルスの影響で自粛生活が強いられる中、ゲーム情報・攻略サイト「GameWith」が2020年9月に発表した「コロナ禍におけるゲームプレイ実態」では、ゲーム効果のベスト3に「友人・家族とのコミュニケーション」が入り、人とつながるツールとしてゲーム中の会話が外出自粛中のストレス解消の一助になると公開されました。

また、MMD研究所が2020年7月22日~7月26日の期間で実施した「2020年シニアのスマートフォン・フィーチャーフォンの利用に関する調査」では「スマートフォンで新しく始めたこと・する頻度が増えた習慣・行動」の上位に「ゲーム」がランクインしたり、スウェーデンでは平均年齢67歳のシニアeスポーツチームが結成され2019年に大会優勝するなど世代を問わずゲームが楽しまれています。

さらに、米通信大手Verizonデータは、北米で2020年3月中旬に始まったロックダウンのタイミングで、ピークの時間帯にオンラインゲームの利用者数が75%増加、配信サービスの利用者数が12%増加したと発表いたしました。年齢を問わずデジタル行動が加速し続ける中、コミュニケーションの一ツールとしてゲーム需要はこれまで以上に増加しています。

運動会や忘年会など、誰もがeスポーツを楽しめる新たな活用の提案

ウェルプレイドは、日本初のeスポーツ専門会社として、eスポーツ選手のマネジメントや日本最大級のeスポーツ専用施設「REDEE」の設立~運営、オフィスイベントにeスポーツを活用した「『三井のオフィス』eスポーツチーム対抗戦」の企画~運営など、オンライン・オフライン関係なく数多くのeスポーツイベントの企画、開発、運営を行い、ノウハウを蓄積してまいりました。

電通ライブは、イベント・スペース専門会社として、企業コミュニケーション活動においてブランドの価値をより高め、生活者とのエンゲージメントを深める基点となるリアルな体験価値の創造を行ってまいりました。また、ニューノーマル時代に対応した新しい体験価値やエンターテイメントを「L!VE ON PROJECT」と称して世の中に提案する活動を行っております。

ウェルプレイドと電通ライブの強みを生かし結成したチーム「Play G-round」では、ゲーム業界の枠組みを越え、誰もがeスポーツを通して企業間や個人間のコミュニケーションを生むことができ、楽しめるエンターテインメントの新しい形を提案してまいります。また、プロモーション、ブランディング活動のサポートなども実施してまいります。

「Play G-round」提案例

・コロナ禍で実施が難しくなっている社内懇親会(運動会や忘年会など)や企業対抗戦などの企業活動を、eスポーツを活用しリニューアルするご提案
・適切なルールやハンデを設定することで、老若男女の誰もが夢中になれ仲良く楽しめるオンラインゲームイベントの開発
・ゲームの操作になれないシニア層などに向けたプロゲーマーによるレッスンやコミュニケーションの提案
・電通ライブが自社で開発・編集している「新型コロナウイルス対策マニュアル」に則った安全なリアルゲームイベントの実施
・ウェルプレイドが開発した3密を避けた遠隔ゲーム番組配信サービスを活用したゲームイベントの提案
・オンラインとリアルイベントを組み合わせた新しいeスポーツ大会の開発やeスポーツを通じた企業と消費者の新しいコミュニケーションの開発

「Play G-round」に込めた思い

電通ライブ クリエイティブ・ディレクター 志田和宏

プロ野球やJリーグも面白いけど、原っぱでやる草野球も楽しい。eスポーツはプロのためだけのものではないと思います。

今、ゲームに夢中になっている子どもたちから、子どもの時からゲームを遊び続けて大人になった世代やゲームに触れてこなかったシニア世代まで、人種や国籍や性別・年齢を超えて競い合い、楽しめるのがeスポーツの可能性。

「Play G-round」が作る新しい遊び場で一緒に遊びましょう。

ウェルプレイド 代表取締役CEO 谷田優也

ゲームの楽しみ方、受け入れ方の一つとしてeスポーツという考え方があるとするならば、eスポーツ自体も、様々な柔軟性や拡張性を秘めたものであるべきだと思います。人それぞれのeスポーツの楽しみ方、それは年齢・性別を超えて様々な形で一つの遊び場として成立するべきです。

一つのつながりを生み出すきっかけとなる願いを込めて、このプロジェクトチームを発足しました。人と人のご縁、つながりを生み出す新しい試みにご期待ください。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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